UTMS( Ultra Tour Mount Sigunian)参戦ツアーですが、まだ募集しています。
11月中国四川省のチベット高原の東の端で開催されるUTMSですが、今のところ12人の参加(その他に応援のご家族が2人いらっしゃいます)であと6人までお受けすることが可能です。
今年は招待選手で、無名ですが非常に実力のある菊地さんに加え、実力、実績が抜群の横山峰弘さんが先日追加で招待選手としてレースに参加させてもらうことになりました。
この二人が世界のトップランナーや(小さな大会ですが、毎年ジュリアンショリエやジェイソンシュラーブなどのトップ選手が何人も参加します)、子供のころから4千メーターを超える四川省の山の中で薬草の採取やパンダ狩り(このレースのコース上で初めてパンダが発見されました。運が良ければ野生のパンダに会えるかもしれません。ちなみにパンダ狩りは違法行為です)を生業としているおじさんおばさんと競うことになります。このおじさんおばさんがかなり早くて、2016年のレースでは最初の8㎞でジュリアンショリエは早くもトップから差をつけられていました。
このような世界各地からの有力選手と、中国の山の中に住む無名のおじさんおばさん選手が参加するため、このレースは長距離走が早いだけでは対応出来るようなレースではなく、山の実力と知識、経験が問われるので、前から横山さんのような人にに出ていただきたいなと思ていたところ、なんと先日横山さんから参加したいとのご連絡をいただき、主催者との交渉の結果招待選手にしていただきました。
皆さんご存知のように横山さんは高所登山の経験も豊富で、マッキンリー6194m、アコンカグア6961mなどの登頂経験があります。高度の影響を受けた時の対応方法をご存知なので、実力を十分に発揮して上位で(うまくいけばトップで)ゴールしてもらえるのではないかと楽しみにしています。
そのような訳で横山さんと一緒のツアーでレースに参加したい人(移動のバスも一緒、泊まる宿も一緒、食べる食事も一同じ、そして当たり前ですが走るコースも同じです)、走らないけれど横山さんの上位でのゴールシーンを見たい人(私が一番そうなのかもしれませんが)など、ぜひツアー参加をご検討ください。