STYに向けて、のんびりと始めた準備。
ぼちぼちと必要なものを買い集めながら携行するものが揃いました。調べたり周りに確認したりしながらこまめにアウトドアショップに行くもんで、見ると欲しくなるものばかり、ここ1ヶ月で随分と無駄な買いモノもしてしまった気がします(笑)
大雑把な性格に反して実は裁縫やクラフト好きな私。偉そうにギアをスペック比較して詳しく語れるほどではないので、根暗な趣味のカスタマイズを紹介しようと思います。
(1)まずはカップ。
必携品に「携帯コップ(150cc以上)」とあります。この150cc以上というのが意外とネックで、salomonのペラッペラのsoftcupがよかったけれど、125ml(10g)。おなじく柔らかい素材でできているUltrAspireのRACE CUP150ml(20g)が欲しかったけど手に入らず。SEA TO SUMMITのX CUPは250mlでなんとなく大きい。そこで、辿り着いたのがWILDOのfold-a-cup。200mlで28g。
よしこれに決めた!ってことでキリで穴を空け、家にあったいらないキーホルダー(古w)のリングを外して穴に通し、DRY DOCKのCOILED TETHERを取り付けました。これでザックにつけてサイドポケットに入れておけば、ビヨ~~ンと伸ばして使えます。しかも折りたたんだ中にコードが入ってなんだか気持ちいい。
(2)おつぎはグローブ。
今回何のグローブにしようか悩んだ末に、冬山で活躍してくれたウールの手袋にすることにしました。ウールは濡れていても冷たくなりにくいと言われており、冬山登山のベテランの方などに愛用者が多いのです 。小学4年生から手のサイズが成長しなかった私。本当は油抜きをしていない保温性の高いゴワゴワしたヒマラヤングラブのようなウール手袋が良かったけれど、子供用が見つからず。MMA地図読み講習の先生でもあるモリカツ先生のブログでも見かけたAXESQUINのメリノウールにしました。夜間寒い場合には、これにホグロフスの防水のオーバーミトンを重ねます。
ウール×ミトンは温かくて快適だけれど、なにせ操作性は悪い。(ジェルのフタを切るくらいはウールでも大丈夫) トイレの時や何か細かい作業をする時には外す可能性が高い。普段から忘れもモノが多い私は、レース中に「あれ?手袋どっかいった!」「あそこに忘れてきたかも!」なんてことも容易に考えられるわけで。戻るわけにもいかず、そこから手袋なしとか考えただけで凍えそうです。
そこで。
アウトドアショップで買ってきたガイラインを手首の1.5倍〜2倍くらいの長さに切って、縫い目の間に通し、コード留めを付けて完成。ガイラインに手を通してからグローブを着けると、着脱時にも手にぶらんとくっ付いたままで安心。
(3)最後に、ザック。
STYのために用意したザックは、SALOMON ADVANCED SKIN S-LAB PACK。本当は新しくなる前の白×黒が欲しくて探したけれど、ない。ならばと赤×黒を探したけれどこれまた、ない。色々なんやかんやあって、今市販されている黒のタイプになりました。
フロントに付いていたファスナー付ポケット?がなくなり、携帯などの小物を入れる場所が欲しい。そんなわけで取り付けたのがこれ。外付けタイプの軽量ボトルケースにマジックテープのベルトを縫い付けました。携帯を入れようと思って付けたけど、ジェルのゴミ入れにいいかも!取り外しできるので、ゴミをまとめやすいのもいい。
そして、さらにザックの両端にある、ハイドレ用のループにカラーのバンジーコードを交互に引っかけて、シェルを外側に付けられるようにカスタムしました。最後のループだけちょこっと端を縫い付けて小さいループを作りました。白×黒で地味なのが嫌だったので、黄色が混じってちょうどいい。ザックのジップを開けてモジモジ、とならなくて便利。蓄光なので夜間目立つかもw
あとはちょっとしたことだけど、夜走ることになるので、ファスナーの先に付ける“ジッパープル”も蓄光のものに変更。内側のファスナーはジッパーが奥まっていて開けにくいので、もともと付いていたジッパープルに繋げる形にしました。引っ張りやすい。
そんな感じでお金をあまりかけずに、自分の使い勝手のいいようにカスタム。なんだかそんな準備も楽しく行えました。あとは、ザックの余った紐を少し短く縫い付けておくかな。あ、ちょうど手作りエナジーバーが固まった頃かな?るんるん。すでに大会を楽しんでいる私です。
あ~あと2日!