もうみなさんが出発する前日なのでパッキングも終わってるかと思いますが・・・(笑)一応装備編を簡単に。
(びりっけつランナーの補給編)
今年7月開催になると聞いた時には、ギョッとしました。なぜなら、去年一番悩まされたのは『暑さ』だったからです。とにかく熱中症が辛かった。去年と同じ長いロード登りが今年もあるのだとして、そして当日晴れたとしたら・・・。沢でボトルに水を汲んでは頭からかぶるというのを何度繰り返したことか。
◎スタート時
スタート時から半袖でした。スタート時間が早朝なので、ギリギリまでウィンドシェルを着て、直前で脱いでスタート横のドロップバッグ預けの袋に放りこんでスタート。
みんな半袖。
(このあと渋滞解消してから周りが爆走してペースが速くて泣きそうだったw)
ロードからトレイルに入る入口で上の写真のとおり少し渋滞するので、その時に少し肌寒いと感じた程度で、その後は武尊山頂手前までずっと暑くてたまらないという状態でした。ハーフタイツで正解だった・・・!去年は沢をざぶざぶ上がるコースがあったので、靴下がDRYMAXだったのもかなり助かりました。
ちなみに剣ヶ峰直下の下りは滑りやすく、去年は怪我人も出ました。もし今年前日に雨が降っていたら結構滑ると思います。あまりグリップしないシューズの場合は要注意。剣ヶ峰の標高は高いけれど、ニセピーク含めすぐ通り過ぎるのとまだまだ走れていたのでさほど寒くなく。でもあそこで風ビュービューだったら寒いのかな。剣ヶ峰を下りたエイドでは暑すぎてみんなが必至で日陰を探して休むほど。
・ファイントラック スキンメッシュ
・半袖Tシャツ
・アームウォーマー
・ハーフタイツ
・ランパン
・ドライマックスの靴下
・montrail バハダ
◎武尊山頂
速い人は明るいうちに通り過ぎるから大したことはないのかもしれない。ですが、びりっけつランナーは(ここに至るまでのコースが去年とかなり違うけれど)武尊山頂で夕方前後になると思います。わたしは想像よりも到着が遅れて焦りまくっていて、寒いかどうかなど気にしている暇もなく、景色すら覚えていない状態。だけど、山頂付近で腰掛けて休んでいる選手がたくさんいたことは覚えています。その多くがレインシェルを着ていた気がします。山頂からすこししばらく森林限界を行くので、天気が悪く風が強いと寒いのかも?わたしは相変わらず半袖でした。
◎夜間
わたしは武尊山頂から次のA3までの間に陽が落ちて、途中でヘッドライトを付けました。が、ここも「関門やべーーー!」な状態だったのでシェルは着用せず半袖のままエイドに飛び込みました。A3の温かい小屋で休むと、外に出ると「寒っ!!」てな状態で慌ててシェルを着たけれど、5分くらい走ったらすぐに暑くなり結局半袖。そのままドロップバッグポイントA4まで。
◎A4での着替え
「もし時間に余裕があれば」と思い、ドロップバッグにはランパン以外の着替えを全部入れてありました。
・ドライレイヤー
・Tシャツ
・タイツ
ハーフから夜の寒さに備えてC3-fitのサーマルロングタイツに履き替え
・アンダーウエア(汗で長時間濡れたままだとお腹が冷えるので)
・靴下 DRYMAXからDRYMAXへ
・シューズ バハダからバハダへ
さっさとエイドを出る人には全く関係ないですが(笑)、トイレでいったん脱いで、軽く身体を拭いて、ぜーーーんぶ着替えるとめちゃくちゃスッキリしてすごく元気になりました。昼間の汗でぐっしょり、脛まで浸かる沢で足元はびしょびしょ。おそらく着替えたおかげで残り60km、靴擦れや服擦れ、身体の冷えも最小限に抑えられた気がします。周りが凍える中、わりと平然としてました。ま、そんなことしてるから遅いんですけどね(笑)完走目的&時間に余裕があれば。
◎A4~ゴール
A4を出る時も同様に・・・また「外寒~~~っ!」状態。そうやって温かいエイドを出る時にシェルを着ては結局すぐ脱ぐの繰り返し。A5は小屋ではなくテントで、ちょうど0時回るか回らないかという時間。わたしはそんなに寒くなかったけれど、周りで休む選手はストーブにあたっていたり、たくさん用意されていた毛布にくるまって凍えるように横になっている人もいました。その次のA6でも、そのあたりからの寒さが解消しなかったのか、小屋の中にも関わらずストーブの周りに人が群がっていて、「温かいものをください・・・」と言っている人も。23時頃~3時頃が一番冷え込みました。それでも結局ほとんどレインシェルや防寒着を着た記憶はなく、アームウォーマーを上げ下げしながら調節するのみでした。かなり天気に恵まれていたのかも。ゴールはとっくに明るくなっていたので(笑)、もちろん暑くて青空の下、半袖でゴールしました。
とにかく当たり前ながら、標高の高い山域ならではの『寒暖の差』があるので、それが他の低山のレースよりも注意すべきところ。あとはびりっけつランナーであれば、せめてTシャツと靴下だけでもドロップバッグポイントで着替えられれば前半と後半の切り替えになるかも。
なんとか台風が過ぎ去ってくれますように!
<ザックに入れた衣類系装備>
・MMA BUFF – original Camouflage
(半分にカットしたもの)
・HAGLOFS ACTIVES WARM BEANIE
(薄手で軽量のビーニー)
・SALOMON GLOVE XT WINGS GLOVE
(ミトンカバーが付いていている)
・THE NORTH FACE インサレーションジャケット
(フリースではなく超軽量化繊ダウン。名前わすれたw)
・THE NORTH FACE Stormy Trail Hoodie
(GORE-TEX Active Shell)
・mont-bell Versalite Pants
<昨年のレポート>
あの山の記憶―YNMC120k 【vol.1】【vol.2】【vol.3】
※今年はコース等色々変更となっているので要注意。
2 コメント
エマさん、こんにちは〜。
ブログ内容とは違うコメントで申し訳ないのですが、、、
先日、燕岳でお会いしたMMA Tシャツペアの嫁の方です。
まさか、まさかのスゴイ確率で、エマさんにお会いできて、鳥肌モノでした!(笑)
あの辺りでヘバッて来てたのですが、めっっっちゃ元気もらいました!アリガトウゴザイマス!!
またどこかでお会いできたら、嬉しいです♪
大阪の山にも是非どうぞ〜。
Azumiさん
わー!コメントありがとうございます!うれしいです^ ^ おふたりのMMA Tシャツスタイルとっても素敵でおもわず声かけちゃいました!わたしも元気いただきました。写真メールしますね!