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山岳柔術家のブログ

信越五岳トレイルランニングレース2015

written by 西岡 仁(エディ) October 14, 2015

いきなり、走った後のありきたりな感想から。「やっぱり信越はすごくよいレース」。レース後、身体はボロボロだし、歳だし、レースはもういいかなと思いつつ、もしかしたら来年も出たくなるかも…。ということで、備忘録として記しておきたくなった。

(すみません、以下かなり長いです!)

Welcome back to Shinetsu Five Mountains!!

Welcome back to Shinetsu Five Mountains!! (photo by Shingo Nitta)


<<信越五岳トレイルランニングレースとは?>>

日本のロングトレイルレースでも草分け的存在(110km)。自分がトレランを始めた頃はハセツネが日本最長で、その後信越が出てきたという感じ。詳細は公式HPに譲るとして、個人的に特長を上げるとしたら以下の通り。

・ほとんどがトレイル・未舗装路(林道は多いけど)
・比較的フラットで走れる、ではなく走らされる(苦笑)
・66.6km地点からペーサーを付けられる
・ペーサーに加え、ボラやサポートなど色々参加の仕方があり楽しい
・適度な参加人数で渋滞がなく、厳し過ぎるルールもなく、レース以外の部分=純粋なトレイルランニングを自然体で楽しめる

昨年ウエスタンステイツに行ってよくわかったのだが、信越はよい意味で自由なアメリカン的流れを汲む素敵なレースだ。コースも雰囲気も大好きで、私も2010ペーサー、2011選手、2012ペーサー、2013ペーサー、2014サポートと、第1回を除き毎年参加している。2015、今年は4年振りに選手で。

さて、ここからは今年のレースの準備や当時の様子を。

<<当初の準備・目標>>
ここ数年はレースのプレッシャーもなくただただ自由気ままに山遊びをしていたが、今回なんとなく復帰w やはりレースとなるとそれなりの準備は必要だ。復帰にあたり、自分なりに意識するポイントが2つあった。

・2年ぶりの長距離レースに向け脚を作り直し、本番最後まで脚を持たせる
・ここ約1年半続けている激坂練(週一開催イベント”MMA x park激坂“)で強化した脚力やスピードを活かす

前者に関しては春ごろから徐々に距離を伸ばし、6~8月に各月でB2Bを60、70km、80km計3回やる予定を立てた。後者に関しては本番直前までコツコツ継続あるのみ。ブランクは長いが(2013UTMB以降ロングトレイルをやっていない)、普段起伏中心にそこそこ走れており、走力全般は向上していると考えた。そこで、本番目標を以下のように設定。

A目標:明るいうちに8A戸隠スキー場に着いてサブ15でゴール
B目標:明るいうちに6A~7A途中の戸隠神社に着いてサブ16でゴール
C目標:どんなに遅くてもサブ18でゴール

まぁ実際はそれほどタイムは気にしていない。しかし、いかんせん距離が長いので、途中イヤになったりダレてしまったとき、目標タイムがあると走り続けるモチベーションとなる。なので、一応設定した方がよいのだ。

<<誤算と実際の準備>>
5月まで身体も絞れ非常にいい状態だったが、6月直前、柔術の練習中に足指を2か所骨折。これにより3ヶ月走れず、運動もあまりできない状態に(涙)。休養の3ヶ月+走れる準備期間約1ヶ月強。予定外だが、本番まで何ができるか?

・3ヶ月の治癒期間中はバイクと軽いムーブメント
・動けるようになる8月中旬からジョグ、柔術
・ある程度走れる段階からやや強度高めで激坂、中距離トレラン
・食事見直しでの体重・体脂肪管理

色々考えたが、今回は長距離の脚を作る練習は故障のリスクが高い。代りにスピードと心拍機能の再強化、加えて体質改善により、距離の不安を補う作戦にした(実際は補えないが…)。

最終的には、35kmほどトレイルを走れるまで回復(ただし後半はボロボロw)。長距離への準備不足は致命的だが、それを理由に断念するほどではない程度だと判断。

でもまぁ今回は途中から崩れるのを念頭に入れ、目標は以下に下方修正。

A目標:サブ17.5
B目標:なんとしても完走
C目標:どうしようもなかったらせめて乙見湖まで行ってペーサーに直接謝りDNF(笑)

<<戦略>>
脚の状態が「スピード>距離」という状態、しかし距離は長い。

・いつも通り前半抑えて、中盤・後半がんばる
・セオリー無視で、最初から抑えず行けるところまで気持ちよく行く

真逆の戦略が2つ。今まで前者の戦略でしかレースを走ったことがない。しかし、今回は抑えてもどっちみち途中で脚が終わりそうなので、ならば脚があるうちに行けるところまでということで、無謀にも後者にトライすることにした。これが間違いだったか正しかったかは正直わからない。この後のレポートで判断してください(笑)

また、少しでも走り込み不足を補えるように、装備も徹底して軽量化、そしてサポートとペーサーに頼りまくる(苦笑)という方針も立てた。

ちなみに個人的な考えだが、信越は他のロングレースと違い、ギアのセレクトがレースに大きく影響することは少ない。ただ、ギアの「重い・軽い」は重要で、自分の身を危険にさらさない範囲での軽量化がポイント。

というわけで、以下が今回の軽量化。

・ザックなし。ボトルとジェル、その他細かいもの以外はほとんど何も持たない。
・エイド間のジェルは都度サポーターから補充
・5Aからは全てペーサーに持ってもらい空身で走る

ここら辺は全て信越ならではの選択と言える。装備については、むろん通常の登山やトレランレースではここまで削れない。

さぁ、本番はどうなるか!?

<<大会前日~大会当日早朝>>
新幹線で飯山まで移動。北陸まで延びたので、移動がとても楽。前夜祭にも参加。相変わらずパーティ食事中の太鼓演奏が腹に響いてツラいが(苦笑)、久しぶりのレースで色々な友人と再会できたのがうれしかった。

なお、食事については、レース前夜のカーボローディングやその他セオリーは一切気にしない。たくさん食べてお腹パンパンで走ると逆にキツいし。普通に程よく何でも食べ、ちょっと食物繊維多めにして、翌日快便でスッキリとスタートできるほうが個人的にはよい。幸い胃は強いので、カーボしない分はレース中に走りながら、あるいはエイドでしっかり摂れば問題ない。

前夜は早々に熟睡し、当日早朝を向かる。会場での朝食には寄らず、ホテルで自前の朝食を摂り、スタート直前に1.5kmくらいジョグで会場に行き、そのままスタート10分前に整列。これは下記のようなメリットがある。

・朝食を部屋でゆっくり摂れる
・ギリギリまでベッドで休める
・トイレを直前までリラックスしてホテルの自室でできる
・会場までのジョグで身体が暖まり、最初から普通に走れる

<<装備>>
・500mlのペットボトル(麦茶)
・ジェル2、ZEN、ポイズンリムーバー、ティッシュなどをズボンのポッケに

MMAのデニムパンツが抜群の収納力&揺れにくいためかなりよかった。見た目は近所のジョグだが、ペットボトルを持ってのランは普段から慣れており(30kmくらい問題ない)、大丈夫だろうと判断。

その他ウェア等は以下。

・Patagoniaのキャップ
・アークのTシャツ
・MMAパンツ(アンダーにfinetrack)
・Smartwool薄手靴下
・シューズHOKA STINSON 3(ダメージ軽減重視。ほぼぶっつけ使用…汗)
・サングラス

エイド毎の距離感や高低差も熟知しているし、もう後半潰れるのはわかっているので腕時計もなし。テーピングもなし。今回は身体の調子に任せ気持ちよく走ってみようと(どこら辺の距離まで気持ちよいかは謎)。

なお、ドロップバッグには追加の補給食、防寒各種、替えのシューズを入れた。ドロップバッグは、入れ過ぎると受け取ったとき「どうしようこうしよう」と悩み時間をロスする。なので、完走のために必要最低限のモノのみ入れるようにしている。

ということで、さぁいよいよスタート!

スタート前。行くぞー!(懐かしの折れ部メンバーにて)

スタート前。行くぞー!懐かしの折れ部メンバーにて。 (photo by Shingo Nitta)


<<スタート>>

最初からよい位置で走るため、結構前の方に並ぶ。10~15列目くらいか。ジョグのおかげでスタート後もすぐ身体が動き、自然と前の方でそのまま行けた。とはいえ、心拍も苦しくない程度に抑える。基本「スッスー、ハッハー」ではなく「スッス~~、ハッハ~~」。2拍子ではなく3拍子というか。これがロングレース時の呼吸、自分の許容範囲。

<<スタート:斑尾高原レストランハイジ>>→<<1A:斑尾山菅川登山口/18.5km>>
スタート後しばらくして、スキー斜面トラバースの応援エリア(信越名物)へ。激坂練効果で登りもそれほど苦にならず、ほぼ全部走って到着。しかしテンション上がりめで、呼吸もやや荒めw この後のゲレンデ直登はいきなり疲れてほぼ歩く。相変わらず登りの歩きのスピードは課題で、ここで結構抜かれる。その後フラットなトレイルへ。全体の位置としてはまだまだ前の方だったため渋滞はなく、例年の蜂エリアも人がまだ少ないためか問題なく通過。ちょっとした登り、フラット、下りと周りのよいペースに合わせて気持ちよく進む。林道の長い登りも問題なく、前後する友人たちと会話しながら進み、1Aまで全部は知った。普段レースでは抑えて入るため「速いかな」という戸惑いもあるが、とはいえ序盤なのでまだ楽。

信越のスタート後しばらくしての応援エリア。これがいいよね。こういう雰囲気がいい。UTMFにもこういう雰囲気があれば…。

信越のスタート後しばらくしての応援エリア。これがいいよね。こういう雰囲気がいい。UTMFでももっとこういう雰囲気が戻ってくればいいなぁ!(photo by Shingo Nitta)


<<1A:斑尾山菅川登山口/18.5km>>→<<2A:斑尾高原レストランバンフ/23.9km>>

斑尾山の頂上まで登り。ここは傾斜の緩いところやフラットな部分を除き、基本歩き中心。ただ、1Aまでである程度標高を稼いでいるため頂上はそれほど遠くなく、序盤ということもあり順調。周りのペースに引っ張ってもらい、なるべく自分の力を使わず登る。前半いい位置で周りのペースに溶け込めると、とても進みやすいことがよくわかった。

2Aまでの下りは急な個所もあり、ダメージを考え少し慎重に。周りのペースも安定しており、前後も適度に離れ詰まることもなく快適に下る。しかし、ここでほぼぶっつけで履いたHOKAが結構足に合っていないことが明らかに。痺れやスレなどの違和感が出てきた。5A(66.6km)のドロップバッグにmontrailマウンテンマゾヒスト(100マイルでも豆ひとつできないトラブル知らずの相棒)を入れているので、そこまではガマン。まぁでも、それほどヒドくはない感じ。

2Aエイド到着。サポート(嫁ら)とペーサー(キングさん)に加え、石塚夫婦のサプライズ応援(「サプライズで応援来て」っていうメッセージを前日に逆サプライズで送ったらホントに来てくれた笑)もあり、テンションが上がる。若干腿裏の攣りがあり(早い…汗)、サポートから漢方をもらう。また、今回は軽量化ゆえ走っているときはパンツのポケットにジェルが数個なので、エイドで固形物やフルーツなど多めに摂る。ゆえに少し時間がかかる。5分ほど滞在。5分経ったらサポーターに教えてもらい、なるべく早く出るのも作戦。しかし周りはもっと早い印象。数分で出ていく人が多い。

@2A OUT 2:33:52 総合87位/男子85位

調子よし。手ぶらコードレス。

調子よし。手ぶらコードレス。(photo by Shingo Nitta)


<<2A:斑尾高原レストランバンフ/23.9km>>→<<3A:妙高高原兼俣/38.5km>>
出だしは少しお腹に固形物が溜まっているためジョグ。落ち着いてきたらまた徐々にペースを上げる。袴岳手前までは気持ちの良い森的なトレイルが続くが、ここまで走れていた傾斜で少し歩きが入るようになる。しかし、さすがに沈むにはまだ早過ぎる。その後ダラダラ登ったりで結構飽きるが、リズムを刻みながら進む。前後に選手も少なく、退屈しながら進む。ipodでも持ってくればよかったなと後悔。(ちなみに、山での音楽・イヤホンも、時と場合と聴き方によると思う。何事も工夫次第。一律に”何でもダメ”では山がどんどんつまらなくなってしまう。)

さて、袴岳への登りで更に歩く割合が多くなってきたが、ほどなく山頂へ。ここからの長い緩めの下りはシューズとの相性もあり足裏が少し痺れ擦れる感じ。下りは好きだが、林道は退屈であまり得意でもない。後半のことも考え、なるべくダメージを押さえながら淡々と進む。

まもなく3Aへ。少し疲れは出てきたが、結局脚も持ち特に大きな問題はナシ。またエイドでしっかり補給し、信越名物「関川」(直射の川沿い7km、少しだけ登り基調)へと進む。

袴岳へ

袴岳への登り。まだまだ楽し気。


<<3A:妙高高原兼俣/38.5km>>→<<4A:黒姫高原第2駐車場/51.5km>>

結論から書くと、ここが自身ワースト区間2位。関川に入り、周りは淡々と、しかし着実なペースで走っている。が、自分は明らかに落ちてきた。やはり前半の位置は自分には前過ぎたようだ。そして、もう脚がだいぶ終わってる…。長距離練習不足のツケが早くもここでまわってきた。まだ午前中で日差しもそれほど強烈ではないが、関川も1割くらい歩いてしまう状態に。結構抜かれる。途中の私設エイド(ありがたい)で蘇生を試みるが、ペースは上がらず。その後の登りや比較的フラットで気持ちのよいトレイルも耐え凌ぐ展開。引き続きチョビチョビと抜かれ続ける。途中ボーっとしてしまい、ミスコースまでしてしまう始末(数分でコース復帰)。後半少しペースを戻し、なんとか4Aまで到着。

それほど暑いわけではないが、まだ頭のボーっとした感じが抜けないので、エイドで水を被り目を覚ます。そしてここでひとつ問題が。暑さとペースが落ちてきたことを考慮すると、次のエイドまで500mlのペット1本で行くのは厳しい。できれば800mlほしい。前の区間も、途中に私設エイドと水道があることを見越して500mlで行ったが、実際はそれだけだと厳しかった。ということで、5Aまではペット2本(中身を少し減らし800mlくらい)を両手に持つやっつけスタイルで進むことに(ちなみに結構腕が疲れるのでオススメはしないw)。ここも何やかんやで5分以上滞在。女子入賞を狙う女王に抜かれる。

@2A OUT 2:33:52 総合87位/男子85位
@4A OUT 6:25:49 総合126位/男子119位 ←イマココ

関川!脚終わる!

関川!脚終わる! (photo by Shingo Nitta)


<<4A:黒姫高原第2駐車場/51.5km>>→<<5A:笹ヶ峰高原乙見湖/66.6km>>

ここが完全ワースト区間。ヒドかった…。激坂練で登りの走りにある程度自信がつき、予定ではひたすら続く林道の登りをなるべく走るつもりでいた。しかし、結果は8割近く歩いた。原因として、やはり長距離の脚ができていない。そして、膝に違和感が出てきた。膝は登りで走っても結構痛い。いずれにしても、練習不足が招いた結果。度々抜かれ、現実を噛みしめながらトボトボ歩き、登る。永遠と思うほどに長い…。

やっとのことで一旦下りに入る。しかし、脚が動かず痛みも加わり、膝ガクガク。踏み込んでも身体をまともに支えられない。何度か転げ落ちそうになる。正直身の危険を感じた。「あとは時間をかけ確実に5Aまで行ってリタイアした方がよい」本気でそう思うほど。ここで痛み止めと胃薬を服用。痛み止めを飲んでまでレースを続ける意味があるのだろうか…。でも、飲んでしまった。

その後少し動けるようになり、後半は友人の小松さんと並走で色々話しながら進めたこともあり(これが気分転換とやる気の回復になった)、復活の兆しを感じつつ5Aへ。

<<ペーサー合流>>
苦しい区間が過ぎ、なんとか5A到着。まずはしっかり補給。やはり胃の強さはロングレースでは大きな武器だ。燃料切れが起きにくい。胃ばかりは練習で鍛えにくいので、ラッキーだと思う。

続いて、身体の状態について考える。脚はだいぶ終わっているが、まだ走れる。体調自体はよい。しかし、ヒザ痛と歯痛。この後は再度痛み止めを飲むことに。残念だが仕方ない。

ペーサーはIBUKIのリーダーであり、折れ部のよき兄でもあるキングさん。長年一緒に走ってきた先輩であり仲間であり、大切な友であり、とにかく自分にとっては心から信頼のおける存在。ここでキングさんと合流できたことで大きなパワーをもらい、リタイアのことは既に頭から消えていた。漠然だが、最後まで行ける気がしてきた。こういった感情や身体の調子の起伏は、ロングレースの特徴の一つだ。まさに実際走る山の上り下りと同じく、心身もアップダウンの連続。絶望的になっても決してあきらめないことが重要。つらいときはとにかく耐え、好転を待つ。大抵の場合、いつかは好転するものだ。

ドロップバックから補給食の追加やウインドシェル等防寒ギア数点をペーサーのザックに入れてもらい(自分は空身)、足裏や指に違和感のあったシューズもHOKAからmontrailマウンテンマゾヒストにチェンジ。HOKAの後なのであまりの薄さにビックリした。ちなみに重量は同じ。でも、一気にシューズの相性問題が解決していくのが履き替えた瞬間にわかる。ギアに由来するトラブルを適時解決していくのも、ロングレース完走の重要テクニックだ。

ここで目標タイムについてキングさんから話が。事前に話をしていた2-1-1-3死守の確認。サッカーのフォーメーションではない。5A-6A/2時間、6A-7A/1時間、7A-8A/1時間、8A-ゴール/3時間。5A-ゴール計7時間。しかし、とにかく走り込んでいないので、どこでどうなるかわからない。今回はタイム目標は一応立てたものの、時計もしないで走ってるくらいだから、まぁあまり気にしない。一歩一歩、着実にペーサーについていくのみ。

15分程度エイドに滞在し、いよいよ後半パートへ出発!

@2A OUT 2:33:52 総合87位/男子85位
@4A OUT 6:25:49 総合126位/男子119位
@5A OUT 9:11:39 総合139位/男子126位 ←イマココ

ペーサー・キングさん。身体もデカいし、そばにいてくれるだけでもなんか安心w

ペーサー・キングさん。身体もデカいし、そばにいてくれるだけでもなんか安心w (photo by Shingo Nitta)

サポーターのみんな。ありがとう!

サポーターのみんな。ありがとう! (photo by Shingo Nitta)


<<5A:笹ヶ峰高原乙見湖/66.6km>>→<<6A:大橋/81.0km>>
しばらくはフラットなトレイルと林道が続くこの区間。出だしはペーサーと一緒でテンションが上がり、そこそこ順調なペースで進む。しかし、林道に入りしばらくすると、ヒザの痛みで足を引きずってしまうことも。どうもフラットでペースを上げ過ぎると痛みが増すことがわかり、やむを得ず歩きも交えて進む。一気にペースが落ち、且つローテンション。キングさんが色々ポジティブに話しかけてくれるが、ちゃんとした対応ができない。しかし、またそのうち調子も上向くと思い、淡々と進む。ツラいときは何もかもやり過ごしながら、自分をコントロールし淡々と進み続けるのもロングレースの一面だ。黒姫山西登山口給水ポイント(73.3km)で少々水を補給し、黒姫山の登りへ(このレースでは頂上までは行かない)。ここまで結構抜かれる展開。

登りになると調子が出てくる。このレース、以前は苦手だった登りで調子が上がる。偶然ではなく、きっと1年半やってきた激坂練のおかげだろう。途中キングさんのザックからレッドブルの缶を出して飲む。すみません、さっきエイドでオレが勝手に入れました(笑) 疲れはあるが、それほど苦もなく下りへの分岐まで順調に進む。

下りは数年前にコース変更あり。以前は古池のほとりを通る戸隠エリアっぽい趣きのあるコースだった。現在はややガレた林道を進むのが少々残念。ここは調子に乗らないよう脚を温存、飛ばし過ぎないよう冷静に下る。以前選手で出たときやペーサーのときはここら辺で暗くなっていたが、今回はまだ陽が高い。このレース、後半明るいのは思いのほかヤル気の後押しになる。「明るいうちにどこまで行けるか」、これが楽しみになってきた。

ほどなくエイドに到着。キングさん設定ペースより10数分遅くなったが、徐々に調子は上向き。このレースで初めてトイレ(大)を済ませ、ここでもしっかり補給し先を急ぐ。

@2A OUT 2:33:52 総合87位/男子85位
@4A OUT 6:25:49 総合126位/男子119位
@5A OUT 9:11:39 総合139位/男子126位
@6A OUT 11:28:56 総合142位/男子128位 ←イマココ

<<6A:大橋/81.0km>>→<<7A:鏡池/87.0km>>
戸隠神社までフラット中心の区間。まだ明るい。テンションが上がり、ペースも順調。キングさんに引っ張ってもらうのだが、自分がワガママなので、途中から「速すぎ!」「ここは歩く!」「あそこから走る!」と自分で勝手に決め、前を行くキングさんを付き合わせる(笑)。キングさんもいい人なので諦めたのか、根気よく付き合ってくれる。悪いなぁと思いつつ、自由にさせてもらう。ペーサーをどう活かすかは色々な方法があると思うが、自分の場合はロングレースでの自己マネジメントは得意分野なので、こんなやり方が合っているのだろう(ちなみに、これまでペーサーは4回やったことがあるが、ペーサーに付いてもらうのは初めて)。

戸隠神社に入り、奥社までたくさんの観光客とすれ違いながら進む。初の明るい時間帯の戸隠神社。なるほどこんな感じなのか。

この区間は、キングさんの時間設定を少し縮める。ここのエイドはなくてもよいほど前後のエイドと間隔が近いので、素早く補給し先を急ぐ。

<<7A:鏡池/87.0km>>→<<8A:戸隠スキー場ゲストハウス岩戸/92.3km>>
やや登り基調。この区間は調子の良いときと悪いときでキツさが全然違うが、今回はあまりキツくない。しかし、一旦ロードに出た辺りからエイドまで長く感じるのは毎回変わらない。

若干寒くなり、ここら辺でアームカバーとfinetrackのアンダーウェアを装着(ちなみに、結局最後までTシャツにアームカバーを上げ下げする程度の絶好の気温であった)。

身体はだいぶ疲れてきた。が、気力は十分。気力で体力をカバーできている状態。「ハイテンション」ともいえる。しかし、この状態はもっと後半に取っておきたい。今は溜めるとき。なので、キングさんと会話をしながら、早過ぎず遅すぎず、自分を押さえながら淡々と進む。ここも設定時間をやや縮めエイド着。予想以上に順調。

ここのエイドは食べ物が充実しているので毎回楽しみ。瑪瑙山の登りに備え、そば2杯におかゆも2杯。エネルギー切れはない。走り込み不足を順調な補給で誤魔化すことができている?サポーターから応援ももらい、気持ち的にも非常に前向き。

@2A OUT 2:33:52 総合87位/男子85位
@4A OUT 6:25:49 総合126位/男子119位
@5A OUT 9:11:39 総合139位/男子126位
@6A OUT 11:28:56 総合142位/男子128位
@8A OUT 13:21:19 総合137位/男子124位 ←イマココ

<<8A:戸隠スキー場ゲストハウス岩戸/92.3km>>→<<ゴール:飯綱高原ハイランドホール飯縄/110km>>
いよいよレースの核心、瑪瑙山への登りとなる。ロングレースの後半は得意だが、準備不足の今回はどうか?やや不安だったが、調子は心身とも更に上向いてきた。何でだろう?わからないものだ。よいペースで進む。登りだが、途中結構フラットな場面にも出くわす。しかし、”このパートは登り”というイメージが強く、フラットだということに意識が回らず歩くことしばしば。ここら辺は次回走るときがあったらタイム短縮ポイントだろう。地形を見て歩き⇔走りの切り替え、メリハリが必要。

調子は良いが、さすがに核心部だけあり登りは結構長い。最後の直登に行く前にまたフラットなパートがあり、気持ちが萎える。しかし、ほどなく到着した直登パートはそれほど苦も無く登ることができた。やはり激坂練効果、そして、なぜか後半元気が出てくる性質が幸いした。

下りは結構急。だいぶ脚も疲れており、一歩一歩ダメージは感じる。しかし身体はよく動き、そこそこのペースで下る。ここら辺から下りはキングさんの前を行くスタイルに。たまにかっ飛ばし、「ペーサー遅いよ!」と冗談を飛ばす余裕も出てくる。ラスボスを越えた安堵感からか。

瑪瑙山が終わると一旦登り返し。ここは意外とキツいイメージだったが、割とフラットなところも多く、登りもすぐ終わった。やはり調子がいい。下りもこれで最後なので、テンション高く爆走する。荷物を全部持って走ってくれているキングさんの方が少し辛そうだ(笑) ほどなく最後の給水ポイント、飯縄山西登山口(102.4km)へ。

ここからは7kmちょいほぼフラットな林道。走ったことがある人はわかると思うが、この最後のパートが心身共にかなりキツい。先ほどのラスボス・瑪瑙山に匹敵の辛さといっても過言ではない。目標タイムから逆算してどのくらいのペースで走るべきかわかるのだが、目標ギリギリだと地獄のプッシュをしなければならず、逆に中途半端に目標をクリアしているとついダラダラ走りとなり、結果余計疲れて遅くなる。いずれにしても、キツいのだ。今回の自分は後者。ゴールタイム15時間台で走るにはキロ4分台が必須で、一応チャレンジしたものの、早々に諦めた(笑) となると16時間台は歩いてもクリアできるため、キングさんの叱咤激励にもかかわらず、かなりのダラダラ走りとなり、度々歩きも入ってしまう。テンションが下がってくると、また膝も痛くなってくる。ペーサー合流後ここまで予想以上に順調だったが、最後に落ち目になってしまった…。そうなってくると、この林道、長い、長過ぎる(涙)

しかし、キングさんに「それでいいのか!」「昔の自分を思い出せ!」と散々怒られ、それでいいよと思いつつも(笑)、最終的にはこのレースで初めて熱い気持ちがこみ上げてきて、覚醒。残り数キロは狂ったように叫びながら、全力に近いペースでゴールまで。

<<ゴール>>
16時間15分。タイムはそれほど重要ではない。とにかく走り切れてよかった。今の自分にとって、110kmは永遠とまではいわないが、途方もない距離だった。2年振りに味わう、長い旅の終着。達成感と安堵感。ゴールテープを切ってキングさんと握手をすると、涙がこみ上げてきた。普段の激坂練の仲間、荷物を全部背負ってわがままランナーに付き合ってくれたペーサー・キングさん、応援してくれた仲間やサポート…みんなへの感謝の気持ちで胸がいっぱい。ホントにありがとうございました。

@2A OUT 2:33:52 総合87位/男子85位
@4A OUT 6:25:49 総合126位/男子119位
@5A OUT 9:11:39 総合139位/男子126位
@6A OUT 11:28:56 総合142位/男子128位
@8A OUT 13:21:19 総合137位/男子124位
@GOAL!! 16:15:58 総合126位/男子113位

ゴール…できた!

ゴール…できた!

おじさん感涙

おじさん感涙。キングさんももらい泣きw


<<ゴール後>>

体力を使い果たし、後続の仲間の応援をする余力が残っていない。キングさん、先にゴールしていた女王と一緒に早々とバスで宿へ。1時間のバス移動は疲れた身体に大きな負担で、女王と二人、何度も胃の中のものを戻しそうになる。これさえなければ信越は最高なのだが…。それでも、宿で風呂に浸かり、日付が変わる前に寝られるこの時間帯のゴールはまだマシである。今も走っている仲間の健闘を祈りつつベッドに横たわると、一瞬で深い眠りに落ちた。

(余談:女王は2011にも一緒に出たが、そのときは制限時間2分前にゴールに転がり込んできた。そして、3年後の昨年は女子9位入賞、4年後の今年は7位入賞である。ほんとスゴいよ。尊敬!)

翌日はメチャクチャ体調不良。やはり限界を超えていた。特に歯痛が激しく朝食すらまともに取れず、やっとの思いで表彰式に参加。そして、帰りの上り新幹線はシルバーウィーク最終日のため満席。何とか1枚だけ取れていたグリーン車のチケットを、ペーサーのキングさんが疲れている自分に譲ってくれた。キングさんは自由席で立って帰っていった。今度生まれ変わって女だったら、この人のお嫁さんになりたいww キングさん、あなたはホント素敵です。そして、先輩の好意を何ら躊躇することなく受けグリーン席にふんぞり返る自分…コイツの嫁には絶対なりたくないwww

レース翌日、宿にて。

レース翌日、宿にて朝食。キツ楽しい旅も終わりのとき。 (photo by Shigo Nitta)

 

<<信越というレース>>
改めて、最高である。前夜祭の食事中の太鼓とゴール後のタフなバス移動以外は全てが素晴らしい(笑)。走れる気持ちの良いトレイル(関川と4A後の林道登り、そして最後の林道を除くw)。渋滞しない適切な人数とコース設定。そして何より、選手・ペーサー・サポート・応援・スタッフみんなが触れ合える楽しい雰囲気。無理のない、自然体のレースだ。このレースには素晴らしい文化がある。信越が日本のトレイルレースのスタンダードになればいいのにな。そう願います。

<<最後に、現在>>
膝の故障が長引き、現在まだランをちゃんと再開することができない。そして、人間限界を超えると身体の悪いところが一斉に表面化してくるようで、今は体調を崩し、通院しながら健康体に戻し中。トホホ…。

それにしても、100マイルって、以前はよく走れていたな、と。単純計算で、信越の倍以上の時間をかけて走っていたはずだ。スピードは遅かったが、120kmまで自重して、そこからロングスパートすることもできていた。筋肉痛はあっても故障することはなく、最後までプッシュし続けていた時期が、確かにあった。今では全く想像がつかない。なぜ走れていたんだろう。謎。

レース直後「もうこんなキツいことやらねえ!」と思い、翌朝には「よし、またやってやる!」って思う。これは、”トレランあるある”の代表的な一つである。しかし、今回はゴール直後から今に至るまで、この”あるある”が全くない。

・ウルトラトレイルは身体に悪い
・ウルトラトレイルの練習も身体に悪い
・かといって、練習しないでたまにウルトラトレイルを走るのはもっと身体に悪い
・ウルトラトレイルを走った日常で得難い経験は、基本日常では活きない(苦笑)

自己満足だし、色々な面で負担が大きいし、別に得るものはない。それが自分にとってのウルトラ(爆)www でも、なぜか楽しいから、もしかしたら、またやるかもしれないのである。もしかしたら…。

以上、そのときのための、念のための備忘録でした。

来年はちゃんと準備して14時間台で走りたいなぁ。

LOVE! Sinetsu Five Mountains & trailrunning!!

LOVE! Sinetsu Five Mountains & trailrunning!! (photo by Shingo Nitta)

(完)

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2013年1月17日

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タヌキマンジュウ 2015年10月15日 - 12:48 AM

こんにちは、いつも楽しく拝見させてもらってます!
僕も今年の信越(初!)を走りまして終盤、何度かスライドさせていただきました。
今回の記事の写真見てたらエディさんだったんですね、今、わかりました!!(MMAのランパンいいなー、と見てましたww)
僕も最後のウォーターステーションがたぶん一緒くらいで、たしかエディーさんが「キロ4分じゃないとムリだ~!」って言っていたので、僕も最後の林道やはりキロ4分台にチャレンジして撃沈しましたww
それにしてもキングさん、カッコいいです!
体調、早く良くなるといいですね。
PS・前夜祭の食事中の太鼓、ツボでしたww

Reply
HITOSHI
HITOSHI "eddie" NISHIOKA 2015年10月17日 - 1:35 AM

やっぱり100km以上走って最後の林道キロ4分はムリですよねw お疲れさまでした!

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西岡 仁(エディ)

西岡 仁(エディ)

MMAスーパーバイザー

ブランディング会社代表。CARPE DIEM Kamakura柔術インストラクター。ULTRA GEAR MARKET実行委員長。
半月板を断裂しトレイルランニングセミリタイア中(涙)。
幼い頃からプロレス・格闘技を愛し、レスリング部出身、ブラジリアン柔術黒帯の自称「山岳柔術家」。
趣味はコックリさん。コルホーズとソフホーズではどちらかといえばソフホーズの方が好き。
MMA立ち上げメンバー。現在はこっそりとMMAスーパーバイザー。

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MMA Water or Sports Drink Tee MOUNTAIN MARTIAL AR MMA Water or Sports Drink Tee

MOUNTAIN MARTIAL ARTSを始めて数年経った頃、こんな声が聞こえてきた。

「トレイルレース中にMMAを着ているランナーを見かけて、ついつい声をかけてしまいました」

共通言語や共感から起こるコミュニケーション。ウェアなのにコミュニケーションツールでありメディア。

「水にしますか?スポーツドリンク?」

こちらも分かる人には分かる、老舗山岳レースの唯一のエイドで聞かれるひとこと。

ぼくが出た時は、、、残念ながらスポーツドリンクが在庫なしだった。

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TMRC Packable Anorak V2 【STOCK LIST】 Coyote TMRC Packable Anorak V2

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MMA No Running No Life Trim Tee 【STOCK LIST】 MMA No Running No Life Trim Tee 

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襟と袖口を別カラーで輪状に切り返したトリムT/スリーブレスはアクティビティ系では珍しいアメカジテイスト。ファッションカルチャーも大切にするMMAらしい提案。

健康管理や競技として生活に欠かせないランニングの大切さを感じる人たちに共感していただきたい「NO RUNNING, NO LIFE.」のメッセージをプリント。

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「My energy comes from(私がエネルギーを補給するのは)」シリーズTシャツ。老舗トレイルランニングレースの唯一のエイドに着いて聞かれるのは、「水、それともスポーツドリンク?」。わかる人にはわかるコアなメッセージをPOPなデザインで。

袖下と脇下を吸水速乾・ストレッチ機能を持つメッシュ素材で切り替え、通気性と快適性を向上させている。また脇のメッシュ切り返し下部はポケットを装備し、補給などを入れることが可能。

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TMRC Dry&UVcut Stretch Run Pants MOUNTAIN MARTIAL TMRC Dry&UVcut Stretch Run Pants

MOUNTAIN MARTIAL ARTSが提供するランニングカルチャーストア「TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANY (TMRC)」のオリジナルウェア。

軽量で優れた吸水速乾とUVカットを備えながら、ナチュラル加工を施したマットな風合いのCOOLMAXを使用したランニングパンツ。背中のパワーメッシュポケットに補給や鍵、スマートフォンなどを収納可能。

シンプルなデザインでコーディネートしやすく、ランニングに必要充分な機能を備えた使い勝手のよい万能プロダクト。

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