第5回神流マウンテンラン&ウォーク
憧れの大会でした。
先週末念願かなって初参加できました。
一番古くからのトレラン仲間、
市ヶ谷 よしむら鍼灸治療院 院長、
“サメ”の愛称でおなじみ(面倒だから由来は割愛)
鍼と話術の魔術師、
自称日本トレラン界で2番目にでかい!(187cm)
そんな吉村君(以下サメ)と
スーパーロングのペア50kmの部で出場しました。
対して私の愛称は“マンタ”
レース中にすれ違うランナーに呼ばれたのは「海の生き物コンビだ〜!」
しかし、先日男児が誕生したサメとはチーム名“トウチャンマンズ”ということにしてました。
まあぶっちゃけどっちでもいいです。
とにかく何が憧れだったかというと「前夜祭」ですね。
去年、一昨年のおもてなしっぷりをいろんな人から聞いていて本当に一度出てみたいなと心から思っていました。
そして何といっても岩魚の骨酒が振る舞われるってのがたまらなくて。
さらに民泊にもとても興味がありました。
という事でレース自体は下調べゼロのノープランでした。
土曜日の夕方サメカーでセカマス、ビューティーペアの5人で会場入り。
見渡せば知っている顔が本当に沢山。
そして前夜祭会場では予想を超えるおもてなしに感激。
比較的地味なレース参加の多い「トウチャンマンズ」の二人は
本気で感動していたのです。
近藤まさひろさんの歌う「トレイル☆ランナー」にも心から感動。
レース中はこの歌と新日本プロレスのテーマbyEmerson, Lake & Powellがずーっと頭の中に流れていました。(新日のテーマも会場で流れていたので)
民泊も楽しかった。元民宿の「木古里」さんにお世話になりました。
宿で振る舞っていただいた芋栽培から手作りしているコンニャクが絶品。
ひろびろゆとりのある部屋で落ち着いた夜を過ごしました。(飲んでたけど)
「木古里」の高橋さん、宿の手配でお世話になった北村さん、
一緒に宿泊した皆さんどうもありがとうございました。
(酔っぱらってて宿の写真ゼロ)
そして日曜日レースはやっぱ辛かったですね。
日本酒党ではありますが、濃い風味の山の日本酒を沢山いただいたので、スタート時気持ち悪かったです。いつもの事ながら10kmくらいまでお酒がなかなか抜けませんでした。
その後は身体が動くようになりましたが、IBUKIのナベちゃんとえんどうさんの「偽夫婦ミニーペア」とほぼ同じペースでヌイたり、ヌかれたりの死闘。
パートナーのサメは今年のハセツネサブ12で、ハセツネ後は体重減のキレキレな感じで、見るからに調子がいい。私は足を引っぱらないよう付いていくのが大変でした。トレイル部分は基本先行してもらい、10m以上空けないよう心がけました。
山の上り、下りはサメがイキイキしてます。(私はため息)
しかし、林道やロードに差し掛かるとヤツは一転して元気がなくなる(私は元気に)
お互い得意な部分が異なるので足を引っ張り合いしないように気をつけました。
第3関門の持倉集落以降は下りだよね〜と思っていたらそのあとも結構上りが多く心も身体もかなりうんざり。両脚も痙攣を起こして、残り5kmはかなり辛かったのですがサメが「ちんたらしてると食い殺すぞコノヤロー!」オーラを出すので半べそ描きながら後ろを付いていき、打ち合わせ通りのサメの肩車ゴール。(コースディレクターの注意アナウンスあり)
7時間47分ジャスト 22/100位
レース前は偉そうにタイムも順位もう少し上を狙っていたのですが、お互い初めての神流で、コースのけっこうな厳しさを体感しました。辛いけど楽しい良い大会ですね。サメ先生心からありがとう。
さて、私的な事ですが来年はトレイルのレースはあまり出ないで、もともとトレイルランを始めるきっかけになった、渓流での岩魚釣りをやんわり復活させてみようかなと思っています。トレイルランと渓流釣りを融合させて。(釣り道具を持って釣れるところまで走る!釣れなかったら釣りやめてひたすら走る!)
でもやっぱ神流のレースには来年も出たいかなあ。
最後に、
レース後持倉集落の事が気になってしかたありません。
聞けば80代のお年寄りが10人あまりの限界集落との事、機会があれば別の機会に訪れてみたいそんな場所になりました。過疎化が進む神流町の活性化にも微力ながら何か役に立てる事はないかなと、ふとそんな事を考えたりしています。
終