8月末に、3年ぶりのシャモニ・モンブランに行ってきました。 2010年CCC、2013年UTMBにつづき、今年はOCCです。 もう長いのはきついから(苦)OCCで十分ですよ〜と思ってましたが、OCCでもきつかったです。
予定の12時間を余裕の2時間オーバー、加えて、ゴール制限14時間30分のところほぼ14時間ジャスト。 ギリギリ完走でした。
今回、あらためて感じたのは、UTMBのコースは登り始めたら&下り始めたら、長い長い長い、さらに硬い。7キロ登って、7キロ下るなんてコースは、国内でもそうはないです。 さらに、登りの角度が外人仕様というか「足が長い」用に整備されていうようで、スイッチバックを切ってあっても、日本人の歩幅だと疲れやすいように感じました。それもあるからか、登り始めの取付き部分が、日本の山より急登な気もします。 日本人が多く参加しているから&日本人選手が上位に食い込んでいるからと言っても、海外レースであり、アウェイの舞台なんですよね。けっして、走りやすいフカフカの極上トレイルなんか広がってません。
最近、100キロや100マイルなど長い避けてますので、OCCのメリットをまとめると
・コース自体はUTMBのコース(シャンペ以降)をほぼ使用しているため雰囲気を十分味わえる
・寝ずに進みつづける必要がないし、登り&下りが長くても距離は55キロのため、レース自体も自分のペースで楽しめる
・遅くても14時間(朝8時~夜22時台)で終わるので、ダメージが少ない。観光や応援に支障がない
・昨年までは完走Tシャツだったが、今年は完走ベストになったので、見劣りしない
・エイドの食事は、サラミ・チーズなどUTMBやCCCなどに比べても十分楽しめる(パスタはないが、名物の塩辛いスープはある)
今年はUTMBに参加して楽しむこと以上に、最後のシャモニーという思いが先にきて「家族で楽しみつくす」ことをメインにしました。
ミディなどシャモニ観光もそうですが、スタートだけでなく途中のエイドに坊と一緒に連れが応援にきたり、ゴールはお約束の家族で手をつないでゲートをくぐることができました。
我が家の場合、スーパーUかカジノで夕食は調達してたのですが、日本では売ってないタルタルステーキ(ふつーにハムソーの売場に並んでた)や仏マイナーメーカーのビールを連日楽しんだり、レース明けには思い出の地アヌシーに行ったり、ランチでこれまた日本ではあまり食べられないムール貝のバケツをこれでもか(シャモニとアヌシー合わせて4軒くらい食べ歩いた)と食べたし、レースより家族旅行として、お腹いっぱいに楽しめた2016年のUTMB参加でした。もちろん、OCCギリギリでも完走できたモン勝ちなこともありますが(笑)
子ども連れでUTMBに行くなら、小学生まで参加できる(当日参加受付で、なんと参加料タダですって!)マイクロUTMBはぜひ参加してほしいサブイベントです。
坊は数え年で6歳だからマイクロCCC。たしか600mくらい。親バカ丸出しで、iPhoneで動画撮りながら並走しました。 サツキの裏のスキー場で開催していて、うちの坊はやる気がない(発達障害があるので、気分屋さん)のでドンケツ(苦笑)でしたが、大声援を受けてゴールしてました。
ビブのナンバーは共通ですが、年齢や親が参加するレースに合わせて、マイクロPTLまでクラスがしっかり用意されてます。
UTMBとまではいかないけど、MCは同じナレーターさんです。わたしは一緒に走って参加して、レース前からテンション上がりマッドマックス!参加賞もコロンビアのキャップやらお菓子やらスゴくゴージャスです。今年のUTMB本命レースはこっちでしたw
最後のシャモニ、最後のUTMBと言いつつ、写真をながめたり、文章にまとめると、明日にでもまた行きたくなるのが、シャモニ・モンブランであり、UTMBなんだと思います。