ここ最近、parkでは石井王国の牙城を切り崩し、コアなファンを増やし始めている樋口トレーナーのアシュタンガヨガのクラスが増えました!
日曜日 9:00-10:00
月曜日 12:00-13:00 / 21:00-22:00
金曜日 12:00-13:00 / 21:00-22:00
多くのアスリートに定評のあるアシュタンガヨガ、ご興味のある方は是非どうぞ!
ご予約はコチラからお願いします→ http://form1.fc2.com/form/?id=851160
今回はそんな樋口トレーナーがMMABLOGデビューです。
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ヨガインストラクターの樋口です。
parkに勤務しながらも所属は“トレイル鳥羽ちゃん”です!
私がトレイルランを始めたのは2006年、以来ゆるランを楽しんでいます。
parkはコアなトレイルランナーさんが多いので、今回は「アシュタンガヨガは、トレイルランナーにもおすすめ!(もちろんトレイルランナー以外にもおすすめ!)」と今思う理由を思いつくまま綴ります。
アシュタンギとトレイルランナーには、似ているところがあります。
・皆さん個性が強い
・高い壁を前に楽しむことが出来る
・昨日あれほど辛かったことも今日には思い出
・地球にやさしくありたいと思っている
・他人との競争ではなく、自分自身との対話
・世界中に同じことを楽しむ仲間ができる
そんなトレイルランナーさんにおすすめポイント①
~練習方法~
アシュタンガヨガはインドで発祥し、世界中で親しまれています。
伝統的にポーズの流れ、視線などが決められているため、毎日同じポーズを練習しながら深めていきます。
ポーズの順番を覚えてしまえばスタジオに来ずとも、自宅でも一人でも好きな時に練習ができる…そんな自立したところがいい。
マイソールというクラスでは、生徒がばらばらと集まり、それぞれが自分の練習をして帰っていく。
先生は生徒のあいだをまわり、ひとりひとりに必要なことを伝えてく。
そんな練習をしています。
天候や時間の都合でトレーニングできないとき、気軽にできるトレーニングのひとつにしてもいいかもしれません。
実際、アスリートでヨガをトレーニングとして日常にとりいれている方もたくさんいます。
↑サーファーの神様 ジェリー・ロペス(トレイルランナーじゃないですが、好きなのでw)
おすすめポイント②
~フィジカル~
ヨギとランナーでは当然ながら心肺機能や柔軟性などに異なる点が多くみられます。
それぞれの特徴なので、どちらがいい、悪いではありません。
私の経験上でアシュタンガヨガがフィジカル面でトレイルランの助けになると思ったのは、
・不安定な場所やポーズでのバランス向上
(体幹の安定と、足裏のグラウンディング、慣れ、によるもの)
・関節可動域のアップと、それを支えるための筋力補強
(ただ身体を柔軟にするだけでそれを支える筋力がないと、かえって身体をいためてしまうこともあります)
最初は特に股関節外旋筋、内旋筋、ハムストリングスの柔軟性がアップすることを感じるでしょう
・動作中、必要以上に入ってしまう力を抜くのが上手くなる(身体が軽く動く)
・呼吸に意識を向けることで、呼吸が深くなり、横隔膜や肋間筋がよく動くようになる
・胸郭、肩甲骨の動きがよくなるので腕ふりがスムーズになる
・筋肉のストレッチ効果による疲労抜き
(トレランの翌日は身体がいつもより堅くなっているので、ヨガをするととっても気持ちがいいです)
柔軟性などはトレランに必須!ではないですが、あればケガの予防や、より楽に走るための助けとなってくれるでしょう。
おすすめポイント③
~メンタル~
私がアシュタンガヨガを続けている理由は、フィジカル面でのメリットのほかに、
メンタル面でも日々発見があることです。
たとえばですが、私の場合「限界は自分が決めている」ことが、頭だけの理解ではなく腑に落ちます。
むずかしいポーズに遭遇したとき、「無理だ!」と勝手に頭が限界を決めてしまうことに気付きました。
生きていくうえで大切な機能なのでしょうけど、案外限界じゃないことが多いです。
もちろん、今の自分の限界で無理をすることでケガをしてしまってはいけないので、この場合、ほんとうに限界かどうか一度疑ってみる、てこと。
「もうだめだ」と思ってしまったことに気づいたら(だいたい呼吸も浅くなったり止まったりしています)、意識的に「まだいける」と思い直し、呼吸を落ち着いてするように心がけると、けっこうこの限界、超えられることもあります。
この感覚は、マットの外(日常生活)でも同じ!
アシュタンガヨガがおもしろいのは、単なるストレッチではなく身体、呼吸、心そして精神の訓練が統合した全てを含んだシステムだからです。
これからも実践を通して、何をどう感じていくのか、どんな変化があるのか、とても楽しみです。
Practice,practice and all is coming
By Sri.K. Pattabhi Jo