UTMFには、
私的サポートとして、医者や医療従事者などによる医療行為、プロのトレーナーによる施術はできません。
…という規則があります。
なので選手に迷惑がかかるかもしれないので詳細は書きません。
施術家、そしてトレーナーの仕事を初めて来年で20年になります。
もちろん気持ちはいつでも若手のままです。
僕は選手の声を聞き、カラダに触れ、「絶対にゴールをしてもらいたい!」と思いながら施術をしていきます。
今回も、ドクターならドクターストップをかけるでしょうし、良識のあるトレーナーならこれ以上無理をさせないという選択肢を取るくらいの怪我もありました。
選手がこの日の為に、どれだけのものを犠牲にしてきたのかも想像が出来ます。
僕の行為には賛否両論があるとは思いますが、その覚悟がある人間には、僕も覚悟をして応えます。
その選手達が前を向いて、エイドを出発してくれる、そして笑顔でゴールゲートをくぐってくれるということが、こんなに嬉しいものだとは思いませんでした。
もちろんヒマな時間は某エディ氏と悪ふざけしかしていません。
僕は思い入れのある選手しか触る事はありませんが、「一人で走ってるんじゃねぇぞ!」と大勢の選手を寝る間もなく相手に出来るニューハレの芥田さんや聖整体院の北原先生はどれだけ凄いんだろう?
「石井さんが走らなくても誰も困らないけど、石井さんがエイドにいないとみんなが困るんだよ!」とある選手に言われました。
トレーナーとしては最高の褒め言葉だと思っておきます。
ランナーの皆さん、サポーターの皆さん、ボランティア、大会運営携わった皆さん、本当にお疲れ様でした。