色々と多忙な毎日を送っているここ最近。
冬になって雪も降り、王滝村では寒すぎる事もあり、走るのはソコソコあとはスキーや筋トレで日々のトレーニングを行って過ごしております。
先日香港で開催された「The9 doragons ultra ※以下9D」では、(練習において)殆ど走らず無事に総合優勝できました。
あくまで「殆ど」なので少しは走っております(笑)
と言うても1日平均8−9kmぐらい。
それもジョギング程度です。おまけに言うと山は、雪で走れないので殆どロードでした。
しかし、レース当日は疲労が抜けていた事もあり筋肉痛なども殆どならず2日間のゴールをすることができました。
(※トレイル慣れをしていないので下りの走りは苦労しましたが・・・)
これは、最近始めたクロスカントリスキーやスキーモからヒントを得て走れたからもありますが、
約5年以上怪我もなくレースを出場し続けた経験からもあるのかなっと思います。
そこで今回のブログでは、私が考えるトレーニング理論(?)を少し記載します。
(※っと言うてもそんな大層な事はありません。)
まず始めに私は、人はみんな「サイヤ人」だと考えております。
あっサイヤ人とは漫画「ドラゴンボール:著者 鳥山明」でてくる主人公の種族です。
何を言いたいかとを言うと、筋肉を構成する細胞などが傷つけられるとそれが回復する過程で、
以前以上の強さになって復活すると言う事です。
まぁ最近ではこれを超回復と言う表現にしておりますかね。
サイヤ人と言う人種は、傷付けられ回復するだけで「戦闘能力」と言うその者の潜在的強さが上がると
なっております。簡単に言うと瀕死な状態から回復するとかなりパワーアップしてすると言うお得な性質。
しかし、その代わりっと言うわけでないですが、痛い思いをしなければなりません。(苦笑)
漫画でなく現実の人間もそれに近い特殊能力(特徴)を持っていると私は考えております。
なので、継続して練習ができてメリハリのある行動を取れるアスリート程強くなれると考えます。
しかし、日本人は真面目な方が多いので、追い込んでなんぼ。まさに体育会系の鏡なので、傷が癒えるまで我慢せずにさらに傷をつけていきます。
これがもし漫画だと死んでます(笑)現実で言うと「慢性疲労」か「怪我」ですね。
かく言う私も昔は、真面目人間だった(?)ので追い込んでなんぼでした。
しかし、ある時練習を少しサボって(休んで)から練習に参加すると以前より調子がよく身体が動く事に気付きました。
そこから、「練習はソコソコの考え方」を学びました。
殆どの方々はわかっていても実際にこの「休む」と言う行為を取るのには勇気が入りますよね。
でも慣れてしまうと簡単です。
そもそも「ランナー」と呼ばれ人種は面白い事に走る事の以外の事をしません。
これは他のアスリートと比べても珍しい事だとふと気がつきました。
サッカーにせよ、野球にせよ、多くのアスリートはオフシーズンを作りその間はまったく動かないのでなく
その自身がやっている専門のスポーツ以外のスポーツをして鍛えています。
ランニングは年間通して走れるのでそれが原因なのかもしれませんが、やはりオフシーズンは作るべきだと思います。
そして、その間はランニングに必要な機能を、ランニング以外から身に付ける。
それは今やっている「クロスカントリースキー」「スキーモ」もそうですが、他にも「水泳」「自転車」など沢山あります。
なんのスポーツをやったら良いかは人それぞれかと思いますが、自分に足りない点を他のスポーツに当てはめて
鍛えて行けば良いかと思います。
例えば、私は体幹をが弱いと走っていて感じたので、「特に体幹を必要とするすポーツ」をやっております。
あとはそれが楽しいかどうか(笑)
そして、2016年から日頃においても「筋・体幹」トレーニングにも取り組みました。
それは、メニューを与えられてやるのでなく走っていて使っている部位を客観的に感じ、そこを鍛えたいと
現在相談しているトレーナー「あしラボ」や「石井 道場」で私に合わせた練習を考えアドバイスをもらってます。
走り方の基本は、「あしラボ」での教えが私の基本になっているのでそこはブレずにその基本に枝付をして
私なりのアレンジをして私だけのメニューを独自にやっています。
だから、私のやっている事を他の人がやっても参考にはならないと考えております。
なぜなら基本的な練習はよいにしても応用となってくるとそれは、私が足りない点を特化したものになっているので。
前から「どんな練習をすれば良いですか?」と相談を受けますが、正直急には答えるとはできませんね。
だってその人がこれまでどんな練習をしていて、どこが弱いかわからないので。
私はトレーニングや身体の動きにおけるスペシャリストでないので、誰でも当てはまる様な共通する基本的な事しか教えられません。
もしそこを聞きたいのであれば、やはりさっきあげた「あしラボ」「石井 道場」の様な動きやトレーニングのプロに聞くの一番早いです。
今日はスキー場で仕事をした後に、筋トレを2時間しました。
私にとってとてもキツイメニューでした。
しかし、この約3年でだいぶ鍛えられました。
(※上記2014年と2018年のマラソン写真を比較してみても身体が大きくなっているかと)
体重は約4kg重くなりました。しかし、とても動きは良いです。
何より長時間の動きに対して筋肉痛にならなくなりました。
昨年出場した「TNF100」から感じていた事でしたが、今回の「9D」もそうでした。
昨年の同じ大会である9Dより私は約1時間早く走れる様になりました。
そしてTNF100に関しては約3時間ぐらい早く走れる様になりました。
色々な条件はあるにしても、決定的な違いは以前走れない区間が走れる様になりました。
前は「弱点」であった上半身や体幹と言ったところが痛くなりもう動けなくなっていたのが、今回は
全く問題なく、むしろそこは余裕で心拍だけが上がってきつかたです。
それはもちろんそうでしょう。現在は以前の様に走って日々心拍をあげるトレーニングをしていないのと同時に、身体が以前以上のスピードで走れる様になっているのですから。
この私の感じている事がもし理想通りに行っているなら、今後もそれなりに結果が残せる実感しております。
これまでの総括をすると、まず「休んで超回復をする」「自分に特化したトレーニングを行う」これが一番。
「周りの人がやっているから俺・私もしよう。」「周りが何km走ったから俺・私も負けてられない。」
これでは強くなれません。
自分の身体を良く知ってそれに合わせた練習をする事が大切です。
人には個性があります。
それはランニングフォームでも一緒ですが、その個性を活かすトレーニングを考えて実践してみてはどうでしょうかね。
もし詳しく聞きたいのであれば、ぜひ王滝村へおこしください。
レッスン料は美味しいお酒とおつまみで良いです(笑)
とりあえず、背伸びをせずに自分らしい走りで楽しいランニングライフを!!