OSJ八ヶ岳スーパートレイル60kを走ってきました。
去年は年間3本しかレースを走らなかったけど、2013年は積極的にレースを走ることにしました。この八ヶ岳は、さしずめ秋の3連戦・初戦といった感じ。
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レースを走る理由はひとそれぞれだけど、最近よく思うのは「ゴールラインの向こうでの時間を過ごす」ため、ほとんどそれだけのために走っているような気がします。
全力を尽くしたランナーがいて、悔しいゴールをしたランナーもいて、仲間、家族、知り合いがいて。走ったあとにみんなとダラダラすごす時間。もうもがかなくてもいいという安堵や、道中つかんだ手ごたえへの高揚だったり、疲労で声が上ずっていたり。何より上気したみんなの顔がとてもいい。最高だよね。
ゴール後の宝物のような時間を心の底から満喫したい、そう考えると、レース中めげそうになっても、まだもうひと山だけ頑張れます。
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フェイスブックに投稿したレースレポートはこんな感じ。
OSJ八ヶ岳スーパートレイル、60kmの部に参加してきました。
レース中盤の35kmすぎ、コース最高峰「大河原峠」からの長いアスファルトのダウンヒル。下りだから一見ラクかと思いきや、それが18kmもあるともはや苦行。100kmの部も、100マイルの部も、たぶん、この区間が一番ツラかったんじゃないでしょうか。
予想通り、脚が固まりペースを維持するのが難しくなってくる。
今のポジションは3位。後続はそこそこ離れている(と思う)。かたや前2人はパックで進んでいるとか。あらら…こりゃ1人旅で追っても届かないかもしれない。でも今日はチーム100マイルのウェアで走ってるから、ここで緩めるわけにはいかないよな。
いや、正確にはこの服を着てるからじゃないな。ここ八ヶ岳でも、先週のシャモニーも、チーム100マイルのメンバーがたくさんの汗を流している(はず)。
それを考えると、自分だけ汗かかないワケにはいかんでしょう。
すっかり固くなった脚を何かから引っぺがすように、強引に動かす。もちろん痛い。
傾斜がゆるやかになるとストライドが狭まる。ならばとピッチを意識する。少しだけましなペースに戻る。下りきればあとはトレイル区間。アスファルトを下るための脚はここで使い切ってもいいんだ。ヒヤ汗出るけどさ。ラスト10km弱のトレイル区間にさしかかる手前、「白樺湖」のエイド(53km)で前2人との差を聞く。10分かぁ、、、。スキー場ののぼり返し、なるべくジョグを混ぜる。霧がたちこめて前がまったく見えない。平坦ではめげてつい歩きが入る。気を取り直して下りを飛ばす。眼下にアスファルトがチラチラ見えはじめ、トレイル終わっちゃったなとほぼ諦めたとき、視界の隅に白いタンクトップが入った。
最後のダウンヒルでパスさせて頂く。でもすぐアスファルトに出る。逃げる。・・・・・・・
残念ながらトップには5分届かず、7時間7分のフィニッシュでした。でも最後にひとつジャンプアップできたし、何より最後まで追い込めました。
参加された皆さん、大会関係・ボランティアの皆さん、ドМな大会をありがとうございました!
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スントのログはこんな感じ。もう少しコンディション上げていきたいです。
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[…] アンドラ以降のポンコツボディをなだめすかしながらで、思うような準備はできなかったけど、秋の3連戦を遊びながらで調整を兼ねてみたりと、少しは経験ってヤツが身についたのかも。 自己最高順位というオマケつきでのゴールでした。 […]