2014年は働き方を変え、ちょっと大げさに言うと第二の人生のスタートのような年でした。それまで社会人になってからずっと、その名の通り『全身全霊』で仕事に没頭し続けてきました。その反動で、今年はとにかく、やりたいことをたくさんやった。それを良しとしてくれた家族や周りの方々に感謝してもしきれません。
そのなかの1つがまさにトレイルランニング。
もっといろんなところを走りたい、もっと長く走りたい、もっと高いところを走りたい、もっといろんなひとと一緒に走りたい、そのためにはもっと経験だ。そう思って色んなレースに出てみました。レース思考かそうじゃないかうんぬんみたいなことではなく、普段の練習ではレースほどの距離はなかなか走れないし、レースほどに限界まで追い込んだ走りもなかなかできない。そういう練習すりゃいいんじゃないかっていう話は置いといて(笑)、いろんなトレイルを、レースという恵まれた環境で、楽しく走ることができる。だから私はレースに出る楽しさも大好きです。
また、練習という視点では、陸上の川内優輝選手がとにかく異例なほどに大会に出ることで練習を積む独自の練習方法を行っていることは有名で、それと私はまるで違うのだけれども、「経験」は確実に自分を成長させてくれる違いない。わたしは年初に『速くは走れない。だけど登りが強くなりたい。よし、“登り” の年にしよう。』と思い、それにあわせてエントリーする大会を考えました。また、STYに当選したことで、1回目の照準はSTYに。信越五岳に落選したことで、思い切ってエントリーした上州武尊山田昇杯が2回目の照準になりました。
ロードからファンレース、ローカルイベントなども含めて振り返り。また、累積標高も記録してみました。トレランを始めて2年目。MMA ブロガーをはじめとする多くの先輩ランナーの足元にも及びませんが、わたしの奮闘っぷりまとめです。
【2014レース記録】
2014.01.19
千葉マリンマラソン 一般ハーフ女子 21.0975km
こっそり出て、1人で走って、さっさと帰ってきた大会。100分を切れなかったことが悔しくて、Blogにもfacebookにも書かず闇に葬っていたのを思い出した(笑)
ネットタイム 1:42:54
グロスタイム 1:44:23
年代別 8/177位
2014.02.15
第4回三浦半島縦断トレイルラン大会 44km
降雪により中止
2014.03.16
IZU TRAIL Journey 75km
降雪・積雪により中止
2014.03.30
六甲縦走キャノンボール TEAM 56km
累積標高差2,800m
暴風・豪雨のなか、速いメンバーについていけなくて半泣きになりながら走ったレース。このレースがその後アクセルを踏むきっかけになった大事な経験になった。
09:54:00くらい
(RACE REPORT)
2014.04.12
The Color Run 5km
駅伝部メンバーと。いつも楽しい遊びに誘ってくれる、大好きなラン仲間。STY前だったけど、だったからこそ、すごく楽しかった。
2014.04.24
ウルトラトレイル・マウントフジ STY 91.5km
累積標高差 4,715m
スタートからずっと楽しくて、写真を取りながら、本当に楽しんで走ったSTY。最後の最後で足が痛くなったり補給できなくなったり、ゴール後に過呼吸になったりしたけど、今までで一番終始楽しく走ったのがSTYかもしれない。
21:35:13
44位
(RACE REPORT)
2014.05.31
駅伝部自主企画
RRED MYSTERY EKIDEN
わたしが走ることを楽しいと感じるようになったのは駅伝部に入ったから。そしてその後、トレイルランニングを始めるきっかけをくれたのは駅伝部の部長。「大会がなかったら、自分たちでやろうか!」そんな楽しい仲間。やっぱり駅伝も好き。
C TEAM 1位
2014.06.08
第2回 スリーピークス八ヶ岳トレイル One Pack Line 38km
累積標高差 3,030m
私がトレイルランニングを始めて、初めて出た大会がこのスリーピークス38km。1年前は10時間近くかかったタイムも、なんと7時間台でゴールすることができた。・・・38kmで累積3000m越えってやっぱキツイ!(笑)
07:35:44
32位
(RACE REPORT)
2014.06.29
第3回 Raidlight 日本百名山・両神山麓トレイルラン 10.7㎞
累積標高差 810m
駅伝チームのメンバーと秩父・奥武蔵エリアでショートレースに参加。周回コースだったけど、アットホームで楽しかった。ただしロード(峠)激登りが相当辛かった・・・。アメムチなコース。来年は他のスポーツエイドジャパンの大会に出たいと思うようないい雰囲気だった。(このあたりが1年で一番調子よかった。笑)
01:42:13
4位
(RACE REPORT)
2014.07.06
第16回 北丹沢12時間山岳耐久レース 44.24km
累積標高差 2,900m
キタタンも2年目。腸脛靭帯炎で唯一DNFした昨年のリベンジ。途中でOMMバディのくみこさんに追いついて、2/3を2人で。暑さに苦しむキタタンも今年はちょうど良い気温で気持ちよく走れた!あ、キタタンもロード登りだ。アハハ。来年は6:30スタートにチャレンジしたい。
07:42:13
37位
(RACE REPORT)
2014.07.25
第67回 富士登山競走 15km(五合目コース)
累積標高差 1,460m
クリック戦を勝ち取って、苦手な登りを克服するための試練、富士登山競走。試走できたのはたった2回だったけど、なんとか5合目コースを完走し、来年の山頂出走権をGET!気力と根性で達成。相当嬉しかった。来年、山頂コースに挑戦します。
02:17:28
45位
2014.09.06
OSJ安達太良山トレイル50K 45km
累積標高差 3,875m
「今年出たレースで周りに薦めるとしたらどれ?」と言われたらこれ。なんてったって、景色がすごい。そして藪漕ぎというか枝漕ぎというか、とにかく悪路なんだけども、その度合いがすごくて笑える。標高1600mレベルの山を4つも登る。(しかもそのうち3つはいちいち下山)森林限界の割合が多く、高山が好きな人、登りが得意な人はきっと最高に楽しめると思う。上州武尊の2週間前に出たのもいい調整になった。
10:46:56
総合11位/年代別3位
2014.09.21
上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル
第1回 川場村 山田昇メモリアルカップ(山田昇杯) 120km
累積標高差 8,300m
とにかく、とにかく今年のハイライトはこの大会。ひたすら不安で、わからないなりに色々練習して準備して、とにかくひたすらゴールに向かうことだけを全うしたくて走り(歩き)続けた。もうすっかり遠い記憶のよう。二度とこんなロングは出たくない、あたしは50kmくらいがちょうどいいんだと思っていたのに、来年の100mile挑戦を考えているこれがつまり、100km越えの証なんでしょうか。
31:54:16
18位
(RACE REPORT)
2014.10.05
Madarao Forest Trails 2014 16km
累積標高差 不明
飲みトモダチ、“オトベ” の初トレランの絶対完走を担った斑尾。やっぱり完走だけじゃなく、とことんがんばってゴールしたくなっちゃうよね♪と引っ張ったら「鬼」と言われたいい思い出。まだ経験が浅いからこそ、これからはじめる人に楽しさや感動を伝えるきっかけになれるのは嬉しいな。
02:04:44
26位
(RACE REPORT)
2014.11.09
ローカルイベント
Mountain circus3 26km
累積標高差 1,908m
ローカルレース、マウンテンサーカス。山を、トレイルランニングを愛する人たちの集いはたくさんの出逢いがあった。全国の山を駆け回りに行きたいという次の野望ができました。
5位
(RACE REPORT)
2014.11.30
OMM JAPAN Race ストレート
累積標高差 不明
OMMのために読図を覚え、野営をして、ギアを買い、準備から当日まで約半年間かかったレース。記録は残らなかったけれど、自分たちなりに諦めずに満足いくまでとことん奮闘したことが、なによりもの自慢。“チャレンジするにはまだ早い” いや、まだ早いなんていうのは早い、半年もあるのだから努力してチャレンジできるレベルまで頑張ればいい。それが間違っていなかったのが嬉しかったな。たくさんの経験をくれたOMM RACE。集大成のようなものかも。
記録なし
(DAY1:time out/DAY2:1point lost)
2013.12.14
第15回 みたけ山トレイルラン 15km
累積標高 約1,000m
みたけについては書いたばかりだけれど、OMM RACEの疲労がなかなか抜けず、なんとなく足が痛い、身体が重いという中で出た。けれど、最後にショートレースでスパッと走って、今年の締めになったのは、なんだかちょうどよかったかも。
01:49:23
19位
こうやって振り返ってみると、ずいぶんたくさん出たもんですね(笑)でもまだまだ出てみたいレースがたくさんあります。みんなが「あれがよかった」「いやあれもめっちゃよかった」と言っているのを聞くだけでもワクワクするのだから。来年は次のステップアップとして、いよいよ100mileに挑戦したいという気分になってきました。
きっと “まだ早い” なんて言うのは早い。だって、スタートゲートに立つまでにまだ時間がある。いまこそ、と思えるようにたくさん練習すれば、チャレンジしてもいいんだ!それに気付くことができた、その勇気を持つことができたのが2年目の収穫かもしれません。ドキドキワクワクするチャレンジを来年も!