週末はIZU TRAIL JOURNEYに参加してきました!
大会前はオーガナイズの問題等話題になりましたが、終わってみれば初回とは思えないほどしっかりした運営、素晴らしい大会!前日に70kではなく75kだと判明しても、出場者はむしろ一様に嬉しそうなのがロングのトレランらしい(笑)。やはりドMな人たちばかりです!もちろん自分もその一人(笑)
コースは再生古道トレイルから林道中心に伊豆稜線の二本杉へと繋ぎ、そこから修善寺温泉まで縦走するコース。様々なトレイルのサーフェイスを踏みながら、景色も森あり絶景あり、オマケで強風あり木段ありで(笑)、非常に楽しいものでした。
レースがはじまりしばらくして感じたのは、「これは相当走れるコース」「自分クラスでも高速レースになる」ということ。実際最初のじわじわ感のある+500mの登りも、その多くを歩くのではなく走る状況でした。心拍も高めで早々に潰れないか心配でしたが、仲間で楽しく引っ張り合えたことと1月以降のチーム100マイルから学んだトレーニング効果もあり、むしろ良い流れに乗って先へ進むことができました。午前中は思ったより気温も上がらず、森の中で強風を防げたこともラッキーでした。
おおよそ中間地点にあたる仁科峠では、初めて娘(小3)がサポートをしてくれました。うちは嫁も数年前からトレランを始めており、こんな感じで家族で楽しめることにとても感謝しています。トレラン、ほんとにありがとう!でも娘は帰宅後「あんまり面白くないからもう行かないよ!」とのこと(笑) きっと走るとまた違うんでしょうね。今度鎌倉辺り、ピクニックがてら少し走らせてみようかな…?
若干話が逸れましたが、仁科峠以降はいよいよ笹尾根中心の稜線となり、強風との戦い。横からの突風で鼓膜が破けるかと思ったり、真っ直ぐ下れず笹の群生に突っ込みそうになったり…楽しみました(笑)。またここら辺も仲間と前後していたので、励まし合いながらなるべくペースを落とさず進めたので助かりました。仲間とゆっくり景色を満喫しながらのトレランも楽しいですが、こうやって引っ張り合い、ときに仕掛け合う(笑)のもまた楽しいですね!
そんなこんなで、最終的には10時間45分くらいでゴール。修善寺温泉街では街の人や観光客の皆さんからも応援してもらい、最高の気持ちでテープを切ることができました!個人的なレース内容としてもこの時期&負傷明けとしては充分満足いくもので、特に課題の登り強化が順調にいっている感触を得ました。UTMF&UTMBに向け、まずはここまで悪くない感じでしょうか(それと完走できるかはまた別ですが…)。
最後に、いつも一緒に走ってくれる仲間、応援・サポートしてくれる仲間に感謝です。そして今回は、特に大会関係者の皆さんにお礼を!裏話を聞くと、やはり様々な難しい調整や問題が、まさに山のようにあったようです。それを考えず自分も大会前は不満を口にしてしまいました。しかし、現地で何よりこの目に焼き付いたのは、関係者やボランティアの皆さんが大会成功やトレラン普及のため懸命にがんばっている姿。自分も今後は単なるお客さまではなく、同じ志を少しでも共有し、まだまだ発展途上にあるトレランというカテゴリーを応援する姿勢でいたいと思います。
IZU TRAIL JOURNEY、素晴しい大会を本当にありがとうございました!