写真を撮り忘れましたが、10月9日にハセツネコース前半から市道山分岐よりアレンジルートをかけた18kmの夜間練習を行いました。おまけで、5:30頃に車道にアウトしたため、バスがなくプラス6kmのロードを歩いて、24km。このロードは、「いい練習になりましたw」とさせていただきます。
【コース】
武蔵五日市駅~いなげやからハセツネコース合流~変電所~今熊神社(ここまでで1時間)~入山峠~市道山分岐(以降、アレンジ)~市道山~臼杵山~荷田下(予定6時間:結果6時間)
先日の男体山同様でも感じたんですが、ペースコントロールの技術は塾長の十八番で、この日も「今熊山山頂まで1時間で行って下さい」で、だいたいどのくらいのスピードで走れ(歩け)ばいいかがわかる感じになります。今熊山頂までで、誤差+5分でしたが、途中で足の置き方の練習を行いましたので、予定範囲とのこと。
スピードを上げておいて、後で落としてではなく、グロススピードとなります。これがわかると、疲れずに進むために、だったり、次のエイドまで、何時間だからどのくらいのペースで進めばいい=余分なスピードをかけずに済み、ダメージコントロールにつながるというわけです。
私の場合、毎度、先頭でペーサーをやってますので、ペースが違うと「遅く」「早く」の指示が塾長からあるため、見につきやすいところもありますが、もし、塾に参加される方は、塾長の後ろでペースや足の置き方を真似しながら進むと、指導以外にいろいろと参考になる点が増えます。
指導内容ですが、登り・下りでの足の置き方や、安全を考慮したガレ場の下り方や倒木のまたぎ方などです。基本は、落ちているほうではなく、斜面側の足を軸にして足場を先に確保すること。カラダの向きも崖側やガレている場所に向かわないよう、一歩足を出し置く際の、角度に気をつけること。下りでも、濡れてなければ、木の根や石を積極的に使うことなどです。
スピードより長く歩き続けることに重点を置いている蚊取り線香塾ですが、特に重視している点は「長く歩く・走れば、例えば足の上げる高さも、普段の自分の足より、想像以上に低くなっている」というような、100kmや100マイルなど、いつもの練習以上の負荷が溜まったときの状況を想像したり、それに対応できるよう、日ごろの練習から気をつけていこうという点です。
自分も100km・100マイルは苦労して完走しているし、単に走る・走りこめば完走できるわけではないと実感しているので、長くなればなるほど、カラダ作りの戦術力アップだけでなく、戦略が重要になると思います。
蚊取り線香塾ですが、10月11日谷川岳・10月18日女峰山/日光※予定と積極的に100名山もトレイルランニングで登頂するツアーも開催してますので、ご興味のある方はぜひ。