山に行きませんか?
帰国した蚊取り線香塾長から連絡があり、コースはおまかせします。と返信したら「日光の男体山に行きます、東武線で日帰りできます。」と返信が。
諸事情で泊り山行はいかない(でも、オーバーナイトハイクはOK)ということもあり、今回も丹沢か奥多摩、遠くて甲斐かな?と思っていましたが、意外なコースでした。
北関東の山ってのも初めてなので、早々、当日は6:20浅草発の東武線(快速)に乗り、塾長と合流して、8:20には東武日光駅に到着。
時間としては、東京の東側に住んでいれば奥多摩や藤野(北丹沢)と変わらない時間。
ゴローちゃん@孤独のグルメ風に言うなら「こういうのもあるのか」という感です。
その後に乗り継いだバスも、必ず座れるよう増車(なんと、観光バス仕様)。
登山口まで取り付くいろは坂は、小学校の修学旅行依頼かも。
事前に男体山の登山ルートを調べていたら、表(神社側)から急登を往復するのが一般的なようですが、塾長が選んだのは戦場ヶ原までバスで移動して、裏から表のワンウェイコース。「こっちの方が、日光白根山などが見えて、眺めがいいんですよ。」とのこと。
駅のロッカーに荷物を預けるのが面倒なのと、どこでもドアで離脱できるワンウェイスタイルは、やっぱり気軽でいいな。
この日(10月3日)は爆弾低気圧が過ぎた後で、抜けるような晴れ間。眺めもよいに違いない。
ということで、男二人で四方山話をしながら登り始めました。
男体山は日本100名山の一山。
駅から取り付きやすく、コースタイムも往復で7時間かからないこともあり、登山はじめました系の個人ブログでも多くレビューが書かれてました・・・けっこう「舐めてた」が多いんですが。
戦場ヶ原から登山口(ゼロ合目)までは、ゆるい林道を回りこむ感じで非常に気持ちいい。
取り付いた後は、裏でも、急登りに加え、根っ子・ガレ場が続く、登りでも下りでも嫌な悪路。加えて、森林限界をすぎるまでは、景色がほとんど見えない感じでした。
しかし、森林限界を超えると、尾根も短く、眺めもよく、八ヶ岳や武尊山、赤城・榛名・妙義の上毛三山が回りにぐるりと見えてサイコーに気持ちいいいです。
さらにこの日は、富士山のうっすらと眺めることができました。
下りですが、これまた、浮石・ガレ場が続く登りでも下りでも嫌気がさす悪路。
ブログの「舐めてた」がわかる気がしました。
自分が高円寺に住んでるため、山手線の東側や東武線は眼中になかったです。
中央線や小田急線をどう活用してとりつくか?が先行していて。
その上、寝坊なため、北丹沢側からの蛭ヶ岳の表側へワンウェイや、雲取山くらいで。
まだまだ、日帰り山行でも開拓できる山がまだまだあるという、新発見ができました。