できるだけ多くの人にシェアして欲しいと思う。たぶんこのブログに来てくれるランナーのみなさんだけでなく、普段、こういったことを考える機会がないロードを中心に活動しているランナーやクラブの方々にこそ観て欲しいと思う。本来、ゆっくりと仲間から教わっていくものなのかもしれないのだけれども、ランニングブームから参入が急過ぎて、行政や質の低いマスメディアを絡めて、歪んだ形で問題化してしまった。この協議会ができるまでの経緯はここでは書きませんが、いくつかの記事を参照してください。
「鎌倉はこう走ろう」の内容は本当に基本的なことなのだけれども、スピードを落とす、ではなく、しっかりと歩きに切り替える、という事がポイントになると思います。相手が譲っている場合でも、ご年配の方などは、走ってくるだけで怖いと思うものです。今回、鎌倉トレイル協議会が提案している自粛区間、期間、時間帯では、現実にほとんど走れないはずなんです。他にも前記の高尾〜陣場主稜線も曜日、時間によっては同じ状況です。南〜北高尾の通過に利用する場合でも慎重さが求められます。まして週末の主稜線でレースや追い込むトレーニングなどはできないはずです。静岡の沼津アルプス、六甲の山々でも、鎌倉のような事態にならず、トレイルを共有する人たちが自然な形で共存していくことを願ってやみません。