香港Vibram100Kのブログのその3です。
コース概要・ウェアと装備は → その1
エイド内容,コース最大のトラップは → その2
わたしは2013年のUTMBにつづき、「海外レース=家族旅行」なので、連れと坊の3人で香港に行きしました。正直、レースや家族の準備に加えて、自分でエアーとホテルを調べて予約して~は面倒(苦)だし、それが原因でDNFしたら本末転倒。ちょうど、蚊取り線香さんと渋井さんがMMAで「蚊取り線香ツアーin香港Vibram100」を蚊取り線香塾の参加者や友人内で開催することとなり、家族で相乗りさせていただきました=3
※MMA×蚊取り線香で、2015年UTMB参戦&応援ツアーを募集してますので、ご興味のある方はぜひ。2013年UTMBも蚊取り線香さんに相談して家族でシャモニに行きました。
ツアーのだいたいの行程は、
1/16 午前:10:45羽田出国 午後:香港入り-スターフェリーなど観光-決起飲み会
1/17 午前:04:30チャーターバスでスタート地点-受付-スタート 午後:レース
1/18 午前中:ゴール 午後:家族で観光-打上げ飲み会-ホテルの部屋で団欒
1/19 午前中:家族で食事&買物 午後:16:00香港出国-21:00過ぎ羽田着
※18日午後は、ツアーに「悶絶マッサージ」「打ち上げ後ビクトリアピーク観光」があったけど、家族で別行動のためキャンセル
レースで1.5日を使用して、その足(レース後に徹夜のまま)で、家族で九龍サイドの定番スポットをまわりました。19日は家族でティファニーではなく“中華粥”で朝食。香港は今回で3回目(わたしは)だったのですが、観光としては物足りない部分もあるといえばあります。香港サイドはまわれなかったし。だけど、あくまでレースが主目的の旅。家族の心配がなく、集中できて完走できたので◎。
大人数でシェアしたほうがいろいろ試せる中華メシ。メンバーが多いにこしたことはないです。(欲を言うと海鮮食べたかったなー。家族で海鮮好きなのわたしだけなので・・・)
蚊取り線香さんがレース中(17日)の家族向けプランとして、「香港ディズニーランド」「海洋公園」を別途手配と提案してくれたんですが、まだ4歳で乗れるアトラクションが少ないためキャンセル。帰国してからミスターココナッツ@マイケル・ホイに「海洋公園」が登場しているのを連れが見て「行っとけばよかった」とのこと。
連れが一番うれしそうにしてたのは、アベニュー・オブ・スターズで「マイケル・ホイ」「サミュエル・ホイ」の手形を見つけたことのようです。(わたしは、ジャッキーの手形を再見できておなかいっぱいでした)
家族で行くならば、終日レースで自身が不在になる2日目に連れや子どもが楽しめるアクティビティ(香港ディズニーなど)を提案できるかがポイント。食事も、ホテルや外食だけでなく、スーパーやフードコートなど食べ物や飲み物のテイクアウトができるお店が、ホテルに近くに多いかも重要(子どもがぐずったり、急な腹ペココールに対応できるため)。
今回、ツアーで宿泊したパンダホテルは、ゴール後の公式バスで帰ってくる荃湾駅から近いというメリットに加え、B3/B2が中国イオン、ファーストフードやコンビニもホテル周辺に多かったので、非常に助かりました。坊がパンダ好きなので、ホテルのいたるところにあるパンダがとても嬉しそうでした。
ツアーのメンバーに坊が迷惑(さわぐので)かけないかなと心配してましたが、いろいろと気を使っていただきありがとうございました。特にSさんは、孫のごとく可愛がっていただきありがとうございます。
よく家族にトレイルの大会や海外レース参加を理解してもらって、サポートをどうすればお願いできるか?って報告会で話題になりますが、我が家の場合、ルールがあって
①レースでもないと「海外旅行」に行かないので、家族旅行の理由・目的になる。そのため、海外レースは「家族」で行く
②エイドのサポートを家族に頼まない(子どものぐずりや不慣れな言語とローカルな交通機関を探して移動するのは、レースより負担が大きい)
③スタートやゴール・応援しやすいエイドなど「家族で楽しめる」場面は、家族一緒に楽しむ
④レース中は、風景の写真・どのあたりを走っているかを電話やメールで伝える
家族の理解=②まで家族に求めると上手くいかないんじゃないかと思います。レース中は気持ちも高ぶってるし、サポートをお願いされても家族として「何をやったらいいか?」わからないと思うんですよ、説明してもトレイルやマラソンの経験なければ。
スタートで見送ってくれたり、ゴールゲートを一緒にくぐるため待っていてくれたり、わざわざ途中のエイドまで足を運んで応援してくれてることが、「最大のサポート」なんだと思ってます。
といっても、今回はスタートが早朝で、坊が前日の移動で興奮してなかなか寝付かず、スタートは爆睡で起きず&ラップ計算しなかったのでゴール予定時間も不明だったため、③はまったくできてないです(苦)
UTMBに比べて、移動時間も少なく、旅費や物価も安いため、費用面や体力(家族も含めた移動疲れ)の負担が少ないのが最大の魅力だと思います。
レースも土曜日終日と日曜午前だけのため、家族が土曜日をどう過ごすか?例えば「香港ディズニーランド」「海洋公園」「ハーバーシティでお買物」「マカオ観光」などを、奥様にまる投げしないで、自分でも考えておくこと。とくに、子ども連れの場合は、好きに1日使えるとはいえ、独身時代のように身軽に自由にまわれないので。
そして、レース後は疲れていても、ホテルで寝てないで、家族で香港を別腹で楽しむ!このあたりは、UTMBなど他の海外レースでも同じだと思います。レースに加えて、家族の楽しい思い出が増えるってことですよ!!
自分のレースのように、家族が楽しめるアクティビティを1日分、奥様と子どもに提案できれば、家族旅行としてレースと両立できるのも、香港Vibram100Kの魅力です。
※トレランレポートシリーズVol.1 Vibram HK100/HK168報告会が、2月26日に神田で開催されます。ご興味のある方は、リンク先でお申込みを!