参加者は各大会で上位に入る強者ランナーと、食にこだわる女性が多かったように思う。

先日開催された「ULTRA LANCH」に参加。

詳しい話は、既にこちらで書かれていたり、今後詳しいレポートがMMAにあがるそうなのでそちらを参考にしてもらうとして、個人的な思いを書きたい。

この会に参加しようと思ったのが、一昨年までは毎日サプリやプロテインを飲んでいたが、昨年はサプリやプロテインを常用せず、それでも信越五岳や八ヶ岳スーパー100マイルも完走出来たし、栄養は常日頃の普通の食事からで十分なのではないか？というモヤッとした思いがあった。それまでは、スポーツをやるならサプリメントやプロティンを飲むのは当然だろうという「なんとなく」誰かが言っている事を根拠も調べる事なく、鵜呑みにしてそれを実践していたように思う。

そして、今回このウルトラランチに参加して、必要な栄養素は何か？それらはどの食材にあるか？等を学んで、そのモヤッとした思いが決定的になった。

「何を摂取しなきゃいけない」

っていうのは誰かが決めた事だし、決まりなんか無い。自分には何が必要なのか？何を身体が欲しているのか？トレーニングもそうであるように、自分の身体の声を訊いてそれを食事で補強していく。自分の身体が資本のアクティビティなのだから、食にも自分に必要なものは何か？を追求する姿勢が大事なんだ、という事をこの会から学んだ。それが人によって野菜だったり、魚だったり、肉だったりするのだろう。

そして、当日振る舞われた鎌倉の「KIBIYAベーカリー」のパンは、つなぎを使っていない天然酵母のパンなのに、それを感じさせないむっちりもちもちした食感に目からウロコの美味しさ。ひよこ豆のカレーも全て植物性食材でつくられながらもカフェで出されてもおかしくない美味しさとクオリティ（レシピはこちら）。食にもまだまだ知らない事が沢山あり、自分で調べて開拓すべき領域は沢山残されている。

そういった気付き、ヒントを得られた会でした。domingoさん他スタッフの皆様、素晴らしい企画をありがとうございました！

2月発売予定のEAT AND RUNの翻訳版の発売が楽しみ。