初日。落合～白沢峠～斉木峠辺りは栗やドングリの木がたくさんあり、予想以上のま～く～ゾーン！いきなり「熊が出たー！」と戻ってきたおじさんと出会いましたw　その後も足跡、爪跡、落ちたてホヤホヤの糞が続出で、途中笹薮からザザザーッと大きな音がしてビビります。その後は熊鈴に加え、iPhoneにDLしてある森進一ベストアルバムから「冬のリヴィエラ」を大音量&大合唱で前進www　みんなジジイだから完璧に唄えました涙　写真は白沢峠にある廃トラック。路駐危ないのでサイドブイレーキ引いときましたw

さて、熊エリアを抜けてホッとすると、紅葉がまだまだ綺麗なエリアへ。熊にも遭わずに済んだし心底癒されますw

多摩川源流に蒸着(ギャバン用語)。近くには「小さな分水嶺」っていう場所もあります。ここら辺に降った雨は、三方に分かれ多摩川・荒川・富士川になるそうです。なるほど度78点。

余談ですが、多摩川源流の前日はMMAブログもやってる裸のお坊さんと下流でセッションでした。

しかし私のパックラフトが破裂して途中で終了www　(余談おしまい)

話しは山に戻ります。多摩川源流を見た後は、奥秩父主脈縦走路に合流。秋晴れの山の景色が素晴らしい。

ほんと良いです。気持ちいい～～～！

苔むした登山道も趣きがあり好き。秋の奥秩父、日本の良さ凝縮です。

そんなこんなで、初日夜は雁坂小屋(閉鎖中)にてツエルト泊。この時期の2,000m級ということで、中は結露が凍りました(写真で濡れてるっぽいのは全部凍ってます)。中でこれですから、外は相当冷え込んだと思われます。それにしても、軽いとはいえツエルト泊の何が楽しいのか、いまだにわかりませんww　OMMレースもDNSしたい気持ちで胸が一杯です！初日終了。

2日目。色々着込んだけど微妙に寒く、16回くらい起きつつ4時半起床。ちなみに備忘録として、泊り装備はツェルトⅡロング、敷物としてツェルトの床にエマージェンシーヴィヴィ+山道113gマット、山道25Lザック(頭)＋それの付属パット(脚)。モンベル#5シュラフ+ゴアカバー。着込んだのはファイントラック下着シャツ・Tシャツ・キャプ2・キャプ4・モンベル薄手ダウン・水着パンツ・finetrackズボン・パタのフーディニ上下、トレントフライヤー上下。写真はカップ麺を食べてからの日の出。日の出と夕日見ると、ほんと山来てよかったなーって思いますよね。だから山行くならなるべく泊まりたい。ツエルトはほんと嫌だけどww

この日はガスったり晴れたり。それにしても、奥秩父って表情豊か。こんな幻想的なエリアも。あと、尾根に忠実な登山道(＝アップダウン激しすぎw)も、とても日本的。植生含め、もしかしたら奥秩父って「ザ・ジャパニーズトレイル」なのかもしれませんね。良い意味でも悪い意味でもw　自分は好きだなぁ～。

甲武信小屋では早朝大弛から逆走してきたタケダ君も合流。今年は分水嶺・トルデジアン・斑尾・ハセツネと立て続けに大活躍ですね。よくそんな走れるなw　しかしみんな背がデカい。180,184,186。その中でもオレが群を抜いて192です。

1~2時間前に通り過ぎた日本百名山・甲武信岳(写真中央)をバックに。なお、来年への備忘録も兼ね、ウェアについて。朝から肌をピリッと刺すような気温。陽が上がるにつれ緩和されるはずですが、ガスったり標高も上がっていくので基本は寒いまま。でも自分は寒さに強いので、Tシャツ(finetrackのアンダーも)+アームカバー+水着の短パンw+ゲイター。アームカバーとゲイターを上げたり下げたりで温度調節です。風が出たらウインブレを加えます。標高高いところ(2600m位)は腹巻もしました。ていうか、思い返せばこれで終始結構寒かったですww(でも汗たいして出なくて快適でもある。)

しかし、奥秩父ほんとコースがタフ！分水嶺完走する人ってとても立派だと思います。アップダウンと偽ピークがハンパなく続き、もう冬のリヴィエラ聴いても何の効果もありません。オマケに事前調査不足で行動食も不足しがちで(小屋が閉まってたり販売なかったり)、完全に心折れました。ほんとは3日目に金峰山～瑞牆山のダブル100名山もやる予定でしたが、2日目ですっかり打ちのめされてしまい、結局大弛でタケダくんの車に乗せてもらい、DNF下山しましたorz　巻き添え喰ったメンバーの皆さんすみません！