さてブログの更新は、大会の報告を一時中断して・・・
「イベント準備」
6月のこの時期は、いつもスリーピークス八ヶ岳のレースへなんだかんだの形で出演(?)しておりましたが、今年は村でのマウンテンバイクイベントと重なり参加する事は出来ませんでした?小山田さん・松井さんごめんなさい!!
多くの方々に今年は来ないのですか?っと言われて、意外とスリーピークスに「オーセ」のイメージがあるのかなっと勝手に思い嬉しく思いました(正直大した活躍も役には立っていませんが?
さて、話しは変わります・・・(笑)
王滝村での「SDAクロスマウンテンバイク」は、国有林道内を約100kmをMTBで走るイベントです。
かれこれもう10年以上続いておる日本でも有名なレース。
日本国内にこんな規模のレースは他にはあまりないかと思う。
私が「地域おこし協力隊」として村を訪れてから、トレイルランニングやマウンテンバイク、ハーフマラソンなど様々なイベントをお手伝いさせてもらう機会が増えました。
それまで、準備された大会に走らせてもらうだけで運営の苦労などを知らず、感謝はしても苦労を共感することは出来てませんでした。
村に来てイベント準備を一からやらせてもらう事で、その苦労も実感する事が出来ました。
レースを開催する手順は・・・開催場所の地域住民や警察や建設事務所、営林署などレースに必要な部門へ挨拶へ行き必要な申請書類を作成して提出する。そして、許可をもらって初めてコースの整備などを行って現場の準備を行う。
最初は馴れない事も、訂正などの指摘を受ける事でどんな意味でこの書類を提出するかなど意味もわかってくる。
何より村に来て約2年の間にこういった関係各所の方々と知り合いになる事で、申請のことはもちろんだが、色々な専門的な話しを聞けて勉強になります。
元々は現場主義の私ですが、大会・イベントの準備をしていると企画をしていくのも面白いなっと思う。
何が面白いかと言うと、参加してくれる選手がこうしたら楽しんでいけるかなや、おもてなしをやる側(ボランティアなどどのスタッフ)がどうしたら楽しい運営ができるかなど考えるのが。
しかし、正直準備はとても大変。
そして、大会本場はもっと大変。
みんながみんな台本の様なストーリー通り動くことはなく、何かしらイレギュラーは起きるもの。
そして、その起きたことを如何に最小限の被害で収める事ができるかを事前に考えて置く事も必要になる。
一つの事を色々と考えると、とてもやないけど先に進まないぐらい煮詰まる。しかし、私の様な適当な人間がちょうど良いのかなっと自分で思ってしまう。
私は心配症ではあるが、「なんとかなるさ精神」がある。
大会・イベントは決して私一人が動かしているわけではなく多くの人の助けにより成り立っている。
だから私は安心して大会当日も気楽に怠けて、いや動けている。(もしかしたら責任感がないだけ?笑)
だからこういった様に大会・イベントへ選手以外の形で関われることは本当に面白い。
今後も、アスリートと言う立場でありながらも大会運営の一スタッフとして関われる様にしていこうかなっと思う。
そして、ぜひこれまで大会に選手としてしか参加したことがない人は、一度ボランティアでも良いので大会の運営側に関わって欲しい。
そうする事で、大会に選手として参加した時の楽しさが何倍にもなると思いますよ♬
そしてもう一言。
こういったボランティアなどは人に言われてやっても楽しくない。
ぜひ自分がやりたいなっと思った時にやってみてくだされ。