トレイルランを覚えたら、それをハイキングにも採り入れたいと思うのは自然な流れだと思う。コースタイムの半分~1/4の時間で移動できた時の爽快感を味わってしまうと、その無限の可能性に期待感を持ってしまうのはハイカーもトレイルランナーも同じだと思う。
ULハイクは水と食料を抜いた荷物の重さ(ベースウェイト)が約4kg以下にするという目安があるが、衣食住の装備を背負って走る場合は、あくまで自分の体感だが、食糧と水を入れても5kg以下に抑えないと山で走って移動する事はとても苦しい。背負うザックは25L前後のものに衣食住全ての装備を入れるイメージだ。そして、いくら軽くしてもある程度の身体的パフォーマンスが備わらないと、この「走って泊まるスタイル」を貫く事は難しい。自分も過去に何度かやってきたが、上手く行った手ごたえを感じた事は少なく、どちらかというと敗退の方が多い。実際にちゃんと実践できているのはSHMWのタクさんやTJARに出場している選手くらいではないだろうか?。日本でも一握りの人しかちゃんと実践出来ていないのだ。そして皆さんに共通しているのは積極的にトレイルランを自分の山行スタイルの一部として採り入れている所。これは山を走れるようになると、パフォーマンスがアップするので楽に登山が出来るからだと思う。
書く事でモヤッとしていた自分の方向性が明確になったところで、「ことはじめ」シリーズは今回で終わり。次回から気楽に自由テーマで書いて行ける!
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