細々としていることをしていたら、あっと言うまに10月も終わりですね・・・
台風が接近した先週は、各地でも多数大会がありましたが中止にするところが多くありましたね。
運営側と参加者側では、意見が別れるころではありますが、それぞれの共通の想いとして「走ってもらいたい」「走りたい」ですよね。
私もこれまで選手目線で、中止になった際など「なんで大会をやってくれないのかな?」「ちょっと変更したらできるんじゃないの?」など思ったことはありましたが、それに対して運営側としてはもちろん最大限の努力をして開催しようとしています。
開催するにあたり何日も前から、関係各所への許可申請や挨拶回り、大会に向けてのmeeting、コース整備etc…多くの関門と呼ばれる手順をこなしながら開催当日に向けて準備を行なっております。もちろん多くの人は、大会準備は自分の本職をしながら+αでやっていることが多く、おまけにほとんどの方がボランティアになるのではないでしょうか?そんな努力が、たったその日運悪く、台風や地震などの自然災害より中止になってしまう虚しさ・・・
大会実行運営側だけでないです。
その開催される地域の方々も、おもてなしや応援してようと、垂れ幕を作ったり、レース後に出す暖かい食べ物準備、テントや椅子の準備を行い「当日は選手達は満足してくれるかな?」「また来年も来たいと行ってくれるかな?」など参加されるランナーやその家族に喜ばれることだけを色々と想像しながら、こうしたらもっと喜ぶのでないか?じゃあれも必要でないか?と準備をしているはずです。
そして、中止になることを知ると落胆します。
でも、大会運営側としては、中止するなら早期に中止の判断をした方が良いと考えているでしょう(多分)。(私的な考えも含み)理由は参加者の安全への配慮です。台風などにより交通手段が途絶えてしまって途中までしか来れなかったり、帰れなくなったり場合によっては土砂崩れの様な事故に巻き込まれてしまう可能性もあります。でも、直前まで判断を渋る背景には、「楽しみに待ってもらっている期待を裏切れない」「走ってもらいたい」「楽しんでもらいたい」その気持ちがあるからです(多分)。大会運営側としては誰一人として怪我人を出さず、嫌な思いをせずに楽しんで帰ってもらいたいと思うでしょう。
だからこそ、大会開催については直前まで悩みます。しかし、運営側には安全を確保すると言う最低限の義務がある以上、参加者や運営スタッフに危険な目に合わすわけに行かないので、場合によっては早期決断で大会中止をアナウンスしなければなりません。多分トレイルのレースの場合は、尚この判断が厳しく問われるかと思います。
今回苦渋の決断をした、各地のマラソン・トレイル大会の運営側の想いを考えると私はとても辛い。
しかし、来年以降も大会開催を継続するためには必要な判断であったと思います。
参加者からはせめてコース短縮だけでも・・・と言う気持ちはあると思いますが、それは運営側も同じでコースを短縮してでも開催したかったけど、やはり「安全が確証できないと・・・。」もし確保できたとしても「事前に提出した書類と相違のあることはできない・・・」っと言う問題があります。
日本は厳格な法律国家であるが言えに、許可がおりないことや、その日の事情により「こうしよう」「あぁしよう」と言う臨機応用的な変更はほとんどできません。※事前に準備していれば別かもしれませんが・・・
大会を開催するってことは本当に、大変であると最近は学ぶことができました。
私の王滝村でも多くのイベントや大会が開催されます。
私は、今後も参加者と村民が安全に楽しめる大会運営に少しでも関われればと思う今日この頃です。
来年以降もしボランティアに興味があれば選手側だけでなく運営側でも村で開催される大会にも遊びに来てくださいね!!(広告:笑)
あっ村のマラソン大会は雨量と風量判断で開催して、なんと約1300人の申し込みから約1000人の参加者が遥々王滝村へ来てくれました。
小雨で寒い中、参加者やスタッフの方々の笑顔が見られて本当によかったです。
私も負け時と仕事をしながら5kmの先導をしましたが、ラストスパートで中学生にちぎられましたw