2013.07.13-07.14
今年もランラン駅伝部のみんなと【コニカミノルタ ランナーズ 24時間リレーマラソン 富士北麓公園大会】に出場してきました!土曜日の朝10時から日曜日の朝10時まで、最大12人のチームで24時間タスキをつなぎ続けて周回を競うというものです。
今年は12人3チーム、なんと36人という大所帯で参加してきました!年齢、男女、職業、出身もバラバラ。ユニークな面子が揃いました。朝が早いので多くのメンバーが前泊で、それがまた合宿みたいで楽しく大会前の団結力に繋がるのですが、私は仕事の都合で当日早朝都内出発で会場に向かいました。
故障している膝が心配でしたが、事前の対策と何よりもチームの皆のフォローのお陰で楽しく走れました!また、大会会場に氷が完備の無料アイシングコーナーがあり、一周走るごとに感覚なくなるくらいまで冷やしたことが効果絶大で、終了後も「階段が上り下りできない」なんてこともなく無事終えることができました。
コースは一周約1.5キロ。富士北麓公園という運動公園のトラックからスタートし、公園周りをぐるっと一周。トラック1/4周→急な登り→平坦→やや登り→平坦→急な下りというコース。登りが結構きついのですが、それよりも1.5キロという短い周回でスピードが出る中での急な下りが問題で、下りきったところに大勢の沿道の応援が待っていることもあり、選手はみんなものすごいスピードで思いっきり走るので、たいてい夜が明ける頃には膝を壊す人が続出するのです。
去年走った時には、なんて辛い登りなんだと思っていましたが、今年走ってみると楽しく走れちゃいました。トレランのおかげ!こんなにも違うのかとびっくりです。タイムも一番早かった周で約1分もタイムが縮まっていました。
24時間マラソンのいいところは、だいたい1~2周走るごとに交代するので(何周で交代するかはチームの自由。とにかくタスキをつないでいればいい)、1回走ると1時間くらいお休みで、その間チームメンバーと交流する時間ができるんです。応援しつつ、色んな話をする。初めての人ともぐっと仲良くなれる。タスキを繋ぎながら、励まし合って、みんなで熱くなって、笑って、叫んで、ふざけて、感動して。大人になるとなかなか日常生活で体感することが少なくなってくる【団結】というそのもの。
私は駅伝部から参加した3チームのうち、故障を抱えたメンバーの多い通称【“爆弾”Cチーム】。半月板損傷、腸脛靭帯炎、踵の負傷などなど(笑)でも、リスクが高い分、スピードのあるメンバーが勢ぞろい。トレイル鳥羽ちゃんに所属するメンバーも2人!半分以上が最速6分前半で走るという飛ばしっぷり。3チームの中ではわりと静かで淡々と走る真面目なチームでしたが、序盤は50位、中盤で80位、最終的には3チーム中ダントツ1位の116位でした(全230チーム)。みんなで161周しました。100位切れるくらいの走力でした。
ちなみに、100位切れるのになんで116位かというと・・・
ランラン駅伝部24時間リレー恒例(?)カップルランタイム。
足や心が疲れてきた時間帯に、男女2組で走る休戦タイム。
今年はなぜか、みんなが応援している前まで走ってきて一芸をするという謎のイベントになりました。(笑)そんな学園祭ノリもまた良し。ワイワイ楽しい2日間でした。
トレランも楽しいですが、みんなでタスキを繋ぐ駅伝もやっぱり楽しい!
2年前、走る楽しさを教えてくれた駅伝部。
今年もありがとーう!
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ちなみに、24時間ちょうどのタイムアップが近づくと、自分の番がこれで最後であるということがわかります。そうすると、みんな最後の力を振り絞って、猛ダッシュする。私も同じく膝が痛いのを忘れて最初から最後まで猛猛猛ダッシュ!24時間の中で一番いいタイム、6分14秒!やった!走り切った!アドレナリン全開!よっしゃ!ハイタッチ!みんなありがとう!!!・・・・・・なんて感動してたら、中継地点で次にタスキを繋ぐランナーが来てない。ぽつん。あれ?
待っていてくれたはずの仲間の名前を叫び続けてたら、周りの大勢の参加者からなぜか手拍子とともに 『 もう一周!もう一周!ほらもう一周!もう一周! 』 という祭りのような掛け声が沸き上がり、そこからさらにダッシュでもう一周(苦笑) 全身の毛穴が開くような、自分の身体が自分でないような。吐くかと思いました。限界まで走っても本当はまだ走れる。心の限界を超えた時に、身体の限界をさらに超える。
オールアウトってこういうことか・・・。
と悟りましたw