OSJ初のロードのウルトラマラソン「木曽グレートトラバース100K」。
参加を決めてから、コースマップを見る度に、ヤバイグレードとは思ってました、やはりなんとも第一関門を8分オーバーでDNFになっちゃいました(苦)累積標高2600mって、トレイルじゃないんだか、ロードウルトラでも野辺山や白川郷よりあるし・・・。
ま、しょうがないです。だって、そもそものラップ設計だと、19:30くらいにゴール、そして、東京に帰る終電時間は20:07(それも、長野周りの新幹線)なんだもんw
※第二関門15:00過ぎたらDNFして、ゴールまで戻って、18:00台の特急で帰ろうともともと考えてたこともナイショ
DNFした後に、トレラン大好きのノリさんと話したんですが、そもそも2009年のUTMBがあって、それを見てトレイルやロングを初めて、いったんUTMB完走という目標を達成すると、DNFをサッパリと決断しちゃう。目標を一度達成しているから・燃え尽きているからなんだけど、ここでゴールまで無理して行ったとして、後泊して有給を無駄遣いするのもアレだとか理由も気持ちもドライになってるとのことで、わたしもその意見にはすごく納得してます。
SPAトレみたく、前泊はぐんまーの秘湯四万温泉、後泊は関東最大の温泉のメッカ、メコン川の替わりに湯畑が街中に鎮座する草津温泉くらいの、トレイル以外の魅力がないと・・・有給残しておいて、他のレースにあてたほうがいいじゃん!な気持ちに傾きます。
町興しとか、地方再生の起爆剤として「トレイルの大会」という気持ちや政策は、仕事柄、行政関連の案件も扱う経験もあるのでわからなもないです。人を集めて、おもてなしして、地方の魅力を再発見(見てもらえる機会を作れば)すれば、リーピートしてくれる人が増えるかも?という代理店やPR屋が即思いつくストーリーなんですけどね(笑)
その予算あるなら、箱物ではないですが、そもそも人の来ない時期に、楽しんでもらえるようなソフトやハードに投資して、リピートしたい(大会で時間がないから、今度はゆっくりきて楽しみたい)という部分を拡充させたり、そもそもですが、日本人にウケないなら、インバウンド予算につけて、海外からの集客を狙いで、日本のメジャーでないエリアに目を向け始めている人が多い台湾あたりの旅行会社と握るとか、地元のでかいイオンで手を組むとか(これは、YOUの価値観で、日本人や地元の人が???なソフトが宝になったり、異常値が出るので)ね。
今回の木曽グレートトラバースや1000名募集のところ、450名と半分でした。わたしらにしてみれば少ないという印象ですが、地元の人にしてみれば、わざわざ100KMなんて、24時間テレビのDAIGOが苦心して走った距離にチャレンジするもの好きや超人が地元の小学校の生徒数より(失礼)集まるのはすごい!と大歓迎でした。
おんたけ山噴火の影響で客足が鈍る中、町興しとして、450名が集まり、宿泊などするというのはインパクト強いし、ロードのため、まだまだ人数は積み上げられると思います。
スタートを1時間早めて4:00にすれば、わたしみたいに帰りの時間を気にする人でも、参加に踏み切る人が増えるんじゃないかな。、
エイドもOSJクオリティではなかったし(しいていえば、各エイドの食品は1種で、オペレーションを簡単にしてたんですが、チョコやチップスター・梅干・飴などの小物は各エイドでも添えてほしかったです)、雨だったため、せっかく用意したかぶり水がまったく機能せず、急遽、お湯を配ってくれたり、朝の5時から沿道で、町がこの大会のために作り支給したフラッグをおばあちゃんたちが雨の中ふって応援してくれたり、非常に地元から愛される大会になると思います。
一緒に参加した、今は無き心折れ部の大ちゃんが手配してくれた宿の食事。
マラソン大会前に、こんな上品な料理でいいの!!??くらい美味しかったし、お風呂も温泉でまったりしちゃいました。こういう、地元にもともとあるハードが強いと、大会ではなく、家族旅行でまたきたいと思っちゃいますよね。なんでも、夜は、木曽駒ケ岳の空を眺めるナイトハイクも実施しているとのこと。