12月21日に千葉で開催された第4回鋸山トレイルランレースに行ってきました。
今年の締めくくりは「スイーパー」でのお手伝い。
28kmレースのスタートから前半部分を担当させて頂きました。
28kmには約800名のランナーが集まった。当日受付には長蛇の列が続き、スタート時間が15分遅れましたが無事にスタート。渋滞でスタート時間に間に合わなかったランナーが4名いるとのことだったが私も数分遅れでスタート、最終ランナーを追った。
スイーパーの経験は今回が初めて。お仕事は最終ランナーに付き、通過チェックのポイントで本部へ無線報告をすること。リタイヤ者の対応やエイドステーション、コース誘導の係員の方へ通過確認とトレイルの状況などを伝えます。
12月の関東は朝夕気温が低下するが、天気が良い当日はとても暖かいランニング日和となった。それでも体調不良やケガなど突然のアクシデントはあるもので、前半7km地点のエイドステーションではリタイヤ者が3名、その後も数名のリタイヤ者を見届けることとなった。
スイーパーが後続に近づくと、おもしろいことに最終ランナーは急に走り出したり、焦ってしまうので気を遣う。声を掛けながら、慌てさせないようにコミュニケーションを取る。会話をしながらランナーの体調やメンタル面をチェックする。完走を目指すことが目標だが、マイペースを崩さない様なアドバイスも重要になってくる。
選手として味わえない経験だが、レースを最後尾から見届ける楽しさを感じることができた。もちろんランナーへ配慮しながら会話やコミュニケーションを取るが、皆さん、慌てず、無理せずレースを楽しんでいる。
トレイルランニングはロードレースと違って自然が相手、
素晴らしい景観や眺望が楽しめる。
表彰式でトップになったランナーが「今日は天気が良かったのにあまり景色を楽しめなかった・・」と話していたのが印象的だったが、決してスピードを争うことのない、制限時間内に完走を目指すランナーは先頭を走るランナーには味わえない醍醐味もあるのだ。
景色は堪能できるし、エイドステーションもゆっくり休めて楽しさもある。
それこそ記念撮影や長い時間コース上で自然を楽しむこともできるのだ。
レースは様々な楽しみ方があることを改めて実感する一日でした。
今年は大会運営のお仕事、大会ボランティアとして数レースに参加しました。
来年はまた多くの新しいレースが日本全国で開催されるでしょう。
それぞれの魅力やPRポイントを楽しみに、様々なレースを楽しみたいですね。。