11月9日(土)〜10日(日)の一泊二日で、OMM JAPANを楽しんできました。
個人的にはもはや恒例行事と言ってもいい位のビッグイベント、初めて出場した2015年の嬬恋大会から数えて、今回で4回目の出場(2017年の野辺山大会は欠場)と、出場回数だけは無駄に立派な私。
私がOMMを知ったのは2015年。当時の私は2013年にUTMBを完走し、トレイルランニング一辺倒からトレッキングやロング縦走と遊びの幅を広げ始めた頃で、その中で親しくなった友人達の口から「OMMって面白いよなー」とよく耳にするようになり、興味を持つようになりました。
その流れで、とりあえずシェラフとスリーピングマットだけを買い、友人にテントを借りて勢いでエントリーした2015年(嬬恋)、自分なりに満足できる装備一式を揃えて挑んだ2016年(信濃・大町)、ショップオープンして初めての出場となった2018年(奥三河)とそれぞれに思い入れがあります。
そして今年の霧ヶ峰・車山大会に関しては遡る事一年前から始まります。
関西でもOMMの認知度は高いのですが、過去のOMM開催地が全て関東、甲信越近郊で、関西から新たに参戦するには少しハードルが高いと言う問題がありました。しかし昨年、3月に四国でOMM LITE、11月に奥三河でOMM JAPANが開催された事で関西でも一気に身近なレースとなり始めます。せっかくなのでこの機会にOMMをより身近に感じてもらい仲間が増えればと思い、NOMADICS代表の千代田氏をお招きてして昨年9月にOMM DAY 2018を開催しました。OMM DAYの千代田氏の話の中で「皆さん、OMMって何の略かご存知ですか?一部の人の間では俺たちのマウンテンマラソンと言うそうです…」この言葉がとても心に残り、奥三河大会直後、まだ次の開催地も決まっていない中、OMM DAYにご参加いただいたメンバーを中心に大真面目に「日本一早いOMM JAPAN 2019 Kick off Meeting」を開催したのが、俺たちの(乙女たち)のマウンテンマラソン2019の始まりでした。
そのイベントではもちろん終わったばかりの奥三河大会を振り返り、楽しかった思い出話や反省点等、参加者同士で色々と語り合いましたが、徐々に来年のOMMに向けて「こんなイベントがあれば面白い」、「こんなイベントをやって欲しい」との声が上がり始めます。リクエスト内容は大きく分けて下記3点です。
①読図講習会:出来れば座学+実践を1日で完結した内容で。
②テント泊イベント:テントは持っているが、実際に使う機会が少ないので機会の創出。また実際に仲間と一緒にテント泊する事でギアや料理に関しても学べる。
③ギア、ウェアリングに関するイベント:必携装備はもちろん、実際に皆んなが使用しているお薦めギアやウェアリングについて知りたい。
この時にいただいたイベントリクエストを基に年明けから、大阪のSotoasoさんと「Sotosaru United」なるチームを結成し、実際にアクションを起こして行きます。
・3月 高野山一泊二日合宿。
Sotosaru Unitedの最初のイベントにして、伝説となったイベント。
まさかの積雪で極寒の高野山を舞台に読図講習、整置100本ノック、テント泊、フィールド実践と
盛りだくさんの内容でした。明け方の気温が−5℃だったのは貴重な経験でした。
・5月 交野一泊二日合宿
Sotoasoさんのホームグランド交野市で中級者向け読図講習会、フィールド実践×2日、テント泊。
季節的にテント泊するにはいい季節でしたが、講習、実践内容は高野山合宿よりワンランク上の内容で
した。
・7月 OMM LITE出場
前泊、後泊含め、3泊4日の白馬遠征。大会自体はこれまでの活動成果もあり、二日間通し好成績で
フィニッシュ。LITEとは言えOMMの雰囲気を満喫しました。頑張ったご褒美に大会後、猿倉山荘に
泊まり翌朝、大雪渓ルートから白馬岳をPHしたのも思い出深いです。
・10月 OMM DAY 2019 & あなたのカバンの中身見せてもらえませんか?
今年も無理を言って千代田氏にご来店いただきOMM DAYを開催。満員御礼の大盛況でした。
そして、最終装備チェックのタイミングで開催した「あなたのカバンの中身見せてもらえませんか?」
通称「あなカバ?」。OMM JAPAN出場経験者が全装備を公開するイベントで想像以上に好評で、私自身も
とても勉強になった。
…と、結構頑張ったのにも関わらず今年も成績的には昨年に続き、不本意な結果となってしまいましたが、これらのイベントを通して確実にOMMに興味を待つ人が周りに増えて行くのと同時に、様々な方と接し、話をする事で本当に人それぞれの楽しみ方がある事を実感した一年でした。来年もまたOMM関連のイベントを開催して行きたいと思ってます。
何故なら既にOMM JAPAN 2020は既に始まっているからです(^^)