週末はT100M(チーム100マイル)のUTMF試走合宿に参加!
この合宿のトレーニング趣旨は、1か月後に迫ったUTMFコースを使い2日間で約70数キロを走り、B2B(Back to Back=2日連続で長時間トレーニングを行いロングレース用の地力を高める)効果を得ようというもの。
自分も練習ピークをここに持ってこようと調整していましたが、3月下旬から古傷の両カカトに違和感が…。合宿まで練習強度を下げ様子見したものの、悪化の恐れもありB2Bは諦めました。代わりに「コースのポイント把握」、「荷物多め/一部ストック使用など本番仕様」、そして「無理して故障を本格化させない」この3つをテーマにして取り組みました。
コースは以下。
初日 A8きらら~A9二十曲~S10富士小周辺(~ゴール)
2日目 A2本栖湖~竜ヶ岳~W1麓(~地蔵峠)~熊森山~長者ヶ岳~天子ヶ岳~田貫湖
※自分はコース中の( )をショートカット。他の多くのメンバーはフルでオールアウトw
内容としては、もはやT100Mの中で「ゆっくり」というのは死語なのでw、フル組はかなりのハイペースで2日間を終えていました。自分はというと、みんなが出し切ってオールアウトするのを見て半分うらやましいような、ホッとするような気分の中、練習強度や量を調整し、うまいこと違和感を故障に悪化させず終えることができました。物足りなさは残りましたが、こういうとき無理して突っ走らず「自己マネジメント」できたことは、それはそれで大きな収穫。どういう形であれ、T100Mは参加するたび得るものがあります。
また、夜は鏑木さんによる座学も行われたのですが、今回繋がったUTMFのルートは、幾重にも重なる困難な状況を関係者の皆さんが尋常ではない努力で打開してできた”奇跡の輪”であるということを再認識しました。そして、トレラン発展のために尽力してくださる関係者の皆さんに恩返しするためにも、またその方たちと一緒にトレランをもっともっと盛り上げるためにも、「自分も参加者として、この脚でこのルートを一周繋がなくてどうする?」そういう想いが強く湧き上がってきました。本番まであと1カ月弱、気持ちと体をしっかり高めて挑みたいところです。
最後に、参考情報として試走の感想や伺った話の要点を添えて終わりにしたと思います。
・五湖台への登りは昨年(下り)とは違うルート。プチ渋滞はあり得るがスタートダッシュは必要ない。
・本栖湖から竜ヶ岳への登りはシングルトラックのつづら折り。抜きにくいと思われる。
・竜ヶ岳からの下りで飛ばし過ぎない。
・天子は登ってしまえば以降は下り基調でかなり走れる印象。最後天子の下りも徐々に走りやすくなる。しかし飛ばし過ぎ注意。
・石割、杓子への登りはキツい(特に杓子)。しかしそれほど長くないのでガマン。
・富士小後のトレイル・林道の登りが結構キツい。
というわけで、日本トレラン最大のイベントUTMF、みんなで盛り上げていきましょう!