雪害が太平洋側を襲ってますね。
日曜日の青梅マラソンに向けて気合い入れてた(つもりの)私ですが降雪で中止となり、非常に残念でした。これで3レース続けてDNS。ロードレースから大分遠ざかっております。
ちなみに青梅マラソンは2008年に続き2度目の降雪による中止に遭遇しました。
雪のヤロ〜!
私は本当に雪が嫌いです。
雪なんて糞です!敵です!(あくまで個人の意見ですよ。)
あまりに嫌いなのでウインタースポーツもやりません。
雪が嫌で上京したとも言えます。(他にも不純な動機が大きかったですが・・・)
高校まで雪国の富山で育ちましたが、小学校6年の時と高校3年の時に1mを超える雪を経験しました。(富山とはいえ、平野部の方なので山間部よりは積もりません)
雪が降れば毎日雪かき、雪かき検定があればかなりいいセンいくと思うほど雪かきしました。子の時期だけは大きな家に生まれなくてよかったと思いました。(雪かきする量が少ないから)父親は毎朝お湯を沸かしたやかんを持って仕事に出掛けました。車のフロントの雪を溶かすためです。
小学校6年の時は2階の窓から出掛けて、ミニスキーを履いて登校していた記憶があります。
高校3年の時は運転免許を取りにいっていて路上講習の1日目が大雪。当時粉塵被害の多かったスパイクタイヤが全面廃止されスタッドレスタイヤに切り替りましたが、最初の頃は性能が悪く、走行途中で180℃回転。後続も対向車も無かったので事故りませんでしたが、教習所の先生に
『何やってんだ、バカヤロ〜。もう運転変われ!』
と罵られて交代しましたが、結局先生もまともに運転できず、教習所に引き返した思い出があります。
さらに情けない事に家の数メートル手前で遭難したことあります。友人宅からの帰りか、バイトの帰りか忘れてしまいましたが、夕暮れの中家路に付く途中からこの前の金曜の夜の東京のような猛吹雪で、かなり軽装だったためかどんどん体力が奪われ、意識が朦朧とし(意識が朦朧としてるからあんまり覚えていません)家の数メートル手前で倒れてしまいました。
倒れた身体にどんどん雪が積もりますが、幸い近所のおばさんがすぐ見つけてくれて大事にいたりませんでしたが、非常に怖い経験をしました。
これが人気の無いところで倒れていたら見つけてもらえず、春先の雪解けと共に腐って出現していたかもしれませんね。
実際行方をくらましたペットの死体が雪解けの中から出て来たり、散歩に行ったきり不明になったおばさんが、転落した川の中で川に降り積もった雪が溶けてから出て来た事もありました。
というわけで雪は一見美しいですが、とても怖いです。通常の生活においてはまったくいい事無し!
富山県は昔から雪と共に生活してきたということもあり、いろいろな知恵や、工夫があったりします。多くの雪が春先以降に農作物の豊かな恵みと清らかな水をもたらしてくれるということも知ってます。(逆に雪が少ないと不安)
当然各家庭にはママさんダンブとスコップ数本は常設。暖房は灯油が基本。除雪した雪を捨てる水路が家の回りにあり、幹線道路には融雪装置や、除雪車の配備も整っています。当然家屋や車庫は積雪に耐えうる強度に作られています。
しかし、甲府市他、今回の積雪に見舞われた地域はそんな備えなど無いでしょう。(スコップ1つもない家庭もあるでしょう)しかも2日弱で1mを超える積雪とは。半端じゃないですよ。交通網も遮断され、救援の行く手も阻みます。これは災害です。
現地の方の大変さ本当に厳しいものがあると思います。
もし都心を同じ積雪が襲ったら、物流が今回以上に遮断されたら、人間の数の多い分とても厳しい事に直面するのではないでしょうか。
今回の事を教訓に雪に対しての対策をというのは首都圏では設備規模や費用を考えても非現実的ですし、期待できません。
いずれにせよ雪国の知恵を知っておいて各自が自己防衛の備えをしておく事は大切ですね。カセットコンロは必需品ですね。
甲府他、今回の雪害に見舞われた地域の方々、とにかく、とにかく無事に乗り切って頑張ってください。(自分の無力さが悲しい。)
青梅マラソン?
もうそんな小さい事どうでもいいです。
2 comments
はじめまして、松木ちと申します。ママさんダンプが懐かしくて、思わず、コメントしました。自分も高校まで富山で生活していたので、雪かき検定があれば、かなりいい線いくと思います!
東京で本格的な雪かきをするとは思わなかったですし、装備もないし、マンホールもあけないので、かいた雪の処理に難儀しました。
猛暑も何年に一度とか言ってて、最近は完全レギュラー化。こんな感じの大雪もレギュラー化しそうなので、雪かき装備を揃えないとなと思いました。
長文、失礼しました。
松木ちさん、そうなんですよね。都内だと大雪なんて想定していないから捨てる所が無いんですよね。今後都内のホームセンターでもママさんダンプの取り扱いが増えるかもしれませんね。