一昨年、小学校4年生の自由研究で『山手線ぐるり一周』
去年、小学校5年生の自由研究で『ひとり箱根駅伝』
小学校生活最後の夏休みの自由研究は、東海道を京都から東京までの490kmを走る予定だったのだが、僕が2週間も仕事を休むことが出来ず、結局富士山を登ることに。
テンにとっても初富士登山。
「子供から年寄りまで、誰でも登れる富士山を5合目から登っても面白くないだろ?せっかくだから0合目から登ってみよう!」
…という事で、ランナーさんにはお馴染みの馬返しからチャレンジ。
(一人じゃ寂しいというので、長男のハルも強制参加。)
朝4:00に肌寒い雨の中、馬返しをスタート。
真っ暗の中、一歩一歩山頂へ向かって歩いていく。この景色も、この距離も僕の中では想定内なのだが、なんだかツラらしい。思いの外の寒さと疲労と闘いながら、ようやく山頂へ到着!…と思いきや、「富士山の3776m地点はここじゃないんだよ!さぁアソコまで!!」とお鉢を巡りながら剣ヶ峰に向かって歩くことに(ここは少し強制)そりゃ、やっとゴールだと思った場所から、もっと歩けと言われたら不機嫌になる気持ちもわからなくはない。
お鉢を巡ってる間に天候は悪化。体感気温は0度以下だったと思う。
お茶屋で少しお高いカップヌードルを食べながら、しばしの休息。後は、一気に馬返しまで駆け下りるだけ…のつもりが登りと寒さで体力を相当使ったのか、足が思うように進まないらしい。
結局、馬返し到着が17:00。スタートから13時間の長旅でした。6年生の自由研究としては物足りない感があるものの、一度も弱音を吐かなかったのはたいしたもんだと思う。