こんばんは。
ガレ場とくだりが怖いさいこです。
先日、さいたまは越生で行なわれた、第2回トレニックワールドin越生40Kに出走してまいりました。
そして、な、なんと、人生初の女子総合一位を頂いてしまったのです!
かつて、トレイルレースでは二度ほど表彰台に上がらせていただいたことがあるのですが、特別賞(仮装して走ったから)、女子年代別1位(同じ年代殆ど出てない)といった感じで、いつか女子総合で入賞して表彰台に乗りたいな~なんて思っていたのです。
あの段々になっている台に乗り、賞状とトロフィーとか賞金の目録とか、抱えきれない賞品とかを高々と掲げて、囲み取材なんて受けてしまう、例のあれです。
でも、このレースならもしかしていけるのでは?と思っても、女子総合7位(表彰は3位まで)とか、女子総合9位(表彰は6位まで)など、まあ、実力がないから仕方ないのですが、どうにもその夢は実現しておりませんでした。
しかも、最近のリタイア続き…。
今回のこのレース、実は、入賞できるかもよ!とは言われておりました。
でも、当日の会場にはウルトラの猛者や、どう見ても、「わたし速いです!」と自信の漲る面々が…。
なんせ、こちらは、あの「小江戸大江戸200k」の、NPO法人小江戸大江戸トレニックワールドさんの運営ですし。
林道とロード率が高いコースですから、ウルトラランナーにはうってつけです。
一方わたしは体調が悪いまま、咳はまだ出るし、なんだかテンション駄々下がりです。
とはいえ、このレース、とてもエイドが充実しているとのこと。
またなんともアットホームな雰囲気を醸し出しております。
というわけで、
「まあ、楽しも~♪」
と、ゆるゆるとスタートいたしました。
レースの内容については、勝因が随所にありますので、また別の機会にお話しいたします。
とにもかくにも、結果なんだか走れてしまい、見事女子一位でゴールです!
ミニーの仮装で男子年代別優勝した我が師匠がゴール手前で出迎えてくれ、先にゴールしていたじろーくんも遠くで手を振っております。
抜きつ抜かれつ進んできて一足先にゴールした飯塚さんも見えます。
やった~!やった~!と両手を上げてゴールテープを切り、興奮冷めやらぬまま、完走証を頂きに。
手渡してくれたおじさま、
「おっ!女子一位だね!おめでとー!」
「じゃ、表彰しちゃうからこちらへ!」
って…。
え?
え?
ええ~(°_°)?
三人に見守られながら、表彰台の上ではなく、非常用滑り台の下で、わたくしは1人表彰されました。
しかも優勝商品は、ラフマのコンプレッションされたバックひとつ…。
そうです。
表彰台に乗り、賞状と抱えきれないほどの賞品を高々と上げ、囲み取材を受けるわたしの夢は本当の夢となって散ったのです。
そんなわたしの頭の中には、あの松坂大輔選手の言葉がよぎるのでした。
「見ることはできてもかなわないのが夢」
それでも、やはり仲間と過ごしたこの一日は、決して夢ではなく、忘れられない楽しい思い出になりそうです。