佐伯農場での4日目の朝
北根室ランチウェイツアー」イベントの初日の朝を迎えました。
この日は札幌から高速バスで早朝5時台に到着する参加ランナー2名の送迎で中標津交通センターまで向かいました。中標津交通センターから佐伯農場までは30分弱の距離です。
さて私が車で迎えに行った2人の参加者について
◆1人目「あんどうむねただ」さん(通称:むねさん)
むねさんとは最初は飲み友達でした。私がランニングにハマりだして、むねさんも飲んでばかりじゃダメだよとランニングの道に誘って以来、私よりもウルトラマラソンやトレイルランニングにどっぷりハマってしまった中毒患者です。
今回彼に「北根室ランチウェイツアー」絶対楽しいからと強引に誘いまして、快く参加してくれました。
但し空路の手配等がギリギリだったため行きは羽田→新千歳(飛行機)か札幌に向かいそこから高速バスで400kmほどの距離を経て中標津まで。(帰りは何と中標津→羽田便をビジネスクラスで。)
結構無理して参加してくれたみたいです。ありがとうむねさん。
そんな中標津交通センターに彼は札幌22:30の高速バスで早朝5:25到着予定。
交通センターの駐車場についたのでメッセージを送ると「「今根室にいます!」とのメッセージ。
????????????????????
根室ってどこ?
と思って調べると中標津から90kmは離れています。
状況が全く飲み込めませんでしたが、とにかく彼はここから90kmは慣れた場所にいます。
大会スタートの9時に中標津にくるのは無理かなと伝えつつ、(ウルトラランナーなんだから走ってこいとも言えず)何とかこちらへ向かってください。と力ない声で告げました。
以後、イベント期間中彼のことはむねさん改め「チョンボさん」になりました。
◆2人目ひぐちさん
ひぐちさんはカメラマンゆき姐のお知り合いでスパルタスロンにも出場予定のスペシャルランナー。今回は走るスタッフという事で参戦いただきました。
そんなひぐちさんの特徴は女性というだけしか情報をもらっていない。
で、交通センター内にそれと思わしき女性がおりましたので、彼女に私は声をかけました。
私「くぼたさんですか?」(!)
彼女「違います!」(即答)
・・・・・どうやら人違いみたいでした。
しばらく交通センター内を彷徨くも他にそれらしい人は見当たらず、頼みの綱のゆき姐にメッセージを送るも、当然彼女がこの時間に起きてるはずがありません。
しばらく途方にくれました。
先ほどの女性もなかなかお迎えが来ないようです。 改めて先ほどの女性の足下に目をやるとかなり履き込んだランシューを履いていました。この女性に間違いなさそうなんだけど何で違うんだろう?
そこで改めて勇気を出して切り出してみました。
私「カメラマンのかまいし(ゆき姐)さんのお知り合いではありませか?」
彼女「はいそうですけど」(即答)
あれ~?何がおかしかったんだろう?
彼女「ひぐちです。よろしくお願いします。」
私「・・・・さっきなんて声かけましたっけ?」
とそんなしょーもないやりとりがありつつ、無事50%の人員確保。
(オメーもチョンボに改めろ!というツッコミ無視します。)
ひぐちさんを乗せてとりあえず佐伯農場に引き返しました。
イベント受付会場はさきほどの交通センター横の中標津町総合文化会館になります。
会場のプロジェクターなどの設営などもありますので慌ただしく準備して、再び車に乗り込みUターンして受付会場へ。
するとチョンボさんからうれしいメッセージが。
“中標津行きバスありました。8:26交通センター着です。”
運がいいんだかなんだか良く分かりませんが、チョンボさんイベントの頭から参加できそうです。
受付は順調に進み、参加者にはゼッケンと参加賞と初日用ワインレッドカラーと二日目用のブルーののTシャツを配布。
今回はスタッフを含めこのTシャツを着てみんなで走りましょうという事になり参加者の方々を含め皆でこのTシャツを身にまといました。このイベントに参加している事が近隣の方々や牧場の方々に伝わるのも理由の1つでした。(これですごくまとまりが出ました。)
受付が無事すんで、佐伯師匠の「北根室ランチウェイ」に対する熱い思いのこもった挨拶から、中標津地域おこし協力隊のスタッフの方々の挨拶。そして我々スタッフの紹介を経て、おっくんからのランチウェイの注意事項を確認を行いました。
入念な準備体操と参加者の自己紹介、記念撮影を終えていざ出発です。
今回はWチョンボ話しが長くなったのでイベントの様子はまた次回に。(続く)