コロナ禍で大会中止が続くこの時代に新規レースが誕生します。
この時代に!?と言われるかもしれませんが、この時代だからこそ生まれるレースは時代を表すレースでもあります。
板室温泉登山競走 10月10日(日)
会津那須越県ロングトレイルという大会が2019年に開催されました。
コースマーキングは極力しない地図読み必須で自分でナビゲーションしながら走るレースでした。こちらの実行委員会が本大会の代替えレースとして今回は板室温泉登山競走を開催します。もちろん救護担当安全管理として白くま隊も参戦します。→概要はこちら!!
この地域のロングトレイルレースの歴史は少しさかのぼります。
★NASUロングトレイル 2014年 公式webより以下引用
福島県天栄村羽鳥湖高原「レジーナの森」をスタートして、二岐山、甲子温泉、那須湯本温泉、那須岳、沼原池、三斗小屋温泉、深山湖と巡り、栃木県那須塩原市板室温泉でフィニッシュするトレイル率80%以上約100kmのロングトレイルレース
全長100kmのロングトレイル どこの関門でもフィニッシュ可能(リタイアにならない)という画期的なルールでした。環境保護の関係で矢印付けられないエリアに誘導スタッフが命の危険を感じて下山をしたり、リタイア選手が大会中にスタッフのテントでビバークをしたりと豪雨の中の伝説のレースとなりました。初回のみ開催レース翌日は晴天 そんなもんです
★OSJ ITAMURO100 2017・2018年
NASUロングのフィニッシュ地点の板室温泉エリアでの34kmコース3周回100km 暴風雨の中開催となり言わずとも分かるような低体温症祭り、整備して走れるようにした古道トレイルはズルズルの坂道となり大会中にコース変更多数。何とかやり遂げた2017年初回大会。翌年2018年は台風の暴風域に入る前の初日で終わるためにコース変更あり。自然あふれる山岳エリアはカット17km3周(制限時間タイト)の台風来る前に終わる!レースとなりました。完走率0%
その後【会津那須越県ロングトレイル】が誕生しました。これらの大会は地元側の協力なくては成り立ちません。
今回も事務局を担当している酒寄さん(ミナト製薬)が常に多大なる那須愛・アウトドア愛を注ぎ続けて大会運営に貢献して来ています。上記すべてのレースに関わり続けている白くま隊が嵐を呼ぶのか?酒寄さんが雨男なのか分かりませんが山で遊ぶオトナを育てるレースが毎回繰り広げられています。今回もコロナ対応もありエイドはなし!食べたい物・飲みたい物は自分で用意するレースです。美味しい水場はあります(那須ですから)当日受付なので一日楽しんで板室温泉で汗流して帰る!!
60km(周回あり)と30kmエントリー募集中です。通常の登山では通らないコースを長年開拓してきたそうです。
一つ一つが歴史の1ページとなる大事な大会です。
板室温泉登山競走2021