GWに実家のある富山県富山市に帰省したので、里山トレイルしてきました。
帰省の度に1〜2回地元のランニング&トレイルランニングコースを開拓してます。
今回富山市内では一番身近でアクセスのしやすい呉羽山丘陵をご紹介します。
この呉羽丘陵は富山県をを東と西で分ける境目の丘陵地帯です。
『呉羽丘陵によって富山平野は二分されており、かつては言葉や風俗の境界とされていた。呉羽丘陵よりも東側が呉東(ごとう)、西側が呉西(ごせい)と言われていた。』
という感じでこの山を境に関西文化と関東文化の境界線になっているという話しも聞きます。
ちなみに標高は最高地点で145mコース。片道5kmほどのトレイルコースになっています。
実際に走ってみるとこれがかなりしんどい。走りきれそうで走りきれない角度と距離の木段を中心としたコースでかなり萎えます。これを往復するとかなりのトレーニングになりそうです。
早朝ランでしたが呉羽丘陵で道中出会ったランナーは1名でした。
コース途中には白鳥城という山城跡があり本丸跡から市街を眼下に立山連峰を一望できる素敵な場所です。この眺めはなかなかのモノだと思います。
呉羽丘陵多目的広場をスタートし北陸道の高速にぶつかるところまで行って折り返してくるの一番わかりやすいルートかなと思います。平行して舗装路も走っているのでトレイルに疲れたらロードに降りたり、エスケープする下山ルートもいろいろあります。
呉羽丘陵までは富山駅前からでも5kmほどです。途中を流れる神通川の河川敷コースや駅北口の富山県富岩運河環水公園の、美しいランニングコースを走ると20〜30kmくらいの山あり川あり運河ありの素敵なコースが出来上がります。
私の自宅からも7kmほどでこのトレイルを走って戻って約20km。
もし実家に住んでいたらこのコースが普段の定番になりそうです。
今年は富山県でも新しいトレイルランニングの大会
TOGA天空トレイルランや第1回 世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン大会が開催されたり、またTJARのスタート地点(早月川河口)があったりして、トレイルランニング関連で富山に足を運ぶ方もいるかなと思います。トレイルの大会や立山や剣岳の登山と合わせて、気軽な旅ラン、里山トレイルもお楽しみください。
トレーニングの締めには一発で過剰な塩分が摂取できる富山ブラックラーメンをご堪能ください。けっしてトレーニングせずに食べてはダメですよ。身体が吸収しきれませんから。
帰省の度に高校の頃には気づかなかった郷里富山の素晴らしさと自然の豊かさを実感しています。故郷っていいですね。
何だろ歳かな。