さてダラダラ更新してきましたがイベント初日ようやくスタートです。
この日はあいにくの小雨模様。せっかくなので晴れて欲しかったのですが、自然にだけは逆らえませんね。走り出すとともに雨あしが強くなり、全員レインウェアを着込みました。
しかし例え雨でもこのランチウェイのコースは魅力的です。
この日は全長71,4kmで6つのステージに分かれた北根室ランチウェイの第1ステージ(中標津交通センターから開陽台までの14.8km)と第2ステージ(開陽台から佐伯農場までの10.1km)の計24.9kmの道のりを全員でゆっくり進みます。
ここからはつまんない文章より写真を沢山見てもらったほうが良いと思うので写真多めでご紹介していきます。
佐伯農場まで残すところ2.5kmというところでパナクシュベツ川という渓流があり、ここも飛び石を超えながら行きますが、私は素で石を踏み外し川にひざ下まで浸かってしまいました。まあシューズも汚れていたしちょうどいいかなと川から上がってすぐ、羽音が聞こえました。「お、ハチか?」と思った瞬間右のお尻の中心部分にブスっと刺されてしまいました。
どうやら川にザブンと浸かった物音で近くに巣を作っていたキイロスズメバチが驚いて攻撃してきたものと思われます。
お尻の部分だったので痛みは鈍かったのですが、ポイズンリムーバーを携帯していたじゅんさんの前ににお尻をさらけ出し、毒を吸い出してもらいました。(この瞬間じゅんさんと本当の“おしりあい”になれた気がしました。)
冗談はさておき、ポイズンリムーバーで毒を吸い出したおかげで痛みはさほどでもなく、その後も問題なく過ごせました。
ポイズンリムーバーはトレイルの必携アイテムだなとつくづく感じました。そして自分で吸い出しづらい位置に刺されるとやっかいだなと思いました。
おっくんにもハチ刺されの治療薬をいただきとても感謝。「刺されたのが他の参加者じゃなくてマンタさんで良かった」
と何だか頼もしいお言葉もいただきました。
さて尻の痛みを気にしながら佐伯農場の手前まで来ました。ここで師匠がブルトーザーで登場。さすがオイシイ感じです。皆で記念撮影してゴール&農場横の荒川へザブン!水の冷たさはさすが北海道です。
初日は約1名の負傷者を出したもの無事終了。
この後はお風呂を住ませて農場内のマンサード1階の会場でウェルカムパーティー
ビールサーバーの生ビールと高級ワインを含む大量のアルコール。そして本場のジンギスカン。そんなにジンギスカン頻繁に食べた事ありませんが、間違いなく過去最高の味わいでした。(一緒に焼いた白菜もとても良い。)
チョンボさんとの久しぶりの呑みの宴も楽しく、尻の痛みなど忘れて、翌日が本番なのに深酒し、そしてまた知らぬ間に寝袋に吸い込まれていったのでした。
(続く)