東北でのイベントはこれが今年最後です。
台風が冬の到来を早めてしまったような天候の中、岩手県八幡平市、七時雨山でのイベントが10/27(日)無事に開催されました。
今年6月に開催された「カルデラ・トレイル」の公式コースを使用し、初心者向けのレクチャー&ランチのゆる~いイベントを企画。初めてトレランにチャレンジする方をターゲットに「手ぶらトレラン」をキャッチフレーズに募集をスタート、参加者31名で開催しました。
台風の進路は南に下がったものの、前日から気温は下がり、雨はちらつき、「一日に七回時雨れる・・」という、まさにそんな開催当日となりました。
31名の参加者の約半数が女性(おどろき・・)
参加者はすでにレースに出ている方もいたり、トレイルははじめてだけどロードでは結構走っている方、そして本当にはじめての方まで。
そんな中、「手ぶら」とはいいつつ、この天気では皆さん雨具や防寒対策はばっちりでした。
急遽、スタート地点までマイクロバスで移動。
標高600mの田代平高原も風が強く気温は下がっていましたが、
皆さんで七時雨山頂を目指します。
紅葉も色づく七時雨山、トレイルはすでにふっかふかの状態。
「手ぶら」ですので、サポートカーで仮設エイドをご用意。
牧場内の監視小屋にある薪ストーブでお湯を沸かして暖かい飲物で暖を取って再度スタート。
イベントは観光庁事業の助成を受けて開催しており、地域の観光資源やそこで生活する人々をこういった機会に紹介したり、お話をする時間を必ず作っています。こういったトレランイベントはあまり他では行われない新規事例なのかもしれません。
地域産業の畜産業の代名詞である「短角牛」の手作りカレーを食す、
牧草地の下りでの足の運び方や上体の構えをレクチャーし、
そして畜産業衰退の現状をお伝えしたり・・・
こんなトレランイベントをこれからも企画、提案をしていきます。
最後に皆さんから1分以内でひとこと・・・
「来年の大会には必ずエントリーしたい!」
「友達を連れてきたい!」
「岩手にこんなふっかふかのトレイルがあるなんて驚き!」
「春の大会が待ち遠しい!」
もう言葉になりません・・・(涙)
今回のプラスアルファがこれ!
初心者やこれから七時雨山トレイルのエリアに足を運んで下さる参加者が多いことから、以前MMAでも紹介されていた「特定非営利活動法人 四国スポーツ環境リレーション」様が自主制作された「TRAIL RUNNNING 10 RULE&MANNER」をT-mountain代表/菅野さんにご協力いただき、今回のイベントで参加者全員へお配りしました。(菅野さんありがとうございます!)
楽しく走るためのルールやマナーを伝えるツール、全国にひろげていきたいですね。
東北もこういった活動を見習いたい、というより私たちの義務なのかもしれませんね・・・