7/19 10:35鴨沢到着。
バス停降りたら選手のみんなが優しい目をしてました。”お、分水嶺でるのねー^^”な顔です。チームメンバーと合流。互いの様子を確認して、装備チェックを受けます。
私達のチーム名は”ホイポイカプセル”…今回最大の5人のチームです。
周りは知ってる顔が多数見られましたが、知らない方でも私がレインジャケットを忘れた、ということをきいて、心配してくれてました。みんな((((;゚Д゚))))))な顔でした。ふと見るとトルデジアン仲間の大園さんやTJAR出場の憧れの北野さんがいてホッとしました。
友人(タマちゃん、大武さん、曽根さん、たっくん!)とは互いの健闘を誓います。
<11時スタート>
第一区は桑原ケイさん先導です。終始優しく遅い私を気にしながら、すすんでくれます。先導中 ”あと○○分ぐらいで分岐” など時間の読みがほぼ正確でした。これ、すごかったですよ!!
スタートしてすぐに雨が降ってきました。レインJKを着て進みます。しばらくしたら雨が激しくなり、レイン用のパンツを履きました。
雲取避難小屋に到着するも計画より30分遅れ…(焦)。それから急ぎ、雨でずぶずぶの中を進みます。
途中ロング出場の高橋さん、アンさんと会います。
18:30あたりに将監小屋に到着。夜ご飯をとり、出発。
<CP1>
CP1には関門も約30分前の00:30あたりに到着。
将監小屋あたりで時間の計算・・・なんだか危うい、とても危うい。まさかこんなゴージャスメンバーで第一関門で足切りかっ((((;゚Д゚)))))))と感じてたのでホッとしました。
心配だったのは私の足の遅さ…疲労と寝不足もあり、心臓もドキドキ….走れるところは走り、痩せてるトレイルから落ちたりすっ転んだりしましたが、互いに注意しながら進みました。
雁坂峠到着後、次に進みます。その後、破風山避難小屋に到着し、1時間ほど仮眠をとり、装備をたたんで4時ごろ出発。
甲武信小屋に到着し、朝食をとる。
第二パートは山田さん先導。松岡修三ばりの熱血コーチ風。これが楽しくて楽しくて思わずついていっちゃいます。
甲武信ヶ岳にて、電話連絡。
<CP2>
CP2大弛峠に12時20分あたりに到着。長い長い木段を下りて到着です。
大弛小屋でカレーをいただきます。私達がカレーにありつけた最後のチームだそうで…とてもラッキーでした。
13:30過ぎに出発し、金峰山に向かいます。金峰山にて本部に連絡。
<CP3>
暗くなりはじめてCP3の富士見平19:00あたりに到着。
鹿肉のホットドッグとアルファ米をいただき、ツェルトをはり、就寝。23時起きて24時出発。
ここからは武田さんの先導。瑞垣の下りから松平新道までの間、何度か迷いそうになりますが、すぐに軌道修正。武田さんの土地感覚は素晴らしかった!ヒューヒュー^^
足が長いのに私に合わせてゆっくり進んでくれました。もちろんチームメイトで私の憧れの松沼さんは私と同じぐらいの身長ですが、足が速いし、スゴイ方なのでなんなく武田さんをフォロー(笑)。
夜が明けはじめたのが松平新道登りはじめ、ずっとずっと眠い中進みますが、予想以上の時間がかかり、信州峠着。途中いくつかのチームに抜かれます。補給し少しだけ休み横尾山へ。200-400mのアップダウンはなかなかしんどかったですが、眠いのに武田さんは仮死状態でしっかりした足取りで先に進みます。
牧場あたりに到着・・・・。3日目は天気も良く、もうすぐゴールだと思うとなんだかさみしくなりました。だってとっても楽しい旅だったから。本当に楽しかった。
飯盛山下で本部に連絡。
<獅子岩駐車場=ゴール>
ハイカーとたくさんすれ違いながら、とうとう獅子岩駐車場に到着。
12:30過ぎ。
なんとビールやコーラをいただけた。すごくHAPPYでした。
分水嶺のコースに関して、あまり詳しくはお話しません・・・なぜってハイキングでもいいので実際の足で行ってもらいたいからです。ですが、本当に本当に極上のトレイルでしたよ!やせているトレイルや大きな岩場などなかなか難しいサーフェスもありました。ですが丸ごと本当の山!で進まないとわからないトレイルがそこにはありました。
いつものレースはいろんなところにスタッフがいて励ましてくれるし、見ていてくれる。でも分水嶺はスタッフはチェックポイントと立ち寄る山小屋だけです。それもとても新鮮でした。ですが本当はみんなの安全を祈って見守ってくれている、そう思えました。
分水嶺で、チームの素晴らしさを感じました。トレイルレースで今までのこんなに誰かに助けてもらったことはありませんでした。皆本当に我慢強く最後まで付き合ってくれたなって本当に感謝です。人間って素敵ですね。
松沼さん、山田さん、ケイさん、武田さん、どうもありがとうございます!みんな大好きです。
来年は・・・・・また出たい!!