北のサロマ、東の柴又と言うと聞こえは良いが6月6日(土)に東京柴又100Kを走ってきました。都内で開催されて始発で間に合うをキャッチコピーに昨年申し込んだらなんと自宅からは始発でぎりぎり間に合うっと言う感じw昨年はウルトラマラソンって言うのに出た事がなかったので、どれぐらいで走れるかを試すためにエントリー。コースは河川敷をひたすら茨城県に向かい北へ走っていき折り返して帰ってくるってくる感じのまぁほぼフラットな感じです。
河川敷なので日陰になるものはなく常に最高な日当たりコース!!!ダイエットをしたくて日焼けしたい人は、日焼けサロンに行かずこの大会に出た方がいですよwって感じですwあっでもサロマも暑いのかな?
昨年(2014年)は晴天に恵まれてスタートは涼しかったものの時間が経つにつれて段々気温が上がり最終的には34℃までの上昇を認め過酷なレースとなった。そんな中日陰もないコースをひたすら走るものだから脱水・熱中症で棄権する人が絶えないサバイバルレースとなった(´Д`)
先頭グループも例外でなく、私は折り返しまで5〜6位を走っていたはずだが、気が付いたらトップになっていた(゚д゚)!そしてそのまま歓喜のゴールを迎え初ウルトラマラソン初優勝を迎えた。
さてと・・・前ふりはこれぐらいにして・・・w
ウルトラマラソン2回目となる今年は連覇はもちろん大会記録である7時間31分05秒の更新を、2週間前に100Kのレースを走った体でどこまで追い込めるかを課題に挑んだ。もちろんその間の練習では調整と言う感じの事は意識せず練習を行い通常の練習の一環として挑む!!
昨年同様過酷な暑いレースを想像して挑んだつもりが、前日からの雨にてスタートは肌寒いぐらいだった。正直、疲労感だけでなく胃の調子も良くない状況であったため、100kを走れるかなっと不安もあったが、スタートをするとその不安はなくなりもう戦闘モードへ(; ・`д・´)
スタートして4分/㎞ペースでいく。予定通りのペース。よし!このペースでどこまで押せるかを昨年同様挑む事とする。途中胃のむかつきはあるが給水などをして誤魔化す。スタートして10㎞過ぎる手前ぐらいから天気も回復し日差しもでてきた。また上流からの向い風が心地よく吹いていたので気持ちよく走る事が出来た。これはスピードレースになるなと思いすぐに抜かれる事を考えていたが中々抜かれる事無くそのまま30㎞手前ぐらいまで先頭を走っていた。
しかし、その後安定した走りをしたランナーに抜かれる。自分のペースは遅くないため、このペースで行こうと抜かれても焦らずマイペースでいく。
先頭を譲ってからもお互いの姿が見える範囲で走る。40㎞過ぎてから一回追いつき並走。相手の様子を伺うと余裕のありそうな走り。一回しかけて先頭に出てペースを上げるがそのまま付かれてしまい逆に引き離されてしまう。この行為が自分の身体にも追い討ちに様なダメージとなり、45㎞を過ぎペースが上がらくなる(´Д`)しかし、約47.5㎞のドロップバック地点で再度追い付くが、相手はさっさと準備を済ませてスタートしていく。私は無理をせず、ゆっくりと補給をして息を整えてスタートをする。
そこからは日差しが強く昨年までとはいかないが、暑さとの戦いとなる。待っていた我慢大会だ!!正直辛くて歩きたいし寝そべりたいと思うが、ここで諦めたらUTMBどころかもう世界で戦おうなんて言えない!!意地だと自分に言い聞かせて頑張る。また沿道の応援の方々やすれ違うランナーにも凄く応援されて本当に有難い。往復コースの大会はこう言う触れ合いがあるから本当にいい(*´ω`)でも応援に対して笑顔で返せなくてすみませんm(__)m
折り返してからは先頭のランナーの背中を見る事が出来なかったが、SUUNTOに表示される現在のキロ毎の平均ペースを確認しながら諦めず走る。本当に孤独な自分との勝負。1㎞毎にある距離表示を見ながら、今ならこのタイムでゴール出来ると考えひたすら走る。
ウルトラマラソンはウルトラトレイルとはまた違い本当に自分と真っ向に向き合う事の出来る。トレランと違い景色は変わらず常に同じ、途中歩く様な登りもない。本当にひたすら走る事だけ。本当に精神的にも身体的にも辛い(>_<)でもそんな辛いレースだからこそゴールした時には、何か変わった自分がいる様な気がするのでウルトラマラソンはいいなぁっと思う。
そして、最後はふらふらになりながらもラストスパートでゴール!!(●´ω`●)
って今年はゴールの写真がないから残念www
タイムは7時間19分00秒総合2位。
昨年のタイムを約20分短縮し大会記録は約12分更新でも2位・・・
今年は昨年とは違った我慢大会となったがそれでも無事にゴールが出来てよかった。
そして、その後ゴールの余韻に浸ることなく仲間から電話が・・・
「ゴール近くでまっているから早く!!」っと。次の日にはスリーピークスのゲストランナーと走る事が決まっていたので、これから山梨県へ移動!!となる。
大会本部へ諸事情で表彰式には出れませんと謝り、そのままの身で車に乗り込み山梨へ向かう事となる・・・・。
これからが本当に戦いになる事をこの時はまだ知らなかった・・・w
終わり