今日が仕事はじめ!という人も多いでしょう。
僕もそのひとり。
だからやる気のあるうちに(?)、
2013年の目標を記します。
UTMFで、海外勢に好き放題させない
そして再び表彰台を目指す
これです。
今のところエントリーしているレースは4月のUTMFひとつ。
他に100マイルをできればもう1本、ハセツネ、神流は出たい!
それから奥久慈、キャノンボールやTGG、TDYも参加できたら楽しそうですが、どうなることやら。
◇ ◇ ◇
2012年のUTMFは、自分にとって特別なものになりました。
いつか機会があればレースのことをブログで振り返ってみたいと思いますが、
9位という成績は自分から掴んだものでなく、
多くの国内有力ランナーにとって初めての100マイルだっこともあり、
いろんな要素が絡みあったタナカラボタモチの賜物で、
ま、順位なんてそんなもんですよね。
自分なりに燃やし尽くせたということが大事な思い出で。
ただ、順位という相対評価を付けること、競うということが無意味かというと僕はそうは感じてなくて、
レースやトレランを楽しむうえでの大事なモノサシのひとつだと思ってます。
競争=competitionという英単語の“com”っていうのは、ラテン語の「共に」という意味を表す語であると聞いたことがあります。
誰かと同じ時間を真剣に共有するための手段、言い換えれば真剣なおとなの遊び、それが僕にとってのレースなんです。
◇ ◇ ◇
2012年のUTMFに話を戻すと、エントリーリストに名前が載っていた欧米の一線級ランナー、たとえば
セバスチャン・セニョー(TNF)、
マイク・ウルフ(TNF)、
スコット・ジュレク(BROOKS)
らが実際に来日して走っていたら、ベスト5はすべて海外勢が占めていたかもしれません。
2012年のハセツネや2010年以降の海外100マイルシーンの現状を鑑みると、今の日本と海外とはそれくらい差があると思ってます。
でも、日本で開催する100マイルレースなんだから、海外勢に蹂躙されるような結果にはしたくない!
もちろん来日するランナーには富士山のトレイルを楽しんでもらいたいし、いい思い出を持って帰ってもらいたいです。
ただ、それって海外勢が軒並み上位でフィニッシュすること、つまり「日本のローカルランナーはくみしやすいな」と思われかねない結果になることとは、違うはずです。
逆に、彼らにとってUTMFという大会が競技的な魅力に欠けるものになるかもしれないですし。
話を自分に戻すと、前回のUTMFはタナボタの好成績でしたから、
もう一度これに比肩するような結果を出すことがとてつもなく厳しいことはよ~く自覚しています。
残り100日ちょっとで理想的な練習が積めて、かつレース当日に最高のパフォーマンスが出せたとしても、
再び10位以内でゴールできる可能性はごくわずかなはず。
でも、表彰台を本気で目指して走りこんでみたり、いろいろ工夫してみたりする日々、それも100マイルレースのお楽しみのひとつ。
幸運にも抽選に通ったんだから、落選したランナーの分も全力で遊ばなきゃ失礼でしょう!
それに、僕や山屋さん、MMAブロガーの皆さんのような一般ランナーによる底上げが、
日本のトップシーンのレベルアップにつながるはずだとも、心のほんの片隅では、考えていたりします。オコガマシイのは重々承知ですが・・・
経験を積んだ日本の有力ランナーによるリベンジがあれば、欧米のメーカーサポートランナーが多数来日したとしても、十二分に一矢報いれるはず。
※結局他人頼みかよ! というツッコミはご容赦下さい。笑
……今回のブログこそ数行で終わらせるつもりが、またまた長くなっちゃいました。
トレラン好きのみんな、2013年も真剣に遊ぼうぜ!
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