体育会系夏休みの自由研究の季節になりました。
去年の自由研究は6年生だった長男のハルは7時間以内に東京マラソンのコースを完走、4年生だった次男のテンは山手線一周マラソン。
今年は中学生になったハルは免除。
テンは去年より難易度の高いことを…ということでタスキをつながない『ひとり箱根駅伝』にチャレンジしました。
真夏に1日で108kmはあまりにもキツイのと、疲れてダラダラ歩いてしまうなら意味がないという事で、1日1区、5日間に分けてチャレンジすることに。
初日は1区、大手町~鶴見中継所の21.4km
スタート時の大手町の気温は36度…何もしなくても暑い中、水分補給に注意しながらコールドスプレーをシャツに吹きかけたりしながら、走り始める。
「ダラダラ走るな!」と激を飛ばしながら俺は伴走。
10kmを越えたくらいで俺が暑さに負けてアルコール補給を…
新日本プロレス旗揚げの地、大田区総合体育館の前を通り過ぎ、多摩川を渡って初日のゴール鶴見中継所へ。
2日目からはハルにも付き合わせて2区、鶴見中継所~戸塚中継所までの23.2km。
横浜駅前を通って国道1号を西へと走り続ける。
箱根本番で走る自動車専用道路はもちろん走れないので、一部は迂回せざるをえない。
歩道橋も面倒くさい。
そして国道沿いは排気ガス臭いのと、とにかく暑い。
3日目は3区、戸塚中継所~平塚中継所までの21.4km
子供たちは少し疲れ気味、でも親に文句を言うというシステムは石井家にはない。
茅ヶ崎を走るという事で、ipodにはサザンを入れて俺だけ気分はノリノリ。
戸塚中継所から藤沢を通り過ぎて海沿いに出るまではイマイチだったハルテンも
「海だぞ、服を脱げ!」と上半身裸になってからは気分上々。
風も心地よく、平塚中継所まで楽しく走れました。
4日目は4区、平塚中継所から小田原中継所までの18.5km。
毎年遊びに行く大磯ロングビーチを横目に見ながら走り続ける・
少し涼しかったおかげでもあるのだろうが、子供の順応性は凄いもので、ペースも乱れずいい感じになってきている。
コース中で最短と言っても真夏の18.5km、楽な事はないと思うのだが、サラッとゴール。
5日目は最難関の5区、小田原中継所からゴールの芦ノ湖までの23.4km。
幸い気温が23度、箱根の山は木陰だらけで心地よい。
マラソンという感覚だとキツイ坂道だが、トレイルの感覚だと余裕で走れる坂道。
ハルもテンも「今日で終わり!」ということもあり、坂道も休むことなく走り続ける。
この子たちは、今まで何となく見ていた正月の箱根駅伝も来年からスゴく楽しめるんだろうな。
いい夏休みの体験が出来たのではないかと、親の自己満足の自由研究でした。
1 comment
素晴らしいの一言に尽きる。