いま「ギグワーク」やネットワーク型ビジネスモデルと呼ばれているあたらしい働き方や働き方のかたち。
NHKスペシャル「変革の世紀」で、インターネットの登場によって従来型の組織と意思決定からこうしたネットワーク型へと変わっていくという予見をレポートしたのは今から20年近く前だ。
最前線の兵士に権限を与える組織改革に踏み切った米陸軍。“逆ピラミッド型”への転換を目指すフォード社。未来にはどのような組織が出現し、一人一人はどんな役割を担うのか。高度情報革命が加速する巨大組織変革の現場をルポし、未来型組織の萌芽を探る。
(変革の世紀 第2回 情報革命が組織を変える~崩れゆくピラミッド組織~)
コロナ禍はこの流れを後押ししているようにみえる。アメリカのIT企業に務める人の大部分は在宅勤務に切り替わっているが、少なくとも私の見える限りではそれで生産性が下がっているようには見えない。
『フラット化する世界』がインドや中国の台頭を予見したのは15年前。
一方でもう一つの世界。コロナ禍でもハンコのため出社。通勤列車の人混み。
TwtterでUTMFが総合の表彰人数で男女で差があることについてコメントしたのは今から一ヶ月以上前。
今年も女子総合の表彰は男子の半分。こうした部分が変わらないのはとても残念に思う。@UTMtFUJI @Dogsorcaravan
#UTMF https://t.co/byYg1jwTJC pic.twitter.com/0gsabt9Mpw— 藤岡正純 (@masazooomi) October 13, 2020
この男女による人数差について、DogsOrCaravanのポッドキャストで岩佐さんがコメントしている。実際の内容は聞いてもらうとして、ちょっと気になった部分を要約して抜粋すると…
男女の表彰人数の差についてはすぐに変更できそうな部分で実際にそのとおりだと思うが、現在のUTMFでは組織として合議をして物事を変えるということを大切にしているように見える。当初は機動性を重視していたが、問題が起きたときに誰の責任かが明確ではなくなったことの反省を踏まえていまのような形になっている。男女の表彰人数の差も変わる方向だろうが、すこし時間がかかるだろう。
私の仕事でもあるソフトウェア開発の話。DevOpsだアジャイルだと言われるが、要は、生産性を維持しながら、変化の早い世界にいかに対応するかということ。アジャイル(Agile)はもともとは「機敏な」というような意味だが、アジャイルな開発では『チームとエンド ユーザーのギャップを埋める適応性』が重視される。
DevOps は、ソフトウェアの開発と保守に関与するすべての参加者間のコラボレーションを促進する文化です。アジャイルは、生産性を維持し、変化するニーズという日常的な現実においてリリースを加速するために設計された開発手法であると言えます。
先日発表された2021年のUltra Trail World Tour。中国では新たにPanda Trail by UTMBが加わって計4レース。またタイで開催されるThailand by UTMBも加わっている。
周囲の状況は変わるなか、合議制により決定スピードと機動性が失われた先には何があるのか?そのスピード感で海外からの参加者を惹きつけ続けることができるのか。