いやはや、オーストラリアから帰国してだいぶ時間がたってしまった(;´・ω・)5月は本当に色々とありました。仕事もそうですが、プライベートも・・・。しかし、これからが色々と忙しくなります!!もう忙しくて忙しくてどうなるやら( ゚Д゚)
まぁでもなんとかしますw詳細近日発表(/ω\)
さてとTNF100は本当に楽しくキツイ大会でした。
簡単にコースを説明すると最初ロードを走って、トレイルに入ったと思ったら階段、そしてまたトレイルからの階段そして林道からのトレイル・・・・って感じでとりあえず階段と林道が多かったですw
コースの断面図はこれ↓
見た感じはそうでもないですが、意外にこれがきつい(゚д゚)!
ではレース展開(‘ω’)ノ
まずスタートは前の方に並ぶwでも少し遠慮して香港のstone選手(香港:2014UTWT8位)の後ろへwスタートは相変わらず早いペースで先頭は行きますがあえてマイペース。大体25番前後。シングルトラックに入り少しづつ選手間がばらけてきて、最初は野本さん(2014 UTMF7位)と並走。「前は速いですから必ず落ちてきますよね」っと余裕をかましながら走っていく。しかし、これが誤算!?10㎞・20㎞と走っても前は落ちてこない。むしろ離されている!?しかし、ここは焦らずマイペースと走っていると少し右膝に違和感が・・・。なんか嫌な感じだと思っていたが、気にせず走り続けていると今度は左臀部付近に違和感が・・・。なんか足が前にでず動き辛さを感じるが、下りなどでスピードを上げてエキセントリックな動きをするが違和感がとれない(-_-)とりあえずレースはまだ序盤と思い、林道からのアップ・ダウンを繰り返し走っていると、40㎞ぐらいで右大腿四頭筋が攣る。そして、攣っても我慢しながら走ると今度は左の臀部および大腿四頭筋が攣る。最悪・・・(´-ω-`)ここから約10㎞先のエイドまでは階段が続くなどキツイところであったので筋疲労がさらに蓄積される・・・。心の片隅ではこれで最後まで走れるのかなどの弱気な精神が出てくるが、「もしこの筋疲労(攣り)が酷くなるとどうなるのだろうか?筋断裂などが生じるのか?」などの興味がわいてきたので、どうせなら走れなくなる最期まで頑張ろう!!っと攣る痛みで登りの苦しさを凌ぎエイドまで頑張る!!
エイドに着いたら、とりあえず補給。ドロップバックからMAGMA、ベスパを出して呑む!!そして極めつけのレッドブルw
少しゆっくりしてボランティアスタッフと談笑してエイドを出発。
座って補給したのもあってか足の筋肉疲労が和らいでいるのが実感できたので、ロードはスピードを上げると両足の大腿四頭筋に悲鳴がw少しスピードを緩めて走っていると後ろからstone選手が・・・「Hey OOSE〜!!」と相変わらず爽やかな笑顔と声で追いついてくるが、どうやらstone選手も足がヤバイとのこと。なので二人でペースを作って前を追いかけようってことでここから約30㎞の道のり約90㎞地点手前まで並走することとなる。この並走中お互いの色々なことを話す。お互い同じアジアの選手であり昨年のUTMBで後半競ったライバル(私が思っているだけかも・・・(/ω\))。1月のビブラム香港でも負け(stone選手9位で私は11位)ているが、それでも少しづつ差を埋めてきている。今回は(stone選手の)前でゴールしたいなぁっと思っていたが、一緒に走っているとなんかそんな事はどうでもよくなる。なんだろ・・・純粋に楽しいw足は痛いがそんな事を忘れるぐらい楽しい。下りになるとお互い痛みを声に出して叫ぶがそれも楽しいw
そんな感じで走っていると、最後の大きなエイドで野本さんにおいつく。野本さんも意外と疲れているとの事だが、流石の走りで先にエイドを出ていく!!私も座ってゆっくり補給し出発。
長い林道の下りが続く。下りの途中で先にエイドを出たstone選手においつく。あれ?stone選手の手にはストックがある?あ〜最後のエイドでサポートから受け取ったか・・・いいなアルテマウェポンw鬼金棒・・・stoneにストックwここで弱気になったのかもしれない下りは持てる力を出し切るために飛ばす!!峠走で鍛えたあの走りを言わんばかりに飛ばす!!しかし、これが後半ののダメージにきた!!約残り10㎞は林道5㎞とトレイル5㎞の登り!!もう力を使い果たした私に気持ち傾斜角度20度の林道を走る力はありませんwでもここで歩いたら負けだと言い聞かせながら走りと歩きを交互に行う。さっきまでいたstone選手は軽々とのぼっていく〜。悔しかった。でも最期まで諦めず痛くても攣ろうとも走る・歩く。林道が終わってからのトレイルになってから少しづつ走れる様になってくる。まさに最高のトレイル!!これまで頑張ったご褒美トレイルと思えるぐらい走っているのが気持ちよかったが、最期の1㎞は階段の九十九折。これにはさすがに泣かされました。足が攣って手すりを持つ腕も攣って、臀部・腹筋・首も攣りもう満身創痍!!これ以上攣るところはないだと思いながら突き進む!!この辛さを例えるなら富士登山競走の9合目あたりだ・・・(゚Д゚)
そして、「終わりのない登りはない。」を合言葉に登りきり歓喜のゴールへ!!
最期はヘロヘロでしたが、多くの方がゴールに向かう私を労ってくれる!!両サイドで応援してくださる観客にハイタッチしてゴール!!もうゴールした後は何も言えないぐらい辛かったがとりあえず頑張った。出し切った。
結果:タイム10時間28分20秒 総合18位 年代別10位
UTWTランキング 12位タイ
今回出場するにあたり協力して頂いた日本の皆様と大会当日応援してくださったボランティアの皆さん、katoombaの住民の方々、そして今回エントリーをさせて下さったオーガナイザーのTomとAlinaにこの場を借りて御礼を申し上げます。
TNF100は本当にいい大会です!!最後まで読んでくださった皆さん!!来年は是非とも一緒に出場しましょうw