昨日は、日産スタジアムの周りを走る人気の駅伝「日産スタジアム駅伝」の“応援”に行ってきました。2週間前の怪我により、ギブス姿で・・・。駅伝会場でギブス。浮くかなーなんて思っていたけど、それどころか大混雑の会場内で何度も足を蹴られ踏まれ、家に帰ったら腫れてました(笑)
本当は1区(8km)を走ると決めていて、いちばんに立候補してみんなを「8キロでしょー!勝っちゃうぞー!」なんて囃し立てていたもんだから怪我して代走を探したなんて恥ずかしい限りです。
私が参加する「ランラン駅伝部」は、おおよそ1年で3~4回の大会にみんなで出ています。
2月 日産スタジアム駅伝
4月 RUNNET EKIDEN
7月 コニカミノルタ24時間駅伝
9月 PARACUP SENDAI
私が初めて出たのは2年前、荒川沿いを走るRUNNET EKIDEN(今年は4/13開催。旧 EKIDEN CARNIVAL)。日産も荒川も、都内在住の市民ランナーに人気の駅伝で、ビギナーから小さな子供、おそらく大学駅伝(現役?出身?)とか実業団っぽいめちゃめちゃ早い人まで様々な人達が集う大会です。参加層が幅広い上に距離も4kmくらいからなので、敷居が低くてビギナーでも気軽に出場することができます。
いまではマラソン大会に出る前に駅伝大会を経験してよかったと感じています。マラソンはどちらかというと自分との闘いです。フルマラソンに1回だけ出て走らなくなってしまう人います。いきなりジャンプアップしてその自分との闘いに心折れる前に、駅伝で走る楽しさや喜びを知ることができたと思っています。そこから徐々にハマっていくか否かはそれぞれですが、短い距離でみんなで楽しみつつ走れる駅伝が人気なのは、「たまに走る」「ちょっと走る」ジョガー・ランナーが増えている証拠なのでしょう。
仲間で走ること、たすきを繋ぐこと、走っている間みんなが応援してくれること、走り終わった後にみんなが待っていてくれること、大会後に皆で色々と感想を言い合えること、チームという形で自分の“責任と役割”が明確でいいプレッシャーになること。
あともうひとつ私が好きなポイントは、1区以外はバラバラ入り混じるので、自分が速い/遅いがわからない・あまり気にならないことと、逆に自分よりもタイムが速い人が同じタイミングで走っていて、引っ張られてタイムが上がったりするなんてこともあります。
仲間が応援してくれる。
私のタスキを待っていてくれる。
みんなでゴールを目指す。みんなで喜ぶ。
あの感覚は長距離やトレイルを目指すようになっても大好きです。
学園祭のような、学生時代に戻ったような。
駅伝大会の出場を決めておくと、日ごろの練習も「全然走っていなくて遅いとチームに影響する」という理由もあってやらざるを得ない状況になるというのも“たまにランナー”の継続にはいい効果だと思います。私自身、ランニングを初めて最初の1年間は、それが継続できた理由だったと思います。
ちなみに今回は、ランとは関係のない繋がりの友人を駅伝に誘ってみました。
彼はアウトドア系の遊びはたくさん経験していて、身体を動かすことも、達成感という喜びも知っているタイプだという確信もあって以前から誘っていたら今回手を挙げてくれて、勧誘に成功しました。(笑)あまり練習できていない、と言っていたけれどいざ走るとすごく速いタイムを出してその姿は気持ちよさそうで輝いていました。
ちなみに、駅伝部の部長は“巻き込みのプロ”です。どんどんと走ったことのない人達をひょいひょいっと誘い込みます。そして、みんながランニングにハマっていく。そしてみんなが部長化して友達をどんどん誘い込む。(笑)そうそう、トレランを私に勧めたのも、この方。私の大好きな憧れの女性です。今回は総勢8チーム、計32人。大所帯!さすが、部長。
初めて応援だけという立場でしたが、ゼッケンを背中に抱えるみんなの姿は格好よくて、やっぱり大会っていいなぁ、としみじみ感じた1日でした。みんなに会えて楽しかったー!