トレイルランをはじめた5年まえ、僕にとって、レースといえばそれはパワースポーツ・OSJが主催するトレイルレースでした。ちょうど年間シリーズ戦を立ち上げた時期で、トレイルレースを検索するとすぐヒットする、身近な存在でした。
「いつかOSJのレースで表彰台に立ってみたい。それも総合で入賞したい」
目標というには遠すぎて、あくまで単なる、秘かな夢でしたが、まさかこの僕が、しかもミドルレースで総合入賞してしまうとは・・・
安達太良のレースはトレイル率100%、アップダウンが厳しいといわれるトレイルランナー向きのプロフィール。実質約45kmの中で大きく分けて4度アップダウンを繰り返します。難コースのイメージが先行してるけど、実際走ってみると、スタートすぐの安達太良山への登りはともかく、残り3つの登りパートは「なんとか走れてしまう」くらいの絶妙な傾斜のトレイルなんです。
この日はスタートからゴールまで気持ちよくペースを刻め、徐々に順位をアップ。最後は前との力の差がありが詰めきれなかったけれど、なんとか4位で帰ってこれました。
この結果は、パワーハイクだけでなくジョグでも登れるようになったことのご褒美だったのかも。
これて秋の3連戦はすべて終了。いざ、ハセツネ!