私が走ることにこんなにも熱中することになったきっかけをくれた人、それはわたしが入っている駅伝部 の部長。ちなみに「えまちゃんはぜったいトレラン向きだよ!」そう言ってエディさんを紹介してくれたのもその人。
そんな私の、走ることのルーツとなった駅伝チーム “ ランラン駅伝部 ”。全体で140人弱のメンバーがいて、比較的多く活動しているのは50人前後。おおよそ一年のうち4回、日産スタジアム駅伝、荒川のRUNNET EKIDEN、富士山麓24時間リレーマラソン、PARACUP仙台などにみんなで出場しています。普段は各々数人で集まって練習会+飲み会など。3kmや5kmくらいからの初心者大歓迎の駅伝部です。
今年は、5月の荒川の駅伝が開催されず、なんだかみんなで集まりたいね~という話から、自分たちで駅伝大会形式の練習会を都内某所にて企画することになりました。その名もミステリー駅伝。
<ランラン駅伝部オリジナル企画 ミステリー駅伝とは?>
1.駅伝形式でチーム分けして順番に走ること
2.上位チームには景品あり
3.駅伝後の飲み会の場所は当日までシークレット
4.当日、どうやってその場所が判るのかもシークレット
5.飲み会がどういう場所で何をするのかはシークレットだけど靴を脱ぐ可能性あり
私はたいした働きをしていないけれど、一応企画側。何度か企画メンバーで集まって事前打ち合わせをしたりもしました。そして、集まった人数はなんと30人超!応援やヘルプも含めると約40人!大所帯です。やっぱりみんなイベントを待っていたのかも。
ランラン駅伝部は、編集、プレス、デザイナー、カメラマン、などなどクリエイティブ&ファッショナブルな人が多く、みんなスタイリッシュで綺麗で格好いい。見習います・・・。しかもこの日のためにお揃いのTシャツをキャラクタークリエイター&イラストレーターのtarout(タロさん)がデザインしてくれました。かわいい!
駅伝は、一周約2.4kmを4人で8周。どういう順番で走るのか、だれが何回走るのかも自由。それもまた戦略です。事前の自己申告タイム(分/km)をもとにバランスをみたチーム構成にしているけれど、全体的には男女入り混じり、レベルも様々。走る順によって幾度も順位が入れ替わり白熱します。
私は第2走者。トレイルランニングを始めるまではもっぱらロードで、5km/8km/10kmが中心の駅伝でいかに速く走るかに熱中していたので5kmを20分くらいで走れた頃もあったような気がするのですが(もはや遠い記憶)、いまやユルユル走ることに慣れてしまい、全力で走り抜けるなんて久々です。
この日の相棒は、素足で Nike Hyperfeel Run Trail にしてみました。素足で履くと気持ちいい。トレイルで履くと、まだまだ私の走り方やレベルだとすぐ足が痛くなっちゃうけれど、短い距離ならと思ってこれに。
この日の気温は35℃を超える灼熱地獄。走り出したとたんに引き返したくなる暑さ。なんとなくの調子の良さもあってか、一巡目では6人抜いて襷を渡し、その後チームメンバーがもう1人抜いたところで、全8チームのなかで1位に。
そのまま2巡目では襷を受け取る時に、後ろに2位が見えてる。ぜったい抜かされまいと必死で走るも、ずっと真後ろで足音とハァハァという息づかいが聞こえる。なぬ、これは最後までくっついて直前でぶっちぎる気か!!と思い勝手に白熱していたら、最後の最後で全然関係ないランナーに抜かされるというオチ。
全員超優秀な走りで駆け抜けたCチーム、1位でゴール!やったね~!みんなでドキドキしながら走る駅伝、やっぱり楽しいな。
そうそう、今回は「ミステリー駅伝」。
ゴールしたチームから問題用紙が配られます。そこにある問題を解きながら、『次の打ち上げ会場の場所』を読み解くのです。筋肉も脳みそも使うミステリー駅伝。難しいクイズに頭を悩ませるチーム、答えを間違えてやり直し~!のチームも。
そして、正解したチームからシャワーを浴びて着替えて指定された時間にそこへ向かうと・・・
なんとなぜか民族衣装が用意されているという!(笑)
二次会はモンゴル料理のお店。みんなで民族衣装を着て、美味しいごはんに、なぜかモンゴル相撲を取ったりと大盛り上がりで親交を深めました。(私は諸事情により二次会欠席) 走るだけかと思いきや、突然のクイズに謎のお店と、きっとびっくりしてくれたことでしょう。ミステリー企画、大成功!
ランラン駅伝部は、どんどん新しい人が参加できる、自由なコミュニティ。友達が友達を呼んできて、たいていいつも「はじめまして」の方がたくさんいます。だけど、“駅伝” という競技の特性のおかげで終わる頃にはすっかり打ち解けるのです。それに加えて、たまにはこんな楽しい企画で、【RUN】で繋がった仲間と楽しい時間を過ごす。そんな面白さとユルさから、徐々に練習会に顔を出す機会が増え、色んな情報を得て、ハーフマラソンやフルマラソンに挑戦するようになる人もたくさんいます。
独り黙々と近所をジョギングしていただけのわたしに走る楽しさを教えてくれた駅伝部。久々にその気持ちを思い出した良い休日でした。
2 コメント
おお、ランラン駅伝部楽しそうですね!!
僕は山ばかりでロードを全然楽しめてないんですが、この雰囲気は気になります・・・。
新しい人が参加できるとのことですが、どのようにすれば参加できるのでしょうか?
Kentaさん
ランラン駅伝部についての詳細、別途ご連絡いたしますね^^