「岩手県に新しいトレイルランニングフィールドを作ろう!」
プロジェクトがスタートしてはや2年目を迎えることなりました。
第2回七時雨マウンテントレイルフェスには多くのトレイルランナーに参加して頂き、
素晴らしいトレイルフィールドを体感してもらえることでしょう。期待しています・・・
「カルデラトレイル22km」という名称は、その名の通り、新日本百名山に認定されている「七時雨山」が作るカルデラ地形の田代平高原を駆け抜けるレースであるところから名づけられました。
日本有数のカルデラと言えば熊本県の「阿蘇山」。
日本では阿蘇に次ぐ規模を持つのがこの七時雨山を中心とした田代平高原と言われています。長い年月をかけて作られた自然の地形と、短角牛の放牧により形成される牧草地、採草地を駆け抜けるこのレースは日本でも珍しいトレイルランニングレースの一つかもしれません。
今年は定員300名。昨年は実走222名で制限時間は7時間。
完走率も高く、トップは2時間を切る勢いでした。
定員数はレース後のトレイルチェックとメンテナンスの結果とランナーの方々へレース中の渋滞や走りやすさのレビューをもらって決められました。
七時雨では自然環境へのインパクトはとにかく抑えたい・・・
でも多くのトレイルランナーへこのトレイルと景観を味わってもらいたい・・・
我々ランナーの意識とバランス感覚が大切で永遠のテーマなのかもしれませんね。
これ以上、定員は増えることは無いかもしれません・・・
放牧牛が形成するこの恵まれたフィールドは地元の牧野組合との連携が大切なこと。
レース中は牧野組合の組合員である”おじちゃん”たちがコースを誘導してくれたり、
ゲートの管理をしながら応援してくれたりしています。
登山客やハイカーとの共存、絶滅の恐れがある動植物などへの配慮もとても大切なこと。ゴミの投棄などは放牧牛の誤飲にもつながり、他のレースに比べてより重要です。昨年の第1回カルデラトレイル22kmではほぼゴミはゼロでした。
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さあ始まります・・
明日、2/7(金)AM10:00エントリースタートです。