ひっそりと伊南川ウルトラレポートの締めくくり。
レース翌日のオススメの過ごし方です。
翌朝も雨がパラついてましたが天気は回復。
男子部屋では国営放送で再放送していた足指体操を全員で始めるという変な光景が繰り広げられました。(写真撮ればよかった)
名残り惜しいですが、2日間お世話になった「田吾”作」を後にし、道中を共にしたY氏とW女史とコース途中にあった木賊(とくさ)温泉を目指しました。
去年、コースの予備知識とか下調べ無しでこの大会に出て、75km過ぎの木賊温泉を通過した時の衝撃が忘れられません。
私は30代の頃「つげ義春」の漫画が大好きで、漫画の舞台になったところをいろいろ旅していました。
つげ先生は好んで福島の会津地方の温泉に旅行していてその温泉を舞台にした漫画がいくつかあります。
舞台になった二岐温泉、岩瀬湯本温泉、大内宿、塔のへつりなどは巡ったことがあったのですが、木賊温泉は行く機会に恵まれず、そのまま忘れかけていました。
そんな木賊温泉が突然コース上に現れたのですからたまりません。
しかし、レース中はあっさり通過してしまい、そしてレース後は後泊できず、そのまま帰京したので木賊温泉に行けなかったことがとても心残りになっていました。
なので今年はレース中に「木賊温泉でひとっ風呂浴びてからゴールするわ」などとほざいていたのですが、悪天候のレースでそんな元気も無く撤回。
満を持して翌日出掛けたました。
その木賊温泉ですが共同浴場は2つあり、有名な方は川岸をおりた川の流れの横にある温泉です。
ちなみにここは混浴です。(女性は道路沿いにある商店で湯あみ着という着衣をレンタルできます。正直つまんね〜。男はフリチンです。)
温泉の泉質は非常に素晴らしく、前日の膝のダメージがやわらいでいきました。
何より川の向こうに広がる紅葉を眺めながらの温泉最高でしょ。
非常に山奥の人里離れた場所にある温泉ですが、なんだか雰囲気もあたたかな感じがする温泉です。
伊南川ウルトラと木賊温泉、セットでお楽しみいただくこと強くオススメしたいですね。
(バスで移動の方は難しいですかね。)
木賊温泉をあとにして、帰路につきましたが、途中の那須塩原で昼食。この土地の名物「スープ焼きそば」なるものを食そうと、2店ある有名店の「こばや食堂」に行き冷やかし半分で食べてみましたが、これが結構美味い。
まねできそうでだきない、クセになる味といいましょうか。(個人の好き嫌いはありそうですが)
B級グルメフェアに出たらかなり上位行けそうなレベルだと思いました。木賊温泉とあわせておすすめしておきます。
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エピローグ
帰宅して洗濯し終わるまでが大会ですよね。
トレイルの大会に比べたら汚れ物も少ないので助かります。
洗濯物を干し終えて、シューズも洗っておこうとシューズの中にブラシを入れたとき、恐ろしい事に気づきました。
インソール入ってねえじゃん!
道理で途中の突き上げ強かったわけだ。つま先に余裕が出来ちゃったせいか、左足の親指の爪も死亡。(でも100km走ってる時は気づかなかった・・・)
こんなズボラな人がシューズレポート(前項参照)とかやってちゃ駄目ですね。
反省します。
最後、至極残念な2ショットで失礼します。
完