ひとりだと寝坊が必須なのと、1月のHONGKONGビブラム100まで大会にもエントリーしてないため、10月は蚊取り線香さん主催の「蚊取り線香塾」に同行して山に入ることが多かったのでまとめです。
【9月27-28日 蚊取り線香塾 第四講 夜間走練習会!】
ハセツネ2週間前に夜間試走を兼ねた夜間講習会。数馬からとりついてゴールまでの16時間以上ならナイトステージになる区間。武蔵五日市の最終バスを使って取り付いたんですが、土曜日だけあって18:06が最終バスの発車時間となります。
MMA主催に限って毎度のことですが、また道の迷い(ハセツネは、巻き道を使うところと使わないところがあったり、年によりそれが変ったりすので・・・とハセツネコースの黄色い杭をみておけば迷わないので言い訳なんですが。つい巻き道をつかわずガレてるピークの方に行ってしまいました)
参加された方&ビッグサプライズを仕込んだ渋井さん@MMAお疲れ様でした!
そんなこともあり、蚊取り線香さんから日の出山でロープワークの紹介。ロープワークは縛り方など忘れてしまうので、復習・復習。
【10月11-12日 ハセツネシングル(10㎏の荷物増量+18時間ペース)】
わたしは参加しなかったんですが、ハセツネ前日にハセツネを1周してハセツネ本戦のスタートを応援する講習会。わたしは坊を連れてスタートの応援にいっただけですww
前述の講習会に参加された方や蚊取り線香塾生に皆さまもPB更新など好タイムで完走しているとのこと、参加された方、お疲れ様でした!
ハセツネアドベンチャーグリーン&子供が高校生になったらハセツネ完走が家訓の横浜の荒鷲さんから「で、(坊に山を)やらせるの?」といわれたんですが、子供のころからハードなものを見せて育てると、反面教師になって拒否られる気がします。
「壁」「雪山」をやりたいといわれたら・・・そのときは、先輩たちに指導をお願いします(苦)
この講習会は次回14時間完走ペースで「歩く」とのことです。
【10月18-19日 蚊取り線香塾/安全講習会@奥多摩】
ロープワークやツェルトなどの「道具の使い方」やビバーグ方法などの実践を兼ねた奥多摩訓練。上川乗からハセツネ第1関門に取り付いて三頭山までじっくりと安全=疲れない・転ばない足の置き方を練習してから座学となりました(1泊二日でしたが、この日も用事で1日目の夕方で離脱、ロープワークの一部だけになってしまったのがもったいない)。
いくつか教わったことをメモすると、
・山で安全にすごすことは、怪我をしない&疲れないこと。だから足の置き方・歩き方が安全の基本となる
・サングラスを頭にかけたり、ザックに服をひっかけたりするのはハイカーの人もしているが、転んだりひっかけたりして危ない。なるべくザックの中にいれる。ハイドレのホースも引っかかるから自分は使わない
・メーカーは安全のための道具を推奨するが、持っているから安全なのではない。持っていたり、買ったことで安全な気がしているだけだ
・道具は、どう使うかが重要。単にひとつの使い方ではなく、ひとつの道具でいろいろ応用できるかがポイント
・ほんとに危機を感じるような天候のときは、教科書にのっているようなビバーグ方法(平らな場所を探すなど)なんてできる天候下ではない。動けるなら動いて安全地帯へ動く
・寒さなどの危険な状況は体験しておくことが需要。例えば冬に家で寝るとき、窓を開けて寒さを体験しておく。同じ状態になったときに、体験したことが自信になる
・東京都の山で「岳」とつくのは「土俵岳」だけ。「山」「岳」を使い分ける基準はないのかも
私の場合、「行動し続けること」が基本としているので、動ける体力や天候ならば、わざわざ危険な場所で少しでも安全そうな場所を苦労して探すより、安全地帯を目指してまずは動き続けるという判断をするかな・・・賛否両論あると思います、冷静に状況や自分を判断できる思考でいられるかが、判断を決める大前提になります。
だてに、UTMBもほとんど休まず(寝ようとしたら突貫さんと女王に10分でスタートさせられたのはナイショ)歩き続けて完走してないです(キッパリ)
歩き方とスピードですが、最近「登り速過ぎ・平地遅すぎ」と指導されるので、蚊取り線香さんの練習会のスピード配分(歩き)を計測したのでメモしておくと、
・登り:17~18分/1km
・平地:10~11分/1km
・下り:9分/1km
登りのゆっくり目に反して、平地は歩きでもかなり高速なんですよね。
登りは無理に体力を消耗させず、平地は体力を(登りに比べ)消耗しないのでスピードをあげる。という感じで。巻きがちな長い下りもダメージを回避するため、スピード上げて突っ込んでないです。
この日、座学で三頭山の非難小屋に入りましたが、昼間の木漏れ日に反して、かなり冷え込んで寒かったです。小屋の中なのに、シューズを脱いだ足やロープワークをする手もかじかみました。
奥多摩も秋が本格化してきてます、三頭山の紅葉も11月1週目には見所になるのではないでようか?ちなみに、三頭山避難所から都民の森まで、フラットな場所を走れば40分くらいで下山できますが、大滝前後の箇所はガレてるので注意を。
この日、子供連れの方で、子供が疲れたり、足が痛いとぐずってしまい下山が大変そうにしている家族を2~3組ほどみかけました。
17:00にはかなり暗くなるので、早めはやめの行動が吉。わたしも数馬発17:30のバスに乗ろうと16:00と余裕をみて下山しました。
都民の森発の最終16:48にたまたま間に合いましたが、間に合わなければ都民の森から数馬まで下りロード(けっこう長い)を考えると、ちょうどよかったかも。17:30のバスしかないとしても、三頭山の滞在は10分くらい長くなるかな?くらいのニアな差です。
先に帰りましたが、参加された皆様、お疲れ様でした!
蚊取り線香塾「安全講習会」ですが、次回の11月8日くらいに蚊取り線香さんと突貫野朗さんのコラボで谷川岳あたりで開催の予定とのことです。
※奥多摩か高尾あたりの東京近郊で日帰り開催で検討中とのことです。
興味にある方は、蚊取り線香さんのblogやFaceBookの蚊取り線香塾ページなどで告知されると思うので、チェックを!