毎年この時期になるとさぼっていた報告書作りをしながら1年間を振り返っています。
今年も40件ぐらいのイベントサポートに関わりました。
トレイルランニングは16件 ランニングイベント6件 その他諸々
救護担当やケアブース運営としての活動が中心です。
今年も重大事故・死亡事故なく終えることは出来ました。
毎年このようなほっとした気持ちで終えられるとは限りません。関わっているレースでもコースロストして本人がどこにいるか分からないという連絡あり、その後地元のスタッフに救助して頂くというケースもありました。
※話題になった事例ではなくです
もちろん救急車にて搬送事例やご自身で病院に行く必要のある事例は沢山あります。
新規レースとしても『会津那須越県ロングトレイル』という地図データを見ながらコースマーキング無い中進むレースもサポートしました。初回から関わっている『加波山登山競争』というローカルレースも3回目にて徐々に参加者も増えて盛り上がって来ました。台風など自然災害の影響も受けながらの一年間でありました。
スカイレースやウルトラロングトレイルなどレースとしても多様化する中、楽しみ方もさらに多様化しているように感じます。ただ順位を競うような競技化では社会的な拡がりは少ない(子どもが始めにくいスポーツだから)のも事実であり、シンボルとして挑戦する姿を応援するのはステキだけど多様化を認める文化として進んでいって欲しい。
アウトドアスポーツであるトレイルランニングを日本のスポーツ文化として定着することが活動趣旨でもある白くま隊
大会救護担当としてイベントサポートは多くありますが、救護がいるだけではスポーツは安全になりません。
救護するだけでは事故が起きてからの対応しか出来ませんので。
予算がないからという理由で救護はボランティアが担当しているレース
規模の小さいローカルレースや仲間内のイベント 個人の山練など
白くま隊がいない山でも安全に山を楽しめるようになってほしいと思います。
山ではちょっとしたトラブルが大きなトラブルに発展しやすいから。
マラソンでは助かるけど山の中では間に合わないというシンプルな話しです。
白くま隊だからこそ出来ること改めて考えて2020年を迎えます。
皆さま来年もまたご安全に。