6月29日(日)は両神山麓トレイルランの10.7kmの部に参加してきました!
この大会の詳細については、試走の記事で紹介しています。
ここでひとつお詫びがあります。
大会会場で「試走のブログ読みましたよ~」とおっしゃっていただいた方もいたのですが、実は試走した部分が一部間違っていたという・・・。詳しいルートを書いていたわけではないのでさほど影響はないかとは思うのですが、自分にとっては当日驚愕の光景を目の当たりにしたのです。
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前日から降り続く雨。
梅雨前線が元気いっぱいで雨・雨・雨・雹・雨。
目が覚めたら・・・
ザーーーーーーーーーー
ゴォォーーーーーーーーー
めっちゃ豪雨でした。
かと思いきや、西武秩父に到着するとなんと雨が止んでいて、空の間から武甲山がちらりと見えています。晴れ女ヒカリさんありがとう!!西武秩父駅からは、大会が貸切っているバスの有料送迎で会場へ向かいます。なにせ秩父のだいぶ奥の方。西武秩父駅からバスで30~40分。受付が9:20までなのに着いたら9:15。ぎりぎりだ~。
会場はこんな感じで、のんびりまったりとした雰囲気。その雰囲気のまま焦ることもなく受付・着替えや整理・荷物預けもできました。運営もスムーズで快適。バタバタしている感がまったくありません。天気は朝の豪雨が信じられないくらいの青空!真夏ばりに暑い!気持ちいい!
ランラン駅伝部のヒカリさんと、RRED(ランラン駅伝)Tシャツで。
スタート地点は会場から少し離れた場所。参加者みんなでぷらぷらとスタート地点まで歩いて向かいます。ちょっとせまい道路に並ぶと、大会の方から「みんなで写真を撮りま~す!ジャンプとかしてください~!せ~のっ!」なんていう声で、みんなで集合写真。なごやか(笑)
周りを改めて見渡すと、今回シリーズ戦の4戦目ということもあり、意外にも前方の人達は凄い脚にいかにも早そうなスタイル。ザックを背負っている人も少なくほとんどが手ぶら。ロードシューズの人も多かった。この暑さで水も持たないスピードで駆け抜けるってことなのか・・・?
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今回、20代最後の大会で、ローカルレースなら比較的上位を目指せるんじゃないかと密かに考えていたわたし。しかし、わたしのその淡い期待と計画はスタートしてすぐさま崩壊。
スタートして200mほどですぐにロードからトレイルに入ると思い込んでいたら、誘導される目の前にはアスファルトの登り坂。えっ、これを登るの?あぁそうか、キャンプ場のところまでね。
そう思ったのにキャンプ場をすぎても黙々とアスファルトの急坂をすごいスピードで登り続ける人々。時計を見ると5min/kmを切るペース。到底こんなスピードで登れる傾斜じゃないのに、みんなあまりに速いので、すぐにロードが終わるから飛ばしているんだろうと思ってついていくけれど、どんどん傾斜はあがっていくばかり。
(2周目の写真なので人が少ない)
まさか、山頂までロードで上がるのか?この大会の名前に「トレイルラン」って付いていたよなぁ。なんてことを悶々と考えながら、ついには歩いたり走ったりで、どんどん後ろから抜かされまくって心が完全にへし折れた2.5kmあたりでやっとトレイルへ。
せっかく試走したけれど、もうここがどこかわかりません(笑)結局、体感的には四阿屋山の70~80%をロードで上がってきたようです。そりゃキツイわ。ガンガン抜いていった人達も、トレイルは苦手なのか急にスピードが落ち、完全に渋滞。ゾロゾロ歩きながら足の回復を待ちます。目標としていた登りのタイムから10分も過ぎてる。前の方に「あの~、さっきのロードの登り、2周目以降も走るんですか?」と聞くと「2周目からはほぼトレイルだよ!」と教えていただいてホッとひと安心。
ゾロゾロ渋滞のまま折り返しのピークへ。よかった、下りは試走通り。しかし、朝の豪雨の影響でトレイルはぐちゃぐちゃ、ずるずる。足が止まって固まってしまう人も多く、またも渋滞。できるだけ先に行かせてもらいながら走ったものの、下りも想定の2倍以上かかってしまった。
(試走の時の写真)
2周目になり、やっと試走と同じルートへ。私にとってはトレイルの方がずいぶん楽。トレイル脇でうなだれている多くの人を抜くことができました。
そして中盤でまたこの坂!(笑)
またかよ~~~富士登山競走の練習みたいになってるよ~~~~きついよ~~~~。ボヤきながらちびちび走って攻略、トレイルを経てピークへ。もうこの時点で完全に上位入賞のことなんて忘れてました。だって1周目であれだけ抜かれて予想タイムよりも15分くらい遅い。
2周目には渋滞も緩和して、もう最後の下りはぶっ飛ばすのみ。ずるずるだろうが泥んこだろうが、尻餅ついたっていいやの精神でとにかく走る。途中でゲストランナーの奥宮さんを発見。ついていこうと思ったけど、当たり前なことながら、てんで無理(笑)それでも、20人くらいは抜いて、とにかくここ最近では一番思い切りダッシュしたかも。
ちょっとまわりくどいコース設定のゴール付近でルートに迷い、「え?ここですか?ここじゃない?どこ?ゴールどこ?まだ?まだですか?どこどこ~~~!」と叫びながらゴール。
ゴールの計測地から少し離れた大会メイン会場にゴールテープがあるという仕組みで、計測後はのんびりと気持ちよくゴールテープを切ることができました。素敵!
しかし、完走証発行テントに着くと女性が「ほんとに!?やった!」と言っているのを耳にして勘付きました。
10.7km 女子、4位。
約20秒差でした・・・。
どうやら私を抜き去っていった速い人達は、20kmの部門で、10.7kmの中では結構先行していたらしい。あと20秒、しかも1位の方とはわずか5分差。もっとロードの登りを走れていれば、と悔しさが込み上げるけれど、男女総合28位と考えるとそこそこ頑張れたのかな。練習では速い仲間に置いていかれること多々なので、あの人達が一緒に出ていたら上位独占だ(笑)甘んじないようにしないとですね。
やっぱりアスファルトの登りをもっと走れるようにならなければなりません。ちょうど、今週末の北丹沢12時間山岳耐久レース“キタタン”も最初のロード登りが勝負。富士登山競走なんて半分以上ロード登り。この夏で少しでも成長できるのかな。
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そして、試走の時よりもずいぶんと速いタイムでヒカリさんが帰ってきた!
ダブルピースにこの笑顔!
最初のロードでずいぶん心折れたけれど、下りは気持ちよく走れて、2周目のトレイルも調子よく登れたとの感想。さすが。『登りの一番苦しいところではたいてい皆無言で黙々と登るけれど、前後の人に声を掛けてみると意外にもあっという間で楽しいですよ』と試走の時に伝えたら、まさに登りの苦しい部分でキュートな女性に声をかけたのだとか。
その女性とゴール後に再会。
MMAのトップスを着た可愛い女性でした。
MMA Active No Sleeveとpatagoniaのショーツ、Buffという素敵なコーディネート!わたしはMMA Women’s Denim Run Shorts・・・と、どろんこの足。
仲間と何人かで参加したのだとか。秋のレースでも会えそうなので再会が楽しみ。うれしい出逢いです。
ちょっぴり悔しい結果に終わりましたが、エイドも充実していて、会場の方、誘導スタッフの方、みなさんとても優しくて気さくで温かい大会でした。全体的にはこじんまりとしているけれど、とてもスムーズできっちりした運営で、安心して走ることができました。それってすごいことだと思います。
周回コースはちょっと辛いけれどそれもまた味、ひとに薦めたい大会のひとつにリストしました。来年はシリーズ戦にチャレンジしてみようかな!
2 コメント
日曜お疲れさまでした!
エマちゃん好成績おめでとう(^u^)
そしてサワヤカな笑顔で声を掛けてくれたヒカリさん、改めてありがとう!感謝!
(もしや2周でfinishは神のお導き!?)
では、秋再会しましょ~ね★
P.S.エマちゃん、キタタン頑張って!
わぁ、コメントありがとうございます!秋の再会楽しみにしています!!