今日はULTRA LUNCHというイベントに参加してきました。
MMAブログメンバーも何人か参加していたので、誰かが詳細なレポートをあげてくれるでしょう!(たぶん)。
ゲストは『BORN TO RUN』日本版の編集者・松島さん。
僕もご多分にもれずこの本をむさぼり読んだくち。
表紙を真似してこんな写真↓を撮っちゃうくらい。
折に触れて読み返しているこの本。ウルトラランナー/トレイルランナーにとっての金言がたくさん詰まってると思うんですけど、どうでしょ。
僕がとくに好きなフレーズは次の3つ。
◇ ◇ ◇
エリックと私はウルトラランナーの鉄則にしたがい、スピードを落として歩きに切り換えた。「頂上が見えなければ、歩け」というわけだ。(クリストファー・マクドゥーガル)
・・・明日からでもすぐにマネしたいテクニックですよね(笑)
「本物の食べ物が好きなんだ」(スコット・ジュレク)
・・・ジェルは摂らないのか?と聞かたときの答えが、確かこんな感じ。編集者の松島さんはスコット・ジュレクの新刊『EAT&RUN』の日本版も準備されていて、2月23日に書店に並ぶんでしたっけ? 原著を斜め読みしたところ、スコットの行動食のレシピも載ってるみたい。早く読みたい!
「疲れに背を向けるのでなく、疲れを抱きしめるのだ」(スコット・ジュレク)
・・・疲労とは戦っちゃ、反目しちゃダメだ、うまくお付き合いしないと、と。ウルトラランナーはプレイボーイかつマゾヒストたれってか。
つけ加えるなら、500ページにもおよんだ物語のラストがまたサイコーです。
流浪のレースディレクター カバーヨ・ブランコは、大手アウトドアメーカーによるレーススポンサードの申し出を断った。スポンサードを受けさえすれば安定した生活が手に入るというのに! 「走ることは人にものを買わせるのが目的じゃない。走ることは自由でなきゃいけないのさ」
・・・今まで読んだ中で、こんなキレイな終わり方をしている本ってちょっと記憶にありません。
◇ ◇ ◇
2番目の写真は、『BORN TO RUN』に登場するカメラマン、ルイス・エスコバーさん。
僕が2年前に参加したハワイの100マイル「H.U.R.T.100」で一緒に走りました。
彼は毎年このレースに参加していて、初代のチャンピオンでもあるんです。
ルイスさんはレースディレクターとしての側面もあり、そのうちのひとつが「ボーン・トゥ・ラン・ウルトラマラソンズ」という名前のレース。
去年まででまだ2回目という歴史の浅いレースですが、2012年の「ボーン・トゥ・ラン・ウルトラマラソンズ」において、最長距離100マイルの部で優勝したのは、なんと日本人なんですね!
その日本人というのが・・・(つづく)
3 comments
今までのblogを一気に読みました。『Born to Run』は私もお気に入りで付箋だらけになりました。スコット・ジュレクの本の翻訳がでる話は聞いて良かったです。原書で買おうと思っていたので。
『アイガー北壁』が山へ行きたくなくなる映画だとしたら、ヴェルナー・ヘルツォークの『彼方へ』(1992年)も同じくなのですが、残念、この映画のDVDが出ていません。これすごくいい映画なんですけどね。(Amazonには『ザ・クライマー ―彼方へ―』という題名で販売されたVHSの中古品が出品されています。)
UTMFへ向けたトレーニングがんばってください。私は落選してボランティアの抽選待ちです。
コメントありがとうございます!嬉しいです。
ブログこっり?はじめてたのですが、バレてしまいましたね・・・
ヴェルナー・ヘルツォークの『彼方へ』、初めて聞きました。『アイガー北壁』は劇場で観て、史実だから結末は当然知ってるはずなのですが、マジにビビリました・・・。
怖いの苦手なんですけど、機会があったらトライしてみます!
[…] 当日の会場は IID 世田谷ものづくり学校 の211教室。スタジオでもつかわれるスペースということで、広くて日当りも良くとても気持ちの良いスペースでした。ちなみに50人の定員に際して実に90名もの応募があったようで、ランと食に関して興味を持つ方の多さを改めて感じました。トレイルランナーとして良く知った顔もあれば(MMAブロガーからもエディさん、岩佐さん、ランブラーさん、イソさん、シンさんのそうそうたる面々が参加されていました。)初めて見る方も沢山いらしていて、色々なコミュニティの方が参加されている印象でした。イベントの集客としては理想的ですね。 イベント開催前の会場。とても気持ちの良い空間でした。 […]
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