日本の夏、金鳥の夏。
蚊取り線香さんの「雲取山 1DAYナイト練」に参加してきました。

結果として、雲取山で一部エスケープ／残りの参加者も石尾根の途中で道路に下山という全員コンプリートできなかった（爆）という、難題のあるミッションでした。
いやね、夜でも暑いわ、ブヨが大量発生しているわ、水量十分（前日も雨）と聞いていた水場もちょろちょろとしか出てないわだし、2年前にも同じコースを歩きましたが、前半40KMが登り基調がずーつと続き、登るとちょい下り、また登るといういやらしい設定。
感覚としては、ハセツネよりキツイです（キッパリ）

雲取山直前の埼玉側が「ジブリワールドかよ！？」ってくらい荒廃しているため精神的にもキツイんですよ。人もあんまり入ってないため、景色は最高にいいんですが。樹木もブナだし、尾根に取り付けば気持ちよく走れるし、非難小屋もきれいだし。おススメは秋・春かな、ブヨがとにかく大量です。

雲取山荘でカップヌードルを補給。参加したTさんはザックからバナーを取り出しラーメン自炊、カップ麺よりビールでしょ！とビールオンリー補給のメンバーも。
いや~、夏合宿みたいな山行でした。コース自体はいいんですが、いかんせんブヨ多すぎ、足がボコボコになりました（涙）

コースタイムですが、御岳駅から北上して埼玉側に回りこみ雲取山荘までが15時間くらい。非難小屋で休んだり、早歩きのペースですが、とにかく夜間が暑くてペースがあがりませんでした。このコースの注意点ですが、エスケープできる箇所が少ないうえ、雲取山からのエスケープ（鴨沢・日原など）は下山に長時間（コースタイムで4時間など）かかることです。
奥多摩駅から石尾根に取り付いて逆走したほうが、登り20KM基調、残り40KM下り基調になるため楽になりますが、雲取山以降のエスケープルートがない、または埼玉側でバスも不便・エスケープ後に都心に出ずらいことに注意を。